カテゴリー「スポーツ」の記事

2008年9月25日 (木)

通説

はてなブックマーク - asahi.com(朝日新聞社):プロ野球の「通説」は錯覚? 名大教授ら846試合分析 - 社会

このはてブのコメント、ダメなのがちらほら見られると思うんですけど、どうでしょう。なぜかニセ科学タグもついている。

2008年09月25日  riotworks baseball 「加藤教授らは、05年の全公式戦846試合のデータから検証した」って母集団少なすぎ。せめて「通説」が流布し始めた時代から現在までの全データを集めて検証すべき。素人の仕事。

「母集団」の用い方を誤ってません? 素人の仕事ってのは言い過ぎな気が。シーズンごとにどう変化したか、というのを見るのは興味深いでしょうけれど。

あるシーズンにおいて通説が当てはまっているかを確かめ、その傾向が見出されなければ、「通説に高い普遍性は無い」と考察する事は出来ると思いますが、どうでしょうか。問題設定にもよりますが。昔は妥当だったが状況が変わり当てはまらなくなった、だが通説として信じられている、という場合もあるかも知れません。

通説が本当に「通説」と言えるほど信じられているのか、という話もありますね。

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2008年9月19日 (金)

偉大な人

スポーツナビ | 野球|コラムイチロー、8年連続200本安打を達成! 1世紀ぶりメジャー記録に並ぶ(1/2)

まさに偉大。

イチロー選手に関しては、「記録」というのが、数値として客観的に比較出来るからクローズアップされやすく、そこがよく評価され、また、あのクールでストイックな態度から、その精神性の高さが分析される場合もあります。

私としては、彼の偉大さが、レベルの高い「身体運動」に支えられている(スポーツなのだから当たり前なのですが)という部分に多くの人が目を向けると良いな、と思いますね。

インコースを打て―究極の打撃理論 Book インコースを打て―究極の打撃理論

著者:高岡 英夫,松井 浩
販売元:講談社
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未読だけど、レビューなんかを見ると良さそう。松井氏との共著だし、穏当な内容だと推測。

武蔵とイチロー (小学館文庫) Book 武蔵とイチロー (小学館文庫)

著者:高岡 英夫
販売元:小学館
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これは本当に良い本。読みましょう。

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2008年9月 8日 (月)

フィジカル2

見物人の論理: サッカー界はなぜ鈴木桂治を見逃したのか/追記。

「柔道の強さ」はイコール「フィジカル面の強さ」なのか - カイ士伝

フィジカルという概念についてコンセンサスを形成すると、スムーズに議論が進むかも知れませんねえ。

多分、元々の発言は、フィジカルという語で、基礎的にな体力測定で得られるようなものと、いわゆる体格を含めたものを指していた、と思うんですよね。

で、それの差をカバー出来るか、という話。つまり、サッカーという競技で高度なパフォーマンスを達成するには、「エネルギー的体力」の因子がどのくらい寄与しているか、というのを考える。
そうすると、サッカーのような競技構造の場合には、「サイバネティックス的体力」の因子が大きく関わっていると考えられるから、それによってカバー出来るのでは、という考察も出来る。

まあ、そういう事かな、と。

※「エネルギー的体力」、「サイバネティックス的体力」は、孫引き引用。引用元:渡邊・臼井 『保健体育』 原典:大築 『たくみ』
引用元によると、猪飼が、行動体力を「エネルギー的体力」、「サイバネティックス的体力」に分けた、との事。

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高岡英夫氏の「鍛錬」シリーズを読むと、色々勉強になると思いますよ。あれは、疑似科学的論理がほとんど入っていないし、とても良いシリーズです。

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2008年8月22日 (金)

並外れている

上野投手は、尋常じゃ無いと思う。

精神力も身体能力も、物凄いですね。圧巻。

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2008年8月16日 (土)

化け物

下の方に、オリンピック100mの結果書いてます。

ボルトやばいボルトやばいボルトやばい。

飛んでるかと思った。

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2008年7月 3日 (木)

挑戦

スポーツナビ | 北京五輪への道 | コラム|36歳の朝原宣治「正真正銘の最後になる」

朝原選手には頭が下がりますね。

「チャレンジ精神」と言ってしまうと、衰えかけた人の努力を称えるという、少しネガティブなイメージも持ってしまいますが、朝原選手の場合、オリンピックという世界最高の舞台に挑戦出来るパフォーマンスを長年維持出来るというその事実そのものが、とても素晴らしい事だと思います。

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2008年1月11日 (金)

本質はそこには無い

以下乱文! 思考が濁っている。

はてなブックマーク - イチローに学んだ ルーチンへのこだわり - モチベーションは楽しさ創造から

鈴木一朗が何故「イチロー」たりえるのか。その奇跡的なパフォーマンスを支えるものは一体何であるか。それを看破出来ている人は、どれ程いるでしょうね。はっきり言って、「自分の身体」を見つめた経験の無い人には、「解る」事は不可能でしょう。なんだか身体論めいていますが、実際、イチロー選手のパフォーマンスは、身体運動な訳です。そういう意味で、ルーチン云々というのは、本質では無い。むしろ、本質な違いがあるからこそ、そういった所が生きてくるのです。凡人がいくらそれを真似ても、イチローにはなれない。だけれど、普通は、本質的な所には、なかなか気付けない。だから、ああいった記号的な、見えやすい所が、「イチローを形成した」重要な因子として、クローズアップされてしまうのでしょう。あたかも、それが必要条件であるかのようにね。

イチロー選手の発言等を見てみると、その内容は、極意歌や武術の伝書等に書かれている様なものなのですね。だから、その意味では、目新しさがある訳ではありません。むしろ、肝腎なのは、イチロー選手が、最高のパフォーマンスを体現しつつ、そういった発言をしている事なのですね。要するに、武術の勉強をした訳でも無い人間が、野球という競技を窮める過程で感じ取ったものが、昔日の武術の達人の悟った境地に一致している、という事実をこそ、重視すべきなのです。言っている事の凄さは、ある程度認識力のある人なら、気付ける。でも、それを論理的に理解しただけでは、あまり意味が無いのです。

簡単に言ってしまうと、イチロー選手と同じ事を言うだけなら、誰にでも出来るのです。受け売りすればね。それをもって、他人を感動させるのも、さほど難しい事では無いでしょう。だけどそれは、決して、イチロー選手と同じ高みにいるのを、意味しない。言っている事を出来ているか、というのは、また別な話なのだから。

たまに、イチロー選手の発言を分析して、それが凄い、と絶賛している人を見かけますけれど、果たして、本当に解っているのかどうか。身体という観点が抜け落ちていれば、絶対に、それは不可能なのです。

余談。

かと言って、殊更に武術等の文化を持ち上げて論じたり、科学的分析的思考を忌避したり、というのも、全然ダメなのですが。いるんですよ、武術系には、そういう人が。スポーツ界にもいますよね。凄まじいパフォーマンスを体現した人が、そういう分析的なものを嫌う、という。直感に優れているから、その「まとまったもの」を切り分けられるのに、抵抗を覚えるのでしょう。気持ちは解らないでも無いですが。出来もしないのに否定する、という場合もありますが、それは論外ですね。

ちなみに、イチロー選手が何故凄いか、その本質的な所については、このカテゴリーを読むと、接近出来るかも知れません。手前味噌にもほどがありますが、気付いていない人が多過ぎる(と言うか、気付いている人が見当たらな過ぎる)ので、しょうがないですね…。

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2007年11月23日 (金)

イースポ

日本eスポーツ協会設立準備委員会、発足記念イベント開催決定。「ウイイレ2008」、「鉄拳5DR」、「フリスタ!」の日韓戦を実施

JESPA::日本eスポーツ協会設立準備委員会

電通スポーツ事業局竹田氏とGoodplayer.jp犬飼氏による「E-Sportsの現状と今後の展望」アジア室内競技大会のe-Sportsで金メダルを!

なかなか興味深いですね。ウイイレは、いかにも採用されそうなタイトルであります。

日本でも、どんどん普及していくといいですね。

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2007年10月13日 (土)

コメント

痛いニュース(ノ∀`):亀田史郎氏 「大毅の反則行為、故意ではない」「闘志の現れ」…コメント発表

スポーツナビ|父・史郎トレーナー「大毅の反則行為は故意ではありません」

亀田興、大毅への反則指示否定「あれは亀田家のボクシング用語」(スポーツナビ) - Yahoo!ニュース

なんか圧倒的ですな。色々凄い。

ボクシング用語、ねえ…。

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2007年10月 7日 (日)

競技武術

少林寺、北京五輪に出場せず=競技武術と一線-中国(時事通信) - Yahoo!ニュース

当然と言えば当然、なのかな。

武術、北京五輪「特別競技」に=IOCも承認-中国(時事通信) - Yahoo!ニュース

中国伝統の格闘技「武術」

このトピックについては、全然知識が無いのですが、この表現は、公式のものなのですかね。

 中国武術竜獅運動協会の李傑会長は「武術は既に一定の世界的基盤を備えている。内容や試合ルールなどを改良すれば、将来五輪の正式競技にすることは可能だ」と強調した。

少林寺もそうですが、武術はスポーツと一線を画すものだ、と認識している所は、こういう動きを、あまり肯定的には受けとめないでしょうね。競技として捉えるのを、好まないかな。

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