メモ:高島弘文『科学の哲学』
- 範囲は比較的狭い。ポパーやファイヤアーベント辺りまで。ラカトシュなども出てこない風。
- ミルの因果関係論の解説が詳しい。
- 科学史的な具体的事例を豊富に扱って科学哲学的議論に結びつけて解説しているのが良い。主に科学の「方法」に焦点を合わせている。
- ファイヤアーベントには批判的。
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