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2011年1月10日 (月)

疫学の専門家がホメオパシーを支持していたという状況

別所でうさぎ林檎さんが書いておられたのを見て知った情報です。

日本ホメオパシー医学協会

このページから引用します。

ホメオパシーは体系的な知識であると同時に、長い間の経験が蓄えた人類の知恵でもある。よりよく生きるために一人でも多くの方にこの豊かな世界にふれてほしいと 願う

このコメントを寄せているのは三砂ちづる氏。プロフィールの紹介にあるように、疫学の専門家です。ベストセラーの本を出しているので、名前を知っている人も多いでしょう。かく言う私も、高岡英夫氏との共著など、二冊を持っていました。

ホメオパシー方面の議論を追っている方には今更言うまでも無い事でしょうが、疫学は、医学や公衆衛生、あるいはもっと一般的には、効果研究や因果推論に欠かせない、科学における最重要の方法です。その疫学の専門家たる三砂氏が、臨床的に効果が無いと判明しているホメオパシーについて積極的に支持する意見を出しているのは、大変問題であると考えます。

当該ページは2009年のものですが、昨年に様々の問題が明るみに出たホメオパシーについて(しかも、コメントを寄せている当の由井氏の組織が関係している大きな事件があった)、三砂氏は果たして、現在いかなる認識を持っているのでしょうね。

私であれば、ホメオパシーについて、次のように説明する事でしょう。

ホメオパシーは着想された当時はユニークで興味深い説であったが、長い間に蓄えられた人類の体系的な知識によって、誤っている事が判明したものである。よりよく生きるために、一人でも多くの方に、この説を現在も支持する事の危うさを認識して欲しいと願う。

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コメント

ーの効果に科学的な証明はありますか?

細胞レベルの動物や植物の実験例が数多くあります。又、疫病のためにホメオパシーを使った例は、最近キューバで行われた統計法で、高い効果が証明されています。http://www.homeopathyeurope.org/news-and-press/news/stunning-cuban-experiences-on-leptospirosis 

通常の薬は莫大のお金を使って、科学実験で効果をさぐります。それに対してレメディーは自然な物からできているので、特権で商売ができません。必要な利益が少ないので、ホメオパシーの科学実験のために、資本家はお金を出しません。だから、レメディーの結果の証明が現代の標準では欠けています。しかし、ホメオパシーの基本的な考え方は科学的な伝統に沿っています。試験記録を使って、明らかな原則や臨床の方法論から治癒に必要なレメディーを選べます。

ホメオパシレメディーはどのように選べますか

レメディーを選ぶ条件は患者さん個人の体質、性格、
ストレスに対する反応症状等を基準として行いますが、私の場合、顔の特徴なども用います。専門家がレメディーを選ぶ際に基準とするのは、200年前から現在に至るまでレメディーを使ってきた方法論とレメディーについての知識です。元も重要なのは試験から来る知識です。これは病気に関する臨床試験と違って、試験を受けるボランティア(試験者)は健康な人のみです。現代のホメオパシーの学校が生徒を試験者として、試験を行います。重要なのは数人がレメディーに対して、反応することです。病理的な症状は試験から出ません。むしろ微妙な反応こそレメディーを選ぶのに役にたちます。試験されているグループの中の10%位の被験者は共通した反応を発生します。症状は試験者の体質、性格や日常的なストレスに対する反応を表します。

私ガレメディーを選ぶ時には、この様な試験を組み合わせて、辞書のような基本{きほん}データの蓄積を使ってレメディーを選びます。この時パソコンを使います。治療のために通常180のレメディーから似た症状を探します。200年前にホメオパシーの原則を初めて観察したドイツの医者(ハネマン医師)はホメオパシーの原則を発見しました。体質、性格、やストレスに対する反応をもとに患者と試験で出た症状の形式を比較します。病状のある患者が試験され、レメディーの症状が似ている場合、病状が消えます。レメディーは黴菌等を殺しませんが、体、精神や感情的な問題を自然に解決します。約180のレメディーから、一つを選ぶのがホメオパス(私のような専門家)の仕事の一部です。その最もよく服用されたレメディーでは治らない場合、さらに3000種類の試験記録から、治癒のための自然反応を刺激するレメディーを選びます。現代医療は病名を手掛かりに薬を選びますが、ホメオパシーは病名を必要としません。ホメオパシーにおいては、試験で現われた症状と病人の症状が似ている場合にその症状が治癒します。

投稿: ellen | 2011年7月30日 (土) 12:00

見苦しいコピペですけど、しばらく置いときます。そのうち消し去ります。

投稿: TAKESAN | 2011年7月30日 (土) 15:19

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