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2009年5月24日 (日)

ぶれいん

TBS ドラマ 『 MR.BRAIN (ミスターブレイン) 』

面白いではないか。

以下。

報。

1話のネタバレ、ラストの部分まで含みます。

あれです。

このドラマを観て得心したのが、これは、逆転裁判的コミカルフィクションだ、という事。そう考えて観れば、結構面白い。数十箇所あった突っ込み所も、そういう前提で考えれば大丈夫。

間違っても、本格的科学物ミステリーなどでは無いのですな。

まあ、あれです。

や っ ぱ キ ム タ ク だ よ ね

キムタク補正が相当かかっているかも知れない。

神経科学的考証の部分については、vikingさん辺りの突っ込みなんか見たいなあ、と思ったり。フィクションの考証部分を突っ込むのも、一つの楽しみどころでしょう。

ここからは真面目な話として。

放送前にちょっと話題になった、ドラマが神経科学に対して誤った印象と言うか知識を与える可能性、について。

うーん、九十九が、他の登場人物をおちょくるために(後、はったりを利かせて犯人をはめる、とか)エセ脳科学的な話を吹聴している、という設定で無ければ、微妙な所は色々あったように思いますね。

へえ、脳科学ではこんな事も解ってるのね、的なイメージは与え得る、とは観てて感じました。最後のあれなんかはどうなんでしょうね。証言を引き出すためのトラップだった、て事だろうけれど。とすれば、fMRIは あっても無くてもどっちでもいい、という話になっちゃいますですね。

それにしても、狡猾で怜悧な犯人が、よくあんな程度の事で、自供するものだ。て言うか、科学捜査を勉強したのなら、脳イメージングが証拠としてまだ認められるようなものでは無い、なんてのは知ってそうですけどね。

あのドラマ、別に「脳科学」入って無くても成り立つじゃない、て思った視聴者が、数十万人はいたかも。いや、後から密接に絡んでくるのやもですが。

------

まあ、一番強く思ったのは、

ギャラどんだけかかってんだ

て事でしたけどね。

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

このエントリーとコメント欄、TBSドラマ 、『MR.BRAIN(ミスターブレイン) 』のネタバレを含みますので、ご注意下さい。

投稿: TAKESAN(ミスターブレインネタバレ注意) | 2009年5月24日 (日) 00:10

リアルタイムで初回見ました。
うーん、まだ「犯罪者の脳内に共通した特定の脳内現象がある」といった描写があまり無かったのが救いではあるのかなと。
ただ、「脳は絶対にウソをつけない」といったセリフや、ラスト前の高嶋政伸を犯人だと断定する為のfーMRIを使った実験の描写は、「特定の脳内状態が、自白や物的証拠に並ぶくらいに犯人の記憶や感情と密接な関連性がある」と、一般の視聴者に誤解させる可能性が高いとは思いました。
私はそこは非常にマズいと考えます。
フィクションで済ましているうちはまだ良いんですが、こういう番組が好視聴率を叩き出して流行り出すと、いずれ新潮新書や文春新書、光文社新書といった「雑誌よりは長く書店に流通するタイプの、世間での流行に乗った時事ネタ中心の教養本」タイプの新書で「某クオリアおじさん」や、その他の「脳科学で一発当てよう」的な書き手(研究者とは限らず、ライターや著名な知識人を含みます)が「脳科学で犯罪を抑制する」とか「脳を診れば犯罪者かどうか判る」みたいな物を書き散らす可能性が頭に浮かんできて、愉快な気持ちにあまりなれないんですけども。

投稿: 内海 | 2009年5月24日 (日) 01:29

内海さん、今晩は。

あれですよね。あの描写だと、「脳画像診断により犯人が判る」、とまでの認識は持たなくとも、「脳の部位と機能の対応はかなり細かく解っていて、それが相当の精度で確認出来る」、といった一般論的な部分についての認識を形成する可能性はありそうです。綾瀬はるかさん演ずる助手が、まだ研究途中じゃないか、と、ある種のフォローを入れていましたが、その後の展開のインパクトは強そうです。

実際この部分、anomyさんが懸念された所と関連するものでもありますね。脳画像診断を裁判で証拠として提出した、という例があったみたいです⇒脳画像で裁判するの巻 - 蒼龍のタワゴト-評論、哲学、認知科学-

こういうのって、便乗する人が出てくるのが常ですからねえ。そういうのは懸念します。

ちょっとブログ検索をして、「真に受けた」人がいるか、を調べようかとも思います。

投稿: TAKESAN(ミスターブレインネタバレ注意) | 2009年5月24日 (日) 02:15

ちょっと書くの忘れてました。

香川さんと海老蔵さんが、実に良かった。

それと、

MRIって、借りて簡単に設置出来るものなんですかね。部屋の構造に色々条件が必要だったりしそうですけれど。そもそも、工事して設置するようなものなんじゃないか、とか。
て言うか、ああいった大掛かりな医療機器って、法的な許可とか要らないんでしょうか。

------

ちょいとブログ検索しました。
軽く真に受けている感じのものが数件。脳科学ってすご、的なのもありましたね。

投稿: TAKESAN | 2009年5月24日 (日) 02:30

こんにちは。TAKESANさん、皆さん。

TAKESANさん:
> 逆転裁判的コミカルフィクション…
> 数十箇所あった突っ込み所も、そう
> いう前提で考えれば…

内海さん:
> 犯人だと断定する為のfーMRIを使った
> 実験の描写は…一般の視聴者に誤解
> させる可能性が高いとは思いました。

なるほど。ありがとうございます。
私の場合は見なくて正解だったかもしれません。「キイナ」の初回をリアルタイムで見たとき、ツッコミ疲れを起こしてしまったので。
法執行機関が関係しているドラマについては、どうも最近の私はドラマ的ご都合主義の展開に対して受容性・寛容性が低下してしまってますね。

投稿: YJS | 2009年5月24日 (日) 08:01

ご無沙汰しております。ついに本放送が始まったみたいですが、土曜日はワインを楽しむ日につき民放のショボいドラマにワインの味を邪魔されたくないということで、結局見ませんでした。笑

ところで、

>MRIって、借りて簡単に設置出来るものなんですかね。部屋の
>構造に色々条件が必要だったりしそうですけれど。そもそも、
>工事して設置するようなものなんじゃないか、とか。

1.5-3.0Tという非常に強い静磁場を遮蔽する必要がありますので、大抵の場合頑丈な防磁シールドルームを「建設」する必要があります。それにMRI装置自体が結構大きいので、どんなに狭くても40平米ぐらいはないと入りませんね。

通常のMRI装置なら、本体であるマグネット部の他に液体ヘリウムの再冷却装置や撮像データの機械処理系、そしてデータ処理用のサーバがくっついてきますから、結構大掛かりになります。僕が知っているMRI施設で最も小規模なところでも、60平米ぐらいの平屋建てを施工して導入していました。ドラマ本編は見ていないので何ともいえませんが、トレーラーか何かで適当にビルの中に運び込んできていきなり設置するなんていうのは不可能な話です。

まぁ、その辺は「ドラマ設定」の範囲ということで見逃せるレベルかもしれませんが・・・。

>て言うか、ああいった大掛かりな医療機器って、
>法的な許可とか要らないんでしょう
か。

法的な扱いは実はよく知りません。ただし、住宅街のど真ん中に入れたりすると「電磁波だから危険!」みたいな住民運動が起きることはあるようです。笑

そうそう、fMRIデータの扱いについてですが。fMRIデータを刑事裁判の証拠として使う、という話だと本物のヒト認知神経科学的にはアウトなので、容疑者を問い詰めるための小道具として使った、という設定にしたということなのかもしれませんね。

投稿: viking | 2009年5月24日 (日) 12:59

追記:

他所で第1話のあらすじを読みましたので、fMRIデータ云々のところについてのみコメントをば。

(以下ネタバレ)

特定の物事について、それを容疑者が記憶しているかどうかをfMRIで調べたというストーリーだったようですね。

で、海馬傍回(parahippocampal gyrus)に賦活(活動)が見られたので、「こいつはこの物事について覚えている」という結論になったということらしいですが。

端的にいえば、「被験者たった一人撮ったぐらいではそんなことはわからない」。記憶に関する海馬体(海馬そのものの他海馬傍回なども含む記憶系全体)の活動というのは、fMRIで15人とか20人の被験者のデータを撮って、それを統計処理して「有意だ」と判定されて初めて検出されるものなのであって、個々人レベルで本当に正しいかどうかはわかったものではありません。もしドラマ中では「ただ撮っただけ」だったのなら、一応神経科学的にはアウトですね・・・。

ただ、プロの視点から見れば、これを本当にやれる可能性のある方法はなくはないのです。もっとも、解析結果を出すまでに時間がかかりすぎて、容疑者に逃げられてしまいそうですが。笑

投稿: viking | 2009年5月24日 (日) 13:12

YJSさん、今日は。

あー、私見では、キイナより突っ込みどころ満載だったので、確かにご覧にならなかったのは良かったかもです。

私自身は、あらゆる設定がコミカルと言うか、いわゆるリアリティ追求型では無いので、その意味では結構整合性が取れてるのかな、と思って、一つのドラマとして楽しめましたですね。上でも書いた、逆転裁判的、と言いますか。

------

vikingさん、今日は。

これは丁寧なご説明、大変ありがとうございます。

ドラマでは、多分普通の部屋だったので、「そんな所に持ち込んで大丈夫なのか」、というのをすぐ思いました。シールドも無いだろう、それじゃ…的な。て言うか、「持ってくる」必要が全然無いんですよねえ。それを考えると、ドラマ的大袈裟演出、といった所なのでしょうね。
わずか数時間(長くて十数時間か)で手回しして搬入して設置するなんてどんだけー、なんて事は考えてたらキリが無いのでやめます(笑)

▼引   用▼
容疑者を問い詰めるための小道具として使った、という設定にしたということなのかもしれませんね。
▲引用終わり▲
ドラマでは、そういう流れでしたね。それで、その場合だと、かなり高い知性を持っている犯人がぺらぺら自供する、という部分が浮いてくるんですよね。証拠能力を持たない事くらいすぐに判るんじゃ、と。
もしかすると、「脳科学」や「fMRI」で犯人の心理を乱した、という事なのかも知れませんが、それを前提すると、他の部分に齟齬が(笑)

fMRIのご説明、勉強になります。ありがたいです。

ドラマではまさに、1人のデータをただ採って、というものでした。しかも、マンガに出てくるウソ発見器のごとく、定性的に、見たという記憶がある/無い を判別してるかのような描写だったと記憶してます。

ああ、後、右脳・左脳の話、普通の人は脳の数パーセントしか使っていない、などの小ネタがちりばめられていた、という残念な事実も。ええと、意中の人に好かれるには、常に左の視界に入るようにすればいい、という、心理学者が聞いたらコケそうな話も…。※
これも、上に書いたように、主人公がおちょくるためにエセ脳科学的な話をしてまわってる、という設定が無い限りは、あらら、ですね。

※ここで出てきた話ですね⇒キムタク、TBS新ドラマでイチローに挑戦!? (1/2ページ) - MSN産経ニュース


人は左側の視界の物を感性をつかさどる右脳で処理するから


なんか、茂木さんがいいそうなネタだな、と思ったのは私だけでせうか。

投稿: TAKESAN(ミスターブレインネタバレ注意) | 2009年5月24日 (日) 13:43

こんにちは。
私もみました。
個人的には、キムタクとヒロ君と言う、鮮やかなマーケティングにひっかかって。(*´v゚*)ゞ

でも、初回でオナカイッパイ。

脳科学うんぬんは、先にコメントなさっている皆さんのご意見の通りと思います。
最後の犯人を追いつめるための「アレ」に、脳科学なんて大層なものがいるか???と、突っ込んでいます。
ちょっと、危ういものがありますね、、、
それよりもなによりも、
私が今回、気になるのは「人間」の描き方が、かなり雑では???と、いうことです。
流行物(脳科学)にとらわれすぎて、もっと本質的な「人の思いの機微」が浅いように感じてなりません。
犯人の動機、なんて、あまりに乱暴ではないか???

そこへいくと、「逆転裁判」は、なかなか丁寧に登場人物を描いていると、私は思いますよ。

いずれにしても、次回以降の展開が気にはなりますね。
(なにしろ、お金、かかっていそうだからTBSも全力かけるでしょう、、、)

投稿: せとともこ | 2009年5月24日 (日) 15:44

TAKESANさん。

こんにちは。

kikulogから辿ってきました。

まずドラマの感想ですが、自分はこう思いました。

全体評として、せとともこさんが御書きのようにハリウッドの映画のように、ストーリー、設定、キャストなどを、マーケティングのような形で調査した失敗の少ない作り方だと思いました。

ストーリーは、それなりに面白かったけれど、特徴にやや欠ける印象で物足りませんでした。

キャラクター共々、これから細かいエピソードで深みを出してきたら好きになるかもしれないという感じです。

とくに、事前にアナウンスされてたほどにはキムタク演じる主人公九十九が、突き抜けた人物ではなかったので、少しがっかりしました。

普段テレビで見るキムタクならではの魅力はあると思いましたが、九十九としてのキャラがまだ立ってない印象です。

もし、自分が演出家なら、主人公の特徴だけは、特に圧倒的に嫌なマイナス面があると初回でバン!と強く出して確立して置きたいところです。

むしろ、視聴者に近い設定であるはずの綾瀬はるかと水島ヒロの身近さをもう少し前面に出して、視聴者目線の彼らが驚き戸惑いしかし感嘆するというシーンを中心にした方が良かったかと。

香川、海老蔵、トータス松本あたりのキャラは初回は抑え目にして、徐々に濃くするべきだと思いました。

問題の脳科学ですけど、恥ずかしながら自分も有名事件を時事問題として素人雑学知識で何か見い出せないかと考えたことがあります。

正確には今もじっくり考えています。

そのとき、素人の雑学だと前面に出して、本を読んだ狭い範囲のことだけであり、自分の知らない知見は教えてくださいという姿勢を保とうとしましたが、反論する人は自由自在なので、すごく広範囲に話しを広げて反論を受け困惑しました。

テレビドラマの中での脳科学であっても、扱う範囲が広がってしまうと、自分が困惑したように視聴者も混乱し、何か分からない不思議な凄いもの(逆から考えると怪しいもの)になってしまうと思いました。

だから、もしかしたら、ドラマ一話の中で扱う脳の機能は、一つの機能に絞ってその範囲でその機能が生きるストーリーを作れば、娯楽としても科学に興味を持ってもらう扉としても質が向上するように思います。

投稿: ファブヨン | 2009年5月24日 (日) 17:59

ご無沙汰しております。

ドラマは録画したきりまだ観ていませんが、どうやらメインライターが蒔田光治だそうですので、本格的に脳科学を捜査に使うような話にはならないでしょう。

なんせ、「TRICK」とか「富豪刑事」とかのネタミステリの人ですから(笑)。近頃ドラマ界で流行りのメタミステリではなくネタミステリな辺りがこの人の身上ですね(笑)。

ところで、このタイトルを目にすると、大月ウルフが巻き舌で「みすった・ぶるぇいん」と言ってるところを連想してしまうのはオレだけじゃないと思います。

投稿: 黒猫亭 | 2009年5月24日 (日) 20:42

皆さん、今晩は。

よくも悪くも、軽いと言うか浅いと言うか、そういうのは思います。個人的には楽しいドラマかな、とは思っていますけれど。

何て言うか、「つかむ」ために、派手な演出とか有名どころのゲストをちりばめて気を惹いた、という感じでしょうか。これからキャラの個性を出していくのかも知れません。

キムタクのキャラが、思ったよりフツーだった、というのは自分も感じました。もっと突飛な人物かな、と観る前は予想してました。

『富豪刑事』の人、というのは何となく納得です。私、あの作品好きでした。

投稿: TAKESAN(ミスターブレインネタバレ注意) | 2009年5月24日 (日) 23:39

こんばんは。途中しか見ていないので、コメント出来るような立場ではないのですが、全体としてリアリズムを追究しているのではないのだろうなあという印象でした。日本のテレビドラマは、どれもそうなのかもしれませんが。
大掛かりなセットにも関わらず、研究所内がとてもチープに見えてしまうのは、どうしてなんでしょうね。日常的に、人が使っているように見えないです。
綾瀬はるかが「脳単」を手に持っていたのには、ちょっとぴぴっときました。

投稿: corvo | 2009年5月25日 (月) 03:18

corvoさん、今日は。

意図的に、あり得ない感を出しているのかも知れません。見た瞬間に、んな研究所があるかっ、となりましたよね。一種のカリカチュアライズ、と言うか。

そういうのもあって良いのだとは思うし、私も好きですが、たまには本格的なのをやって欲しいと思います。仮に、小難しく地味なのを避けているとしたら(仮に、ですが)、ちと残念ですね。ただ、多く観られる、という地上波ドラマの目標的には、成功するのだろうな、と。初回視聴率は24%くらいだったみたいです。今のTBSの他の番組と比較して、異常に高いですね。

▼引   用▼
綾瀬はるかが「脳単」を手に持っていたのには、ちょっとぴぴっときました。
▲引用終わり▲
全然気付きませんでした(笑)

投稿: TAKESAN | 2009年5月25日 (月) 16:05

こんにちは。TAKESANさん、みなさん。

corvo さん:
> 綾瀬はるかが「脳単」を手に…

あぁ、そういうの、良いですねぇ。
たしかドーキンスの「The Selfish Gene」も、「不機嫌なジーン」や「寄生獣」で小道具として使われた(チラ見せがあった)ような記憶があります。
このような細工は、気付いた人には嬉しいものですよね。

その人物の背景情報としてキチンとした扱いがなされていれば、ドラマ世界に広がりを持たせることになると思います。

ところで、持っている本(や本棚のストック)が人物を表現するという話…NATROM先生のところで「利己的な遺伝子」に絡めた記事がありましたね。
以下のURL。
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20060519
妻との出会いに関するちょっとNerdっぽい言い方から(わざと?)始まって、ニヤリとするオチで締めています。

投稿: YJS | 2009年5月25日 (月) 16:55

YJSさん、今晩は。

小物に凝る、というのはいいですよね。知っている人が見たらニヤリとする、という。言われて後から気付いて、見返して納得、とか。

人物のパーソナリティを、あからさまな説明を避けて暗示的に示す、という感じですね。

九十九がモギケンの本を読んでたり、とか……さすがにそれは無いか。

投稿: TAKESAN | 2009年5月25日 (月) 23:28

一見意味ありげに脳科学の知見を鏤めておきながら、その実ありきたりの古臭い推理や引っ掛けの小技で犯人を追い詰めると謂う辺り、実はモギケンの手法を参考にしているのかもしれません(笑)。

投稿: 黒猫亭 | 2009年5月26日 (火) 04:21

こんにちは。TAKESANさん、みなさん。

corvo さん:
> 大掛かりなセットにも関わらず、研究所内が
> …日常的に、人が使っているように見えない

私は、番宣番組の方は見てまして、セットの紹介シーンではBONESの(ジェファソニアン研究所の?)影響が大きいのかなぁ、などと感じました。
たしかにピカピカすぎるとちょっと…というのはあるかもしれませんね。それに、政府の財政状況が厳しいおりですから、世間でもまれている大人の感覚だと胡散臭さを感じてしまう、とか。
BONESの方では、超絶金持ちからのウルトラ高額寄付金があるといった感じのシーンがあって、これはこれである種ツキ抜けた感じで正当化されてますね。

以下、脱線コメント(の続き)。いい加減にやめておかないと…と思いつつ(投稿してしまった…)。

TAKESAN さん:
> 九十九がモギケンの本

九十九がダニエル・キイスの「アルジャーノン…」とか持っていたりしたらどうでしょう?
ドラマ設定では「事故が原因で…」とかだったと思うので、自分の能力に対する不安感が微妙に伝わるかも、などと。

投稿: YJS | 2009年5月26日 (火) 11:11

YJSさん
僕もBONESを参考にしているのかもと思いました。
アメリカと我が国の博物館を比べても、大きな差を感じますし、アメリカであれば、あれほどの施設を持っていてもおかしくないかもしれないと思わせてくれる説得力を感じます。
BONESの場合、手で触れるもの、目で見えるものが対象になっており、それらを徹底的に調べ尽くしていく面白さがあります。施設内の設備が小道具としても生きていて、物語を豊かにしています。
アメリカと日本のドラマを見比べて、いつも不思議に思うのは、空気感や空間感の違いです。日本のドラマだと、全てのものがショーケースの陳列品のように光が当たっていて平板な印象です。一方、BONESなどを見ていると空間にメリハリがあって、画面の中に入り込みやすいです。
機材の問題なのか、ライティングの技術なのか分かりませんが、役者の顔ばかり見せなくてもいいじゃないかと思うのですよね。

投稿: corvo | 2009年5月26日 (火) 14:01

YJSさん、corvoさん、今日は。

BONESは、テレビCMで観て面白そうだと思い、以前corvoさんのブログで紹介されていたので、ますます観たい、と思ったのですが、まだ観てなかったり。

九十九は多分、ゲージ症例辺りをモデルにしているでしょうから、ちょっとカタめの神経心理学の専門書を持ってたりすると、おっ、と思われるかも。

役者をより目立たせている、という感じはします。よくも悪くも。

投稿: TAKESAN | 2009年5月26日 (火) 16:12

黒猫亭さん、今日は。

そのはったり的方法を主人公が解っててやってたりすると面白いと思うのですが、さすがにそれは無いだろうなあ。

------

ちなみに、vikingさんの所で、大変勉強になるエントリーが上がっていたので、ご紹介⇒大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 少なくともfMRIをウソ発見器に使うのはまだ時期尚早:フィクションと通俗科学や似非科学とは切り分けて論じられるべき(修正あり)

実際にドラマをご覧になってからまた書かれるそうなので、それも拝読しようと思います。

投稿: TAKESAN | 2009年5月26日 (火) 16:20

こんにちは。みなさん。

# 書いてみたらムチャ長いです。
# 予めお詫び申し上げます。

TAKESANさんが紹介してくださってるvikingさんのブログでエントリのいくつかを拝見しました。
ご指摘にある「実際の通りの科学だとドラマにならない」は、本当にその通りと思います。
では、どの程度ならOKなのか…実はこれに関連して、私が面白いドラマだと思ったものにちょっとした共通点があるなぁと気がついたのでした。

せとともこ さん:
> 私が今回、気になるのは「人間」の描き方
> が、かなり雑では???と、いうことです。

私はドラマ本編を見ていないので、せとともこさんが書かれている内容を(ココロの部分を含めて)きちんと把握できているかあまり自信がないのですが、文字で書くと私も同じようなことを注意してドラマを見ているようです。そして面白いか否かを判断している、と。

例えばBONESですが、これは私にとっては面白いドラマです。登場人物のブレナン博士・アディ博士・ホッジンズ博士のKYぶりといったら、私にはこれ以上無いと思うくらいですが、それには自身の資質や家族や(飛び級を重ねた時の学校の)友人関係が色濃く反映されているようなんです。
例えばアディ博士。飛び級を重ね、しかも飛び級のクラスでもダントツトップで、若くして(幼くして?)大学に入って、…とそんな感じ。友人との関係確立が難しいのは想像できます。NerdなKYぶり。
ブレナン博士は、なんと言っても幼い頃の父母の失踪と里親との関係が大きく影響していて、ゴリゴリの無神論者ぶりや権力・暴力装置への反骨精神ぶりも自身の自立過程と無縁ではないようなんですね。

要するに、ドラマが始まる前からのキャラクターというのが厳然としてあって、それはドラマが始まってからもすぐには変わらず、人物間の対立や和解の原因にもなり、ドラマの中で成長・変化するにしても、徐々にしか変わらない。
その辺りをブレない形でドラマに織り込んでいるかどうかが私にとっては重要なようなんです。
私はあまり最近の日本のドラマを見ていないのですが、何と言いますか「ドラマ開始前の人生を想像するのが困難」もしくは「ドラマ開始前の人生を推測可能だが共感できない」、はっきり言えば「ドラマのためにポンと生まれた即席としか言いようが無いキャラクター」と感じるのが増えているからのようなんです。
でも、例えば瑛太さんや石原さとみさんなどが出演していた「ヴォイス」、これなどはその辺りが描けていたように感じました。だから私にとっては面白かったんです。

で。もし科学的な方法論をドラマの小道具として使うのであれば、その分野の方法論だけは大事にして欲しいのですね。そして、どのような課題に対しても、基本はその方法論から出発する、なぜならその人物のキャラクターの主要な部分を占めるはず、骨に染み付いているはずだから、ということです。
私としては、そこだけかな、と。解析に要する時間や精度はかなり大目に見ても良いと思ってます。

ただ…法執行機関についてはやはりコンプライアンスが基本でしょう、と。だから法執行機関が関係するドラマで法的な側面に無頓着な登場人物だったりすると…即ダメなんす。だから「キイナ」も…みなまで言いませんが。そして「ブレイン」もたぶん…私には厳しかろう、と。

投稿: YJS | 2009年5月26日 (火) 19:21

そういえば、キムタクドラマ、前6話なんですよね。通常の連ドラからすると、半分くらいの長さですね。それを考えると、作り手も色々苦労するのかも知れません。

どこまで正確に、というのは難しいですね。基本的には、ウエイトを置いている、物語において重要な位置づけの所は、やはり現実にある程度即していないと、ウソっぽさが出過ぎるのはあると思います。今回で言うと、特に神経科学の描き方、ですね。

投稿: TAKESAN | 2009年5月27日 (水) 01:28

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