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2009年4月23日 (木)

口伝2

大分前に書いたInterdisciplinary: 口伝の続き。重複するかも。

  • 自分を、「肉という服を着ている」存在のように意識する。もぞもぞ、もぞもぞ。
  • 力を発する時。蟻が腰から背中を伝って肩を通り、拳から飛び出すかのように。
  • 脚。地面を掃くように(高岡を参照)。
  • 足。足が扇子になったかのように。
  • 手。「掌が」扇子になったかのように。指では無く「掌が」。
  • 肩周り。「肩を千切る」ように。
  • 杖。仮想的な筒の中を通すように。その筒は、前の手に固定されているとする。
  • 腰。浮かせた足の方の腰が落っこちていくかのように。
  • 首。「へい、そうですか」、と時代劇の商人が胡麻を摺る時のように。
  • 腰腹。風船が「全方向に」膨らむように。
  • 剣。剣で自分の身体を支えるようにするが、剣には油が塗られていてツルツルしている、とイメージする。剣先まで滑ってゆく。
  • 腰。転換。戦車が方向を変えるように。
  • 腹と脚。腹の中に小人がいて、脚を竿にして釣りをしている。
  • 脚裏。見えない椅子があるかのごとく(高岡を参照)。
  • 半身を替える体捌き。30cmくらいしか開いていない襖に触れずに向こう側に通り抜けるように。
  • 剣の振りかぶり。身体の中にベルトコンベアが内蔵されているかのごとく。
  • 剣の手の内。柄を「クリップ」する。がしりと握るのでは無く、挟むように。

こんな感じ。

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コメント

TAKEさん、こんにちは。

一生懸命、全部をイメージしようとしたのですが・・・なんだか頭の中に浮かぶものが、どんどん人間から遠ざっていまいます。

投稿: うさぎ林檎 | 2009年4月23日 (木) 15:20

うさぎ林檎さん、今晩は。

ビジュアル重視でイメージするのはダメです(笑) 大変な事に。

投稿: TAKESAN | 2009年4月24日 (金) 01:33

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