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2009年3月28日 (土)

ネタバレ注意

ネタバレ!!

ブログでネタバレを書く時、色々気を遣いますね。読まれたら終わりだから、工夫して、読まれる前に、ネタバレがありますよ、とちゃんと知らせる必要がある。

最近は、RSSリーダで記事を確認するのも多いと思いますが、そういう場合、タイトルにだけ「ネタバレ注意」と書いても、1行目でネタバレ本体を書いたとしたら、RSSリーダではそれがタイトルの直後に表示されたりするので、意味が無かったりするんですよね。RSSリーダで見てて、上の「ネタバレ!!」がいきなり目に入った方もおられるでしょ? まあ、これは目立つように極端にやってますが、ちょっと長めの文章でもぱっと見てしまって頭に入る事がありますね。だから、何行か改行してから書くとかして、ネタバレありますよー、というのを出来るだけ解らそうとしたり。

まあ、WEBなので、検索で引っかかる、なども考えられる訳ですが。書かないのが最も安全ですが、それを言っちゃあおしめえよ、なので。

追記:文字大きくする意味が全然無かった。後、明示してないですけど、アップ後、細かい所を何箇所か書き直し、追加しました。

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パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

>>ブログでネタバレを書く時、色々気を遣いますね。

オレはあんまり過度に気を遣わないほうですね。自分がネタバレを全然気にしない人間だと謂うのもありますし、最初から未読・未見の人に対する紹介や推薦と謂う意識ではエントリを書いていないと謂うこともあります。

ですから、最初に「完全ネタバレ」と書いて本文を畳むくらいのことはしますが、後は読むか読まないかは自己責任だと考えますし、まして検索で来る人にまで配慮する必要はないと考えています。

よくわからないのは、未読だったり未見だったりする作品について、ネットで他人の書いた文章を検索するけれどネタバレはイヤだ、と謂う言い分で、ネットで検索して情報を収集する以上は五分五分でネタバレにぶち当たるのは当たり前だろうとしか思わないんですね。

完全に白紙の状態で読んだり観たりしたいと謂うのであれば、そもそも情報は完全にシャットアウトして臨むべきだろうと思いますし、それは本人の自己責任だろうと思います。

これこれこう謂う映画を観ようと思っている人が、ブログを検索して事前に情報収集するなんてのは、「やめときゃ好いだろうに」としか思わないんですね。公式サイトで幾らでも必要十分な情報は取れるんですから。

対するに、ブロガーがブログと謂う個人のチャネルで自分が観た映画の話をする動機と謂うのは、他人に奨めたいと謂うのがメインではなくて、映画の話をすることそれ自体が目的なのですから、観てもいない映画について他人がどう語っているかなんて、ネタバレ覚悟でもなければ読むべきではないと考えます。

また、ネタバレを扱う姿勢が人それぞれなのと同様に、何を以てしてネタバレと感じるかも人それぞれなので、極端なことを言うと、作品の内容についてどんなことを書いても人によってはネタバレになると言えます。

しかし、そこは極論を言っても仕方がないので、やはり書き手のネタバレ観で判断するしかないのですが、所詮その程度の気遣いしか出来ないと謂う言い方は出来るでしょう。

ただ、オレが個人的に「これはダメだろう」と考えるネタバレの規準と謂うのは、作品の商品価値を落とすネタバレですね。典型的なのはミステリの犯人バレで、2ちゃんなんかでは注目作品が刊行されると必ず単独作品スレを立ててスレタイに「○○○の犯人は○○○」「○○○のトリックは○○○」と謳うと謂う類のイヤガラセをする輩がいますが、これはやっぱり作品の商品価値を落とすことになると思います。

また、公開間もない映画についてあんまり初期に詳細を開示すると、話の筋がわかれば観に行かないと謂う人もいますから、或る程度公開後日にちが経って、そろそろリピーターが動員の主軸になる頃になってからネタバレをしたほうが好いだろうとは思います。

ただ、刊行後かなり日にちが経っている書籍やすでにDVDが発売されているような映像作品については、今更ネタバレに配慮しても商品価値とは関係ないと思います。勿論、ミステリはかなり特殊な文芸ですので、一言の断りもなくネタバレをするのは言語道断ですが(笑)。

まあ、オレがそう謂うふうに考える動機と謂うのは、多分読み手や観客が他人の評判を基準にして作品の面白さを判断する感じ方に対してあまりよく思っていないから、と謂うのはあると思いますが。

何というか、他人の意見に保険を求めて、要領よく面白いものだけを選んで読んだり観たりしようと謂う考え方があんまり好きではないんですね。

ちょっと話はズレますが、ネットのレビューで「つまんなかった、カネ返せ!」とか言っている意見を見ると「バカじゃねーの?」としか思わないんですよ。

面白いか面白くないかは人それぞれの感じ方なので、自分にとって面白いかどうかは本人の見識で判断するしかない事柄です。それが外れてスカを掴んだのは飽くまで本人の不明なのであって、そう謂う自分の不見識を恥じもせずに声高に晒すなんてのは、醜態以外の何ものでもない。

そう謂う意味で、オレは気に入った作品をブログのエントリで他人に紹介したり奨めたりするつもりなんてさらさらないので、「観ていない・読んでいない人は読まないでください」と断るだけにしています。

投稿: 黒猫亭 | 2009年3月28日 (土) 05:43

おはようございます。
ネタバレですかぁ、、、
この言葉には思い出す過去があります。
なぁんて意味深に書く必要はないのですが。

これからクリスティーの推理小説について書くので、もし未読の方がいらしたらネタバレご用心。

子どもが小学生の時、
「かあさん、アクロイド殺害事件って知ってる?」。
「うん、凄く面白かったよ、○○が犯人なんだよね、、、」と言ったら、子どもに猛烈に怒られました。
今から読むところだったのだそうです、、、
「うわっ、、、ごめん、ごめん。聞かなかったことにしてぇ、、、」
「もう、オソイ」。

それから、しばらくして子どもは、「地中海殺人事件」の名前を聞いてきました。
「うん、面白かったよ。確か犯人は○○だっね、、、、
あっ、あれはオリエントか、、、」
「ウンギャ、、、、」と怒る子ども。
「えっえっえっ????どうしたの」
「今から読もうとしていたのに、、、、
前のことがあるから、本を読んでから聞いたのにぃ。マッタク。プンプン」
ヽ( )`ε´( )ノ


と、言うことで、子どもには、これをネタに
今でも脅されています。(^-^;
ハハハ〜〜〜〜

それ以来、結構、気を使っているんですが、、、、
いかんせん。
すぐ忘れてしまう。
ははは〜〜〜〜


と、言うことで、じゃぁ〜〜〜〜ね!!!
(黒猫さん>お元気ですか????)

※管理者註
「○○」の部分は、ミステリーの犯人について書いてあるので、伏字にしました。

投稿: せとともこ | 2009年3月28日 (土) 10:15

黒猫亭さん、せとともこさん、お早うございます。

たとえば、古典のようなものと、今クールやっているアニメ、とかでは、扱いが違うとも思います。

一行目にストーリーの核心部分、「○○が死んだ」などの内容を書いてあると、困りますね。その時点で観ているが沢山いる場合、ですね。そういう時、RSSリーダで「目に入る」事があります。ごく少ない情報でも勘付く。

ちなみに、私は古典ですらネタバレは書かないです。ゲームでも、アレとかの著名なネタバレにも触れないですね。←アレ、だけで見当がつく(笑)

私は基本的に、製作者が公開している情報以外は、潜在的にネタバレと解釈される可能性を持っている、と思っているので、相当気を遣います。

投稿: TAKESAN | 2009年3月28日 (土) 10:36

こんにちは!!!

おおおお、、、
○○、
ありがとうございます。

実はネタバレと言えば、ひぐらし。
恐いのでネタバレサイトみながら、みながら、、、
漸く一部だけ見ました。
見てしまえば面白かったのですが。
「ゼロ」も恐くて、私はしていませんが、子どもは全部クリアして、ネタバレしてくれました。

と、言うことで、恐いゲームやアニメはネタバレに頼っています。

全然関係ないのですが、キイナ、面白かったですね!!!
続編でるといいなぁ、、、
それから、
今、「逆転検事」。どうしようか、思案中です。

では、、、またね!

投稿: せとともこ | 2009年3月28日 (土) 12:40

>せとともこさん

>>(黒猫さん>お元気ですか????)

元気はないですが、息災にはしております(笑)。

しかし、古典とは謂え著名なミステリ二作の犯人バレを…(笑)

>TAKESANさん

>>私は基本的に、製作者が公開している情報以外は、潜在的にネタバレと解釈される可能性を持っている、と思っているので、

その通りです。ですから、論理的に導き出される結論としては、「製作者以外の者が作品を語る言説はすべて潜在的にはネタバレである」となります。

そうすると、公開の場でネタバレをしてはいけないと謂うことを徹底するなら、自分の鑑賞した作品について一切ネット上で語ってはならないと謂うことになります。

では、自分の感じたことだけを語る分には構わないのか、たとえば「面白かった」とか「感動した」とかは好いのかと言えば、場合によってはネタバレになります。たとえば、ドタバタコメディと見せ掛けておいてラストで不意打ちに観客を感動させると謂う種類の作品もありますが、そう謂う場合「感動した」と語ることは重大なネタバレになります。

つまり、ネタバレ自粛と言い出すと、原理的には作品について一切何も語ることが出来なくなるのです。しかし、文芸作品と謂うのは本質的に受け手に論じられることを含めて鑑賞行動が完結する筋合いの意味構造ですから、文芸作品の感想や批評を公表する自由は必ず確保されねばなりません。

オレの考えでは、ネタバレと謂うのは特定個人が未見・未読の作品についてどの程度の情報が欲しいのか、と謂う主観的な条件によって左右される窮めて恣意性の高い事柄だと考えます。

これを書き手の側が予測して大多数の人にとってネタバレにならない書き方をすると謂うのは、基本的に不可能だろうと考えます。個人のツボと謂うのは人それぞれ違いますし、それについて事前情報を入れたいか入れたくないかも人それぞれ感じ方が違います。

ですから、読み手の側にネタバレを避ける自由が選択肢として確保されているならば、ネタバレ情報が公開されていること自体は何ら忌避さるべきではないと考えます。

このエントリもそのような文脈上の話だと思うのですが、「○○についてのネタバレがありますよ」と合図をすることで読まない自由が確保されているのであれば、ネタバレをすること自体は何ら問題ではないと思います。

RSSリーダの話なども、日頃定期的に読んでいるブログで断りもなしに特定作品のネタバレが公開されていて、それが自動的にリーダ上に表示される部分に及んでいたら、読者にはそれを避ける自由度が確保されていない、そこが問題だと謂うことでしょう。それならば理解出来ます。

一方、検索で来る人のことは考慮に値しないと謂うのは、そもそもネット検索してブログを読みに来る場合、そこに書かれているのが「製作者が公開した情報」である可能性はまずないですよね。個人ブログで特定作品について書かれた文章と謂うのは、十中八九まで書き手の鑑賞記ですから、わざわざそれを読みに来たのだから、ネタバレに当たってしまうのは当たり前のことだと謂う話ですね。

そこで、単なる個人のブログでネタバレにまで配慮してくれているだろうなどと期待するのは甘えですし、まず間違いなく何らかの意味でネタバレがあるのが当たり前のところをわざわざ読みに来るのは、完全に読み手の自己責任だと謂うことなのですね。

で、多分TAKESANさんはそんなことは考えておられないと思いますが、ネタバレを嫌うタイプの人々の考え方と謂うのは、オレの経験では大概先鋭化します。つまり、そもそもネット上にネタバレ情報が存在するべきではないと謂う極論にスライドする可能性が窮めて高いと謂うことです。

2ちゃんなどをご覧になっても、ネタバレスレの存在に否定的な人々が多いことは御存知だと思います。これは一種の予防主義的な考え方で、そもそもネット上に一切ネタバレ情報がなければネタバレに接する機会がないと謂う論理ですが、それを言い出すと前述の通り作品論や批評的な言説が一切不可能になってしまうのです。

その意味で、公開の場におけるネタバレ自体がよろしくないと謂うことが世間のコンセンサスになってしまうと甚だ不都合な状況が出来するわけで、それはネット上で文芸作品を詳細に論じてはいけないと謂う主張まで後一歩なわけですね。

なので、個人の鑑賞記には必ずネタバレがあるのが当然で、それを避けたいならわざわざ他人の書いたものを読みに行くな、と謂うのがコンセンサスになるのが妥当だろう、と謂うのがオレの考え方です。

ですから、このエントリの趣旨が「ネタバレがある場合、読み手にどのように合図するのか」と謂う論点に限っているのであれば、一切異論はありません。そのつもりもないのに、合図が不十分な為の事故でネタバレに触れてしまう気の毒な人が出ないように配慮すべきだ、それがマナーだ、と謂う意味であれば、その通りだと思います。

その意味で、ちょっとここまで書いたことは本文の論点とはズレているのかもしれませんが、TAKESANさんのご意見だと、ネット上のネタバレ自体をあまり良いことだとお考えになっていないのか、それとも十分にネタバレに注意を喚起しておけばネタバレ自体には何ら問題はないとお考えなのか、その辺が少し曖昧だと思いましたのでこう謂うことを書かせて戴きました。

投稿: 黒猫亭 | 2009年3月28日 (土) 12:41

>せとともこさん

ああ、怖いもの系だと、先の話を知っていれば怖さが和らぐ、というのはあるかもですね。

キイナ、最終回見逃しちゃいました。

逆転検事は面白そうですねえ。体験版は、相変わらずの面白さでした。

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>黒猫亭さん

見えにくい所にあれば問題無い、と思ってます。

投稿: TAKESAN | 2009年3月28日 (土) 12:54

>TAKESANさん

>>見えにくい所にあれば問題無い、と思ってます。

であれば、特段の異論はありません。

ウチのブログはリアルタイムの映像文芸批評がメインコンテンツですので、ネット上のネタバレ自体がいけないと謂うことになると、原理的には存在を全否定されてしまいますので、ちょっと拘ってしまいました。

投稿: 黒猫亭 | 2009年3月28日 (土) 13:43

あれです。

内容をばらす事に強く否定的であれば、
▼▼▼引用▼▼▼
ブログでネタバレを書く時、色々気を遣いますね。
▲▲引用終了▲▲
とはそもそも書かないです。

初めから、「ネタバレを、内容を見る前に知らせるにはどう気を遣えば良いか」、という前提で書いているエントリーです。

投稿: TAKESAN | 2009年3月28日 (土) 14:06

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