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2009年2月21日 (土)

統計解析とバイオメカニクスの本

勉強したい人のための 統計解析のきほん Book 勉強したい人のための 統計解析のきほん

著者:松井 敬
販売元:日本実業出版社
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これは大変に良い本。

統計学を全然勉強した事が無い人が読む、という意味での入門書ではありませんけれども、ある程度学んだ後に、知識を整理・おさらいするのにいいと思います。書き方が、とても明快で解りやすく、丁寧です。オススメ。なか見!検索も出来ますね。

身体運動のバイオメカニクス研究法 Book 身体運動のバイオメカニクス研究法

著者:ゴードン ロバートソン,ジョセフ ハミル,ギャリー カーメン,ソーンダーズ ウィトルシー,グラハム コールドウェル
販売元:大修館書店
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本屋で見かけてめくってみたのですが、これはめちゃくちゃ面白そう…。

目次と内容紹介⇒http://thistle.est.co.jp/tsk/detail.asp?sku=40936

目次だけでグッとくるぜ…。

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「科学論」カテゴリの記事

コメント

統計学については、放送大学の計量心理学をチラッと見ただけの知識しかないので、掲示板の血液型の議論にはいま二つか三つついていけないのでこちらでお伺いします。

1)abo fanさんの主張が、微弱なシグナルの中にしか見出せないのなら、あそこまで断言するためには精度の高い検定ではなく、エラーとの分解能を高めた再調査が必要なのではないか

2)サンプルサイズを大きくすれば、危険域(?)を5%ではなく3%とか1%に設定できるのではないか

3)そこまで綿密な調査をしなければ確証が得られない低確率な事を根拠に、血液型から相手の性格、行動を予測することに意義があるのか

4)昔TVに出ていた姓名判断師が、電話帳で調べた画数の分布と、新聞で調べた事件事故に遭った人の画数の分布の違いを根拠に姓名判断の確かさを説いていたが、それと血液型統計との違いは何か

5)渡邊さんのデータで注目できるのは回答者の血液型による差異ではなく、O型についての回答率の低さで、これこそ思い込み効果(のようなもの)の表れなのではないか

とか思ったのですが、的外れすぎますか?

投稿: taka | 2009年2月23日 (月) 19:48

takaさん、今晩は。

基本的にABO FANさんの論は矛盾だらけなので、そもそも整合的に解釈するのが出来ない、というのがありますですね。

1)
ABO FANさんの主張は、文字通りには、「帰無仮説が棄却されれば”血液型と性格に関係がある”と言える」、というものですね。

それで、帰無仮説が棄却される=帰無仮説が誤っている、では無いので、まずこの時点でおかしい、と言えます。

で、仮に帰無仮説が正しいか否かを知る事が可能であるとして、
ABO FANさんの言う帰無仮説とは、「差が無い」ですから(何と何に差が無いか、というのはよく解りませんが)、結局主張は、「帰無仮説が正しく無い」=「血液型と性格に関係がある」となります。※実際そう言った

でも、帰無仮説が正しいという事自体が現実にはほとんど考えられないのですから、――2)とも関わってきますが――サンプルサイズを大きくすれば、母数の差が小さくても有意になるんですよね。

で、

3)
その程度の差なのであれば、行動予測のために血液型を手掛かりとするのは意味が無いだろう、という事で、仰る通りだと思います。

4)
そのエピソードは初めて伺ったので、ちょっと、具体的には何とも言えないですね。

一般論としては、仮に、画数と事件への遭いやすさに何らかの連関が見出されたとしても、他の様々な変数の絡まりを考慮しなければなりませんし、そもそもそのような事件との関連を見るか、というのもありますね。
また、「画数」をどの尺度と見るか、というのもありそうです。名義尺度としか捉えられないかな。

5)
回答のバイアスや、回答に当たってのステレオタイプについての検討は、詳しくなされる必要があろうかと思います。

投稿: TAKESAN | 2009年2月23日 (月) 20:26

訂正

 >そもそもそのような事件

 →そもそもどのような事件

後、「でも、帰無仮説」~のくだりは、再び統計的推測の話に戻っている、という風に読んで頂ければ。ちょっと推敲が足りず、おかしくなってしまってますね。

投稿: TAKESAN | 2009年2月24日 (火) 01:38

解説、ありがとうございます。

データが先か占う手法の開発が先かはわからないですが、その姓名判断師は隷書体での判断を廃して楷書体のみで判断する、文字間や姓と名の間の画数バランスは問題にはせず総画数のみで判断するというスタイルで、同時出演していた複数の同業者とは違っていました。

なので「縁起が悪いからやめよう」以上のことは言っていないですし、この程度の実証データなら新宿の母の占いのほうがよっぽど信用できます。まあ、占いという括りの中からはみ出さないなら強硬に否定する理由は無いんですが。

占いでさえこの程度の実証データを出せるのですから、血液型性格判断は占いとは格が違うと主張するには、やはりもっと強いシグナルのデータを出すか、性格形成において弱いバイアスをかける生理学的作用の裏付がいると思います。女性は口紅の色にうるさいという命題にも生理学的説明があるように。

県民性が受け入れられているのは、弁証法の域を出ないとはいえ社会学的な説明が出来るからで、「○型因子が脳内にある」というだけでは説明が弱すぎる。

投稿: taka | 2009年2月24日 (火) 12:53

takaさん、今日は。

そうですね。そして、その部分に関して、もう何年もABO FANさんと他の人々との間でやり取りが行われているんですよね。相変わらず、と言いますか、ループの様相を呈しておりますが。※ABO FANさんの十八番として、「心理学者が言っている」というのもありますね

県民性に関しては、社会あるいは状況の影響が大きいのでは、との直感に整合するから、という理由があるのかも知れませんね。どの地域に居住している、育ってきた、というのは、社会的要因ですから、そこも受け入れやすいのかも。

------

ああ、そういえば、血液型ドラマが始まりましたねえ。昨日やってて、ちょっと観たのでした。

投稿: TAKESAN | 2009年2月24日 (火) 13:08

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