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2009年1月 6日 (火)

伝書

私は古流を習った訳ではありませんが、剣の操法や身法については、古流の伝書を色々参考にしました。中でも、

 柳生新陰流道眼<OD版> 柳生新陰流道眼<OD版>
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(文字化けしてる? OD版っていうのがあるんですねえ。)

この本は、非常に参考になりました。新陰流柳生派の伝書と解説がいくつも収められていて、かなり良い本だと思います。

この本を読んだのは、もう10年くらい前なので、図書館で借りて再読し、ここで記事でも書いてみようかなあ、と思う今日この頃です。認識力も知識も、今とは比べ物にならないから、新しい読み方が出来るかも。

昔は武術書をよく読んでいましたねえ。他にも、天狗芸術論とか五輪書なんかは、とても良い本だったように記憶しています。

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「武術・身体運動」カテゴリの記事

コメント

私の先のエントリにおいでになられた方(猫左衛門さん)が,五輪の書が古流剣術の戦闘法そのままと書いておられました。
 コメント,全て貴重な御意見で,ありがたくとても参考になりました。
 この点,少し,追記しようと思います。

投稿: complex_cat | 2009年1月 6日 (火) 17:20

実は、このエントリーを上げる前に読んでいました。よく考察された、ご尤もな見解であると感じました。

現代剣道との異なりについて、このエントリーで紹介した本でも言及されていたりします。特に手首や肩の使い方が詳しいですね。

ちょっとサービスをば。
前にノートにとっていたものが残っているので、引用してみます。
引用書は本文で紹介した本。
伝書は、柳生兵庫助利厳 『始終不捨書』です

……と思ったら、普通にWEBにありました。
手間が省けた(笑)

http://shinkage.tenbwl.com/bujyutsu/densho/fushasho.htm

上掲書では、これらの教えについて詳細な解説が入っていて、大変参考になります。

初めて読んだ時は、中国武術の身法の要諦に通ずるものを感じて、おお、と思ったものです。

例 ※メモなので、原文と同じで無いかも知れません(漢字表記や仮名遣いを変えているかも)。ご了承下さい。後日確認して修正なりします。

十禁習之事より
▼▼▼ここから▼▼▼
五.腰の折れ据る事

兵法歌 「腰の折れ またすわるのをきらうなり 折れてすわるのは なおあしきなり」

斬り込んだ体勢にて腰がよい意味ですわるのはむしろ望ましいことである。ここでいわれているのは、腰柱の後屈の者に多く見うける現象で、腰が前へ出過ぎて折れ屈んでしまうので、足が居付くようになることである。
▲▲▲ここまで▲▲▲

もう一つ、十好習之事より。先日私が書いた、手首などの動きの戒めに通じます。

▼▼▼ここから▼▼▼
七.太刀を使う事、肩かいな惣身より打ち出すべき事

両肩とかいな総身から打ち出す

兵法歌 「拳肱二つのつがい無きものと 肩の拍子を惣身より打て」
拳・うで首と肱の二つの関節の働きを用いることを厳しく禁習し、肩・かいな・惣身より太刀を打ち出すとき、特に両肩さきに気をとり肩に拍子を持て ※後の方、文が不正確
▲▲▲ここまで▲▲▲
どうでしょう。なかなかに面白いものではないでしょうか。武蔵も身法については相当具体的に書いていますが、実は柳生も書いているんですよね。

投稿: TAKESAN | 2009年1月 6日 (火) 19:25

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