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2009年1月12日 (月)

メモ:剣の持ち方

  • 拇指丘で柄をくるむようにする。すなわち、拇指の中手骨で挟む。
  • 指先では無く、二番目の骨(中節骨)で挟み込むようにして持つ。指先は浮いても、柄は恰もきっちり手の内に吸い付いているように。
  • 指先を使わないという意味では無い。先行させないという事。
  • 合谷の部分を柄の中心に合わせる、という目安もあるが、あまり手を反らすと窮屈になるので、気をつける。
  • 左右どちらの手に力を入れるか、という所にはあまり拘らない。剣がどのように運動するかを認識し、それを助けるように手を用いていく。

これらは経験的に見出した骨(コツ)。

本質的に重要なのは、剣がいかに運動するか、という所。最も剣が合目的的合理的(剣をどのような目的で用いるか、によって、剣が力学的にどう運動していくのが合理的であるかが決まる)に運動するように剣を用いる。それは本来、バイオメカニクス的にも考究すべき事柄。

もちろん、剣が力学的にどう運動するか、というのは、他の様々な論理と整合するように考える必要がある。すわわち、体捌きなど。いかに美しく斬れるか、という部分だけでは、「武術」としては不足しているという事である。

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