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2009年1月24日 (土)

今まで書いたもの

Interdisciplinary: 水からの伝言批判

もっかい上げときます。

水伝のポイントを一つ。

水伝は、検証可能であり、検証不能でもある。それは観点による。

ちょっとここは押さえておきたい所ですが。

検証不能であればニセ科学には含まれ得ない、という事は無いですからね。検証不能である事を検証した、と言えば、それは非常に解りやすいニセ科学。本質的には水伝はそれです。要するに、普遍的な「良い言葉」や「綺麗な結晶」を前提している時点で、それは本来検証不能。

で、水伝を検証可能であると看做すのは、その主張を、「言葉によって水の構造は変わるか」という風に解釈した場合。

追記:もう少し書きます。

水伝が、実験した、などの主張をしているのは、これは明らかな事です。さすがにこれを否定する人はいないでしょう。

それで、上にも書いたように、本来水伝は、検証不能です。検証可能であると言われる場合もありますが、それは、メカニズムは措いておいて、入出力の関係を見て統計解析をすれば・・・という風に見るのは一応出来る、という話です。実は、それが確認されたとしても、水伝が証明されたとはならない訳です。なぜなら、水伝はそもそも、「良い言葉」が「綺麗な結晶」を作る、という「普遍的」(社会的な共通了解としてでは無い)価値判断を論に含むから。

という訳で、そもそも検証不能なものを実験して確かめた、などと言っているのですよ、水伝は。これのどこが曖昧なのか、と思います。しかも、江本氏のサイトに「科学」と書いてあるのは、NATROMさんが採り上げられた通りです。

ところで、水伝はそもそも検証不能である、というのは、そんなに多く見られない気もしますが、どうでしょうね。

ここら辺の論理を、他にもdlitさん辺りがヴァシッと書いて下さったりしないかなあ、とか、他人任せな事を考えたり・・。

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「科学論」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

僕も最近いくつか水伝の検証可能性についての言及を見かけて気になっていたので、また近いうちになんか書こうと思います。

投稿: dlit | 2009年1月26日 (月) 14:32

dlitさん、今晩は。

 >また近いうちになんか書こうと思います。

これは期待。

水伝の検証可能性というのは、水伝の本質に関わる部分なので、きちんと論じる、あるいは定期的に採り上げる価値があると思います。

投稿: TAKESAN | 2009年1月26日 (月) 17:36

こんにちは。
遅くなりましたが書いてみました。
こんな感じでどうでしょうか…
http://d.hatena.ne.jp/dlit/20090214/1234599301

投稿: dlit | 2009年2月14日 (土) 17:20

dlitさん、今日は。

お疲れ様です。
やはり、お書きのような観点からの言及が多くあった方が良いと思うので、GJであります。

dlitさんや朴斎さん、(最近マイナスイオンに凝ってる)とらこさんが書かれたエントリーは、水伝の本質を衝く批判なので、もっと広く読まれて欲しいです。

投稿: TAKESAN | 2009年2月14日 (土) 18:03

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