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2008年12月18日 (木)

数理心理学

Book 数理心理学―心理表現の論理と実際 (心理学の世界 専門編)

著者:吉野 諒三,山岸 侯彦,千野 直仁
販売元:培風館
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この本を読もうとした……が、難しすぎて撃沈した。

いや、数学に親しんでいる人ならば、さほど手ごわいものでは無いのでしょうけど…。

やっぱ、分野を問わず、ある程度の数学理解は必須だろうな、と思います。

実証科学方面だと、少なくとも統計学は知っておかないとね。で、どこまで知っておけば良いか、と言うと、構造を理解するには数理統計学的な所まで踏み込まざるを得ないだろうから、それを勉強しようとすると、当然他の分野の知識も関わってくるのですな。

結局、高校で習うような数学が、基礎としてどれほど重要であるか解ってきて、後悔する。これを、after carnival と言います。

勉強勉強・・。

余談。

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科学論」カテゴリの記事

コメント

 数学、本当に同感です。(と、言ってもレベルが違う話ですが)
 
 とりあえず、中学生レベルからやり直そうかな、と思っております。

投稿: どらねこ | 2008年12月18日 (木) 13:25

どらねこさん、今日は。

痛感、という感じですよねえ。後から学び直すにはなかなか手強いですし。

▼▼▼引用▼▼▼
 とりあえず、中学生レベルからやり直そうかな、と思っております。
▲▲引用終了▲▲
私は小学生レベルからやり直しました。
小学生向けのテキストって、実はものすごく丁寧だったりするんですよね。

投稿: TAKESAN | 2008年12月18日 (木) 13:56

 またまた同意です。
 過去の努力と情熱の結晶といえるでしょうね。
 TOSSは先人の努力を踏みにじっているようにも見えます。
 TOSS批判が現場批判にならないように十分な配慮が必要ですね。

 度々おじゃましてゴメンナサイ

投稿: どらねこ | 2008年12月18日 (木) 17:30

TOSSは、インスタントでショートカットですね。学問の面白さとかを全部蔑ろにしていると思います。

確かに、教育現場一般の批判で無いというのは配慮したい所です。

投稿: TAKESAN | 2008年12月18日 (木) 18:00

読んでみました。
確かに難しくて、理解しにくいことは確かです。
問題は、現在の心理学とどう関係している、というか、どう利用されているかでしょう。
しかし、この本では応用面の説明が少なく、特に性格心理学については何も触れられていないようです。
ですのでこのシリーズだと『計量心理学』の方が、現場に近いような気がします。
ただ、こちらも、「血液型と性格」に直接関係する部分(ノンパラメトリックなデータ)の解説は少ないような気がします。
どうでしょうか?

投稿: ABO FAN | 2008年12月18日 (木) 23:23

って、そもそもこのエントリー、血液型と性格の話とは全然関係無いんですが…。

計量心理学の方は読んでいないです。

投稿: TAKESAN | 2008年12月18日 (木) 23:46

私は、血液型と性格だけではなく、心理学全般の話もしたつもりなのですが?
この本は、(ごく)一部の社会心理学ぐらいしか直接関係がないのではないでしょうか?という意味です。念のため。

投稿: ABO FAN | 2008年12月19日 (金) 00:06

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