31の杖
武術動画の旅をしていたら、31の杖(合気道の杖の型)が沢山アップされていて、びっくり。
色々観ていて、面白いなあ、と思ったのでした。それぞれの癖があったり、型の意味を解釈していないだろうなあ、というものがあったり。動きが流れてしまっているのも結構見られました。流麗というのとは違って、緩急が無くて、極めるべき所を極めていない。中国武術で言うと、きちんと発勁せずに流してしまう、という感じになるでしょうか。
一つの型なのに、行う人によって実に面白い違いが出るものだ、というのが解るので、いくつか貼ってみましょう。
一人で行う型と、二人で組杖として行う、合わせの型があります。合気道にも一人型があるんですよー。知らなかったでしょう?
↑なんちゅう場所でやってるんだ…。
あまり貼ると激重になるのでこの辺で。
っと、やはりここで、見本を貼っておかねばなりますまい。
斉藤守弘先生による演武です。
全然違いますでしょう?
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コメント
31の杖の動画を観てまわってます。
うーむ。
突きの時の前の手が使えていないのが多過ぎるなあ…。突きは、杖を扱く、手の内でスライドさせるのが大切なんですけどね。
どうして、杖で剣を(組太刀のように)受けてはいけないか(剣は杖を回して弾く)、とか習わなかったのかな。
最初の返し突きも、後ろの手を手繰るようにしてはいけないんだけどね…。後ろの手は一教の切り下ろしの要領で、前の手は「前方」に動かして、杖を突く準備をする訳ですな。
その内ミクさんで再現するかな……。
投稿: TAKESAN | 2008年10月29日 (水) 21:57