« 母集団と標本 | トップページ | 情報の与え方 »

2008年10月29日 (水)

31の杖

武術動画の旅をしていたら、31の杖(合気道の杖の型)が沢山アップされていて、びっくり。

色々観ていて、面白いなあ、と思ったのでした。それぞれの癖があったり、型の意味を解釈していないだろうなあ、というものがあったり。動きが流れてしまっているのも結構見られました。流麗というのとは違って、緩急が無くて、極めるべき所を極めていない。中国武術で言うと、きちんと発勁せずに流してしまう、という感じになるでしょうか。

一つの型なのに、行う人によって実に面白い違いが出るものだ、というのが解るので、いくつか貼ってみましょう。

一人で行う型と、二人で組杖として行う、合わせの型があります。合気道にも一人型があるんですよー。知らなかったでしょう?

↑なんちゅう場所でやってるんだ…。

あまり貼ると激重になるのでこの辺で。

っと、やはりここで、見本を貼っておかねばなりますまい。

斉藤守弘先生による演武です。

全然違いますでしょう?

|

« 母集団と標本 | トップページ | 情報の与え方 »

武術・身体運動」カテゴリの記事

コメント

31の杖の動画を観てまわってます。

うーむ。

突きの時の前の手が使えていないのが多過ぎるなあ…。突きは、杖を扱く、手の内でスライドさせるのが大切なんですけどね。

どうして、杖で剣を(組太刀のように)受けてはいけないか(剣は杖を回して弾く)、とか習わなかったのかな。

最初の返し突きも、後ろの手を手繰るようにしてはいけないんだけどね…。後ろの手は一教の切り下ろしの要領で、前の手は「前方」に動かして、杖を突く準備をする訳ですな。

その内ミクさんで再現するかな……。

投稿: TAKESAN | 2008年10月29日 (水) 21:57

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 31の杖:

« 母集団と標本 | トップページ | 情報の与え方 »