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2008年9月に作成された記事

2008年9月30日 (火)

ゲームの効果とゲームに対する印象について

ゲーム関連記事2つ。

テレビゲームは子供に良い影響を与える6割。理由は家族で楽しめる6割:マーケティング - CNET Japan

テレビゲームは子供に良い影響を与える6割。理由は家族で楽しめる6割 - アイシェア リサーチ(詳細はこちらを)

マーケティング会社によるアンケート調査。対象は、会員704名。

パネル:無料メール転送サービスCLUB BBQの会員
※携帯電話個人認証を利用し個人を特定したパネル

内容は、ゲームの印象について。教育(知育)に役立つか、など。

まあ、ここから特には、一般論は導けないでしょうね。なぜか『AFRIKA』に注目している人の割合が多かった、とかくらいしか。私ならレイトン教授を挙げるかな。

任天堂の『脳を鍛える』で、算数成績が50%アップ:調査結果 | WIRED VISION

ICT in Education - Dr Kawashima's Brain Training - Outcomes and evaluation(調査結果のページへリンク)

脳トレ系のゲームによる効果についての研究。

WIRED VISIONのタイトル、「算数成績が50%アップ」となっていますけれど、これは、

そして「脳年齢チェック」と称される一連のテストを毎週やった生徒の成績は最大で50%ほども上がっていた。

とある通り、最大で、という事ですね。ちと紛らわしい(任天堂のゲームをやらせた群の平均値は、76/100→86/100)。元々のスコアは何点だったのかな。

果たして、はっきりと効果がある、と言っても良いものかな、という気もしますけれど、どうでしょう。個人的には、統制群のSelf-concept questionnaireのスコアの下がり方が興味深いな、と。算数のスコアの変化よりも、こちらが面白いかも。算数に対する印象の変化なんかを調査するのも良かったかも知れませんね。ゲームをやる事による算数的能力の学習効果と、テストに対する抵抗感の軽減のような効果が考えられると思います。

各群は、学校ごとに割り当てているんですね。

ところで、「Brain Gym」というのを知らなかったので、ちょっと調べてみたら、色々出てきたんですが、これってどういうものなのでしょうか。よく知られたメソッドなのかな。

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2008年9月29日 (月)

ワタリさんへ

後藤和智さんの新刊!(続)「おまえが若者を語るな!」|女子リベ 安原宏美--編集者のブログのコメント欄で、ワタリさんにレスしました。その後にワタリさんのコメントが入っていましたので、こちらにレスを書きます。

なんか、思い込みを前提とした発言がありますね。

近代の科学技術については、自分はそれを絶対肯定もしなければ絶対否定もしない中道的な立場にあります。

絶対肯定、絶対否定、とはどういう意味なのでしょうね。よく解りません。「中道的な立場」はもっと解りませんけれど。

だけど、わたしのようにまだ博士号をとっていない、科学者のコミュニティからすれば知的に半人前どころか十分の一人前? くらいのものは決して大事な社会問題について意見を言ってはいけないというのが、たぶん科学者のコミュニティの最大公約数的見解なのだろうと思います。

多分、ですよね。「多分」を基に論を組み上げて良いのですか? 知的に半人前か否か、というのは、博士号を取得しているか否かとは別の話でしょう。
そんな「最大公約数的見解」というのがあるのですか。知りませんでした。

読んでいて不快になるほどの、卑下が現れている文章ですが、不快になるのは、単に卑下が書かれているからでは無く、それが結果的に科学者をも馬鹿にしているから、ですね。

私は博士号など持っておりませんが、幾人かの科学の専門家とやり取りはしています。その中には、非・科学者が「決して大事な社会問題について意見を言ってはいけない」、などというふざけた認識を持っている方はいません。こちらが非・科学者だからといって舐めた態度を取る方もいません。

ワタリさんは結局、プロは素人をまともに相手しないに決まっている、と言っているだけですよね。そりゃあ、最初からそんな姿勢の人を相手にはしないかも知れませんね。

ところで、初めに書かれた「科学主義」の話はどこへ行ったのですか?

まあ、率直に言うと、「一体科学者をどんな存在だと思い込んでいるの?」という感じですね。思い込みで勝手に断絶を作ってどうするんですか。

------------

余談。

科学者の方と科学の話をする時は、凄く怖いです。プロフェッショナルですからね。何年も訓練して、それで飯を食っている人達なのですからね。でも、だからといって、自分が非専門家だから、という逃げ道を用意しちゃいかん訳ですよ、絶対。同じ土俵に立っている以上、下手したら滅多打ちにやられるのは覚悟しなくてはならない。そして、手加減無しにそういう姿勢を取ってくれる相手に、感謝しなくてはならない。

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身体意識関連論文2

CiNii - 女子短大生の身体意識教育の必要性 : 女子短大生の身体意識傾向について

前回の論文を踏まえた、同一著者による研究。

高岡氏の著作のチェックリストを用いて「身体意識(高岡氏の定義とは異なる。自身の身体の感じについての認知、といった所でしょうか)」がどうなっているかを調べる、という研究ですね。

うーん、このチェックリストを用いて「身体意識の確立」の指標とするのは、どうなのでしょうね。もっと他にやり方が工夫出来たのではないかな、とも思います。

この研究で相関係数を出して検定してどういう意味があるのか、私にはよく解りません。

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2008年9月28日 (日)

後取り

追記:タイトル、送り仮名を取りました

COMPLEX CAT : Self-defense for Women #2 ‘Choke Escape’

勉強になります。

こちらから、後ろ取り各種の対処法へのリンクが張られています。

護身術の文脈とは少し離れて、合気道的には。

○後ろ片手取り首絞め。

自分の手を掴んでいる相手の手を上から三教に捕って(ややこしい)極める。

取られている手は呼吸法で上げる。

手を本気で取られて少し後ろに引かれては、なかなか上がるものでは無いから、まず、掴まれた手はそのままに、自分の身体ごと下がる。要領は、「相手の下腹に腰をぶつけるように」。補足:手を後に引かれて持たれた場合。基本は横で持たれる形なので、身体を少し引いて指先を臍前に持ってくる当身をするくらいの気持ちで。そうすると、指先を臍の前に持ってくる事が出来、呼吸法を使って上げられる。これは、後ろ取りの呼吸法の基本。手が自分の真横~後ろにある状態で上げるのは、強く持たれたら難しい。

三教は、ドアノブを回すようにすると良い。もう一方の手で親指を包むように極める、という手もある。

技のバリエーションとしては、そこから引き倒す(表・裏)、腰投げ、呼吸投げ、連行(極めたままコントロールする。鎌首に固めたりする所もありますね)等がある。

こちらの動画を参考に。3:30・3:47・3:54辺りに、後片手胸取りの見本があります。最初は腰投げ。後の2つは呼吸投げ。後2つは基本の形ではありませんが、脱力して身体を預けているのが解りやすいかと思います。

参照:後両手取り技。二教~四教・小手返し・十字投げ。指先を臍前に持ってくる。

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2008年9月27日 (土)

身体意識関連論文1

CiNii等で見つけた「身体意識」関連の論文を集めてみようと思います。英語では、body awarenessとかbody imageとか。

カテゴリーに、「身体意識」を新たに作りました。

CiNii - 女子短大生の身体意識教育の必要性 : 直立姿勢・運動時の「中心軸」の意識が齎す効果

高岡英夫氏の「センター」の概念などをヒントにして、センターを意識させた結果どういう効果が現れるか、というのを調べた研究。

突っ込み所は結構満載。バイオメカニクス的な解析で無く主観の報告で良いのか、とか、デタラメの「センター」を意識させた対照群を作って比較した方が良かったのではないか、とか、心理的な効果は心理測定尺度を用いなくていいのか、とか、報告の結果をそのまま中心軸の意識の効果として構わないのか、とか。

「美しい姿勢」の定義を、もっと厳密に検討した方がいいんじゃないかな、とも思いますね。バイオメカニクス等の観点から、色々考察出来るでしょうし。

皆さんも突っ込んでみて下さい。

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始まり

CAPCOM|Wii|biohazard|バイオハザード

ゲームキューブ版のバイオ1をやっていない人は、これを買うべし。

私の中では、ゲーム史上屈指の傑作の一つです。全く素晴らしい出来だと思います。

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2008年9月26日 (金)

ホリスティックな概念

面白いエントリー⇒幻影随想: 勘というのは、経験と理論に裏付けられた立派な才能である

つまり、顕在的に分析的に認知してはいないが、何らかの信号を無意識に読み取り、それを統合的に情報処理してある種の「感じ」を覚え、それを手掛かりに診断なりをする、というお話。それを黒影さんは、「勘」と表現しておられます。

こういうのは、認知科学や状況論、あるいは学習科学等でも対象とされている現象だろうと思います。暗黙知や身体知、というものですね。

科学哲学で、「観察の理論負荷性(ハンソンだったかな)」というものがありますね。同じものを見ても、既有の知識によって情報の読み取り方が異なる、という。そういうのが無意識に作用して、顕在意識のレベルで「何かある」と感じる、あるいは「勘付く」のでしょう。

たまに、職人技なんかを引き合いに出して、大切なのは勘で、科学的な分析の出る幕じゃ無い、といった主張をする人がいますが、実はそういうのは、科学的分析の対象になるし、既になっている訳です。そういう概念を科学とは相容れないものだと考えるのは、認識不足なのですね。

地下猫さんの所で、NATROMさんが、精神科医のエピソードを紹介されています。その医師は、実に冷静に現象を捉えており、そのような現象はあるだろうが、安易に「プレコックス感」を使ってはならない、という指導をなされたようです。これは非常に重要ですね。他人より能力のある人間は、自身の能力を過信して、相対化を怠る場合があります。そうして、独自の空論をぶったりする可能性があるのですよね。本当に優れた人は、自身に優れた能力があったとしても、それを冷静に相対化し、分析の対象として捉える事が出来る人なのだと考えます。

このような、メカニズムが明らかで無い統合的・関係的な現象を表す概念、つまりホリスティックな概念というのは、古来ありました。「気」などもそうですね。気にしても勘にしても、様々な信号を総合的に捉えるシステム、とでも言えるでしょう。それは充分に科学的分析の対象となるもので、敢えて科学に反する、あるいは対置する概念として考える余地は全く無い訳です。それは、物事を分析的・理論的に突き詰めていく事の放棄である、と言えましょう(科学云々を持ち出さずにその体系を用いるのなら、それは構わない)。ある意味で、それらを分析してメカニズムを解明するのが「科学」である、とも言えるのです。

タイトルと本文中に「ホリスティック」という語を入れたのは、意図的なものです。ネガティブに捉えられてしまう事も多々あるので(「ホリスティック医療」やニューサイエンスのせいでしょうね。困ったものです)、敢えて。

たまには関連エントリーも。昔の記事を上げとくのもいいでしょう。

もし、ニセ科学を批判する人間は「勘」や「気」等の概念が出たら頭ごなしに退ける、と考える人がいたら。

あまり馬鹿にしてはいけません(中には、そう言う人間はいるだろうけどね)。

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2008年9月25日 (木)

通説

はてなブックマーク - asahi.com(朝日新聞社):プロ野球の「通説」は錯覚? 名大教授ら846試合分析 - 社会

このはてブのコメント、ダメなのがちらほら見られると思うんですけど、どうでしょう。なぜかニセ科学タグもついている。

2008年09月25日  riotworks baseball 「加藤教授らは、05年の全公式戦846試合のデータから検証した」って母集団少なすぎ。せめて「通説」が流布し始めた時代から現在までの全データを集めて検証すべき。素人の仕事。

「母集団」の用い方を誤ってません? 素人の仕事ってのは言い過ぎな気が。シーズンごとにどう変化したか、というのを見るのは興味深いでしょうけれど。

あるシーズンにおいて通説が当てはまっているかを確かめ、その傾向が見出されなければ、「通説に高い普遍性は無い」と考察する事は出来ると思いますが、どうでしょうか。問題設定にもよりますが。昔は妥当だったが状況が変わり当てはまらなくなった、だが通説として信じられている、という場合もあるかも知れません。

通説が本当に「通説」と言えるほど信じられているのか、という話もありますね。

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セルフ・ディフェーンス

はてブ経由で⇒Woman self-defense instructions | Oddity Central

こんだけ出来れば立派な武術家です、本当にありがとうございました。

たまに、誰にでも出来る護身術講座的なもので、そこら辺の人間には出来ない高級な技を紹介している本とかあったりしますが、あれはなんなのでしょうね。

護身術っていうのは、ある程度簡単・短期間に習得出来なくてはならず、かつ、暴力を振るってくる者を合理的に制する技術で無くてはならないから、二律背反的なものなのですね。本質的に、難しい問題。

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2008年9月24日 (水)

ひど過ぎてやばい

これはもう、すぐにエントリーを上げざるを得ません。

元ネタ⇒ちょwwww食育冊子wwwww - 荻上式BLOG(はてブ激増中)

説明は要りません。とにかく読んで下さい。

そして。

美健ガイド社 マンガ・WEBコミック- 三代先の子どもたちのために -

美健ガイド社 - 三代先の子どもたちのために

はい、ゲーム脳・脳内汚染・インフォドラッグきたー↓

WEBコミック図書館 - 37℃のふしぎ(ページタイトルミス?)

これもなかなかだぜ…⇒”真弓定夫” - Google 検索

これほどの破壊力は、そう無いね。ニセ科学の満漢全席。

追記

著者・監修者一覧

  • 真弓定夫
  • 池川明
  • 安保徹
  • 大野秀隆
  • 平田喜代美
  • 正食協会

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知性のある文章

テキストに知性があるかないかを見分ける10のポイント - ハックルベリーに会いに行く

それは、見分けるポイントって言うか、「知性があるテキスト」の独自の定義なんじゃないですかね。

「ばか」については「莫迦」と書いているのに、「あほ」については「アホ」と書いてあれば、それはやはり統一感のあるものとは言えなくなる。そのため、知性というものも感じられなくなるのだ。

…。

例えば、「辛い」という言葉がある。これは「つらい」とも「からい」とも読めるから、直感的にはどういう意味かは伝わらない。だから、スピードを重視したいのに「辛い」と書くのは知性のない文章だ。なぜなら、そこでは意味が直感的に伝わらないため、どうしてもスピードが落ちてしまうからである。

…。

どれを選択するかは、全体とのバランスの中ではかられるべきだが、一つ言えるのは、こうした送りがなに無自覚な文章には知性が感じられないということだ。

…。

そういう細かな選択の一つ一つを疎かにしないことが、文章に知性というものを宿らせていく唯一にして絶対の方法である。

…。

そうしたいやらしさを感じさせない、多過ぎもせず少な過ぎもしないのがバランスの良い、知性のある文章ということになるだろう。

…。

今後は、このような書き方をしていると知性がないと見られてしまうことになるだろう。

……。

知性がある文章の書き方、変わる可能性があるのか。

但し、あえて知性のない書き方をすることによって、逆に知性を演出するという方法もある。

…。

文章にも、これと同じことが言える。どこかからコピペしてきた文章は、そのままでは身体性というものがない。

コピペってのも一般にはそんなに使わない気もするけど、それは置いといて。

「身体性」

グッときますね、グッと。

そこに何が書かれていようとも、情熱を込めて書かれた文章は、大いなる知性を伴って読者の胸に響く。

………。

------------

私の脳の情報処理能力では、このリンク先の文章を読解するのは難しいようです。

え、お前の考える知性のある文章って何かって?

まず、「知性のある文章」という言葉がよく解らないので(「文章」と「テキスト」が混在していますが、多分何か考えがあっての事なのでしょう。私には窺い知るのは無理ですが)、「知性を感じさせる文章」とでもしましょうか。

うーん、そうですねえ。

一般論に終始せずに、同語反復的な表現をあまり使わない文章かな(←この文もそうなっている、なんて)。

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開かれろ

コメント欄でcomplex_catさんともやり取りした事。

今は、ネットが拡大し、多くの人がWEBを使うようになってきて、色々な情報が色々な人に、大きく広まるようになりました。

で、それは、沢山の批判にさらされる可能性も高まる、という事でもあるのですよね。

動画配信サイトなんかで、動きを公開する。その情報は長く残るし、多数の人の目に触れる。中にはゴミみたいな非難もあるけれど、見る目がある人から苛烈な(かつ妥当な)批判を食らう場合もある。その道で神格化されているような人にも容赦は無いですからね。

そういうのは、良い事でもあると思うのです。武術の世界には、「神話」がありますからね。そういったものを解体していくのは、むしろ健全であるとすら言えます。

異なった分野の人が交流して情報を交換し合ったりね。どうしても体験出来ない部分はあるにしても、情報の性質をきちんと捉えていれば、有意義なやり取りが可能。

もちろん、上にも書いたように、悪い面もありますけどね。2ちゃんねるの武術関連のスレを見れば、それは解りやすいです。

なんにせよ、どんな立場の人でも等しく批判される状況というのを作っていくのが良いと思います。

多分、私の意見は、武術関連の人にはあまり受け容れられないでしょうけど。擁護システムは固いしね。

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2008年9月23日 (火)

考えられない表現

もう、ね。

勘弁して欲しい。

http://www.sendai-c.ed.jp/~nanzai/2008/koutyou/koutyo47.swf(要FLASH PLAYER)

子どもたちを守るために(その1) - 生かされて

人は前頭葉を使ってものごとを考えますが、ゲームをしているときは後頭葉しか働いていないそうです。前頭葉の機能の低下は最新の脳科学機器で証明されています。まさに「脳みそがくさる」状態ですね。

”「脳みそがくさる」”

Naritarianの成田的生活  20070929(google cache)

PTA主催の講演会「テレビ・ゲームで脳みそがくさる」の参加のためだ。

テレビゲームで脳がくさる!? - 阿部清人のオフエアブログ - 楽天ブログ(Blog)

http://kinomi-hoikuen.com/kinomi-otayori200802.html

 さて、先日保護者会の最後の行事として“テレビ・ビデオ・ゲームの影響を考えよう” ~脳みそがくさる?~ と題された講演会が、木の実西部保育園と合同で開催されました。

ゲームの恐怖を煽る言葉としては最高の選択だ。という事は、最悪の言葉遣いだと言える。

田澤雄作でググると、色々出てきますね。anomyさんやたこやきさんも採り上げておられる。ゲーム脳的概念を広めている人間の一人のようです。

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2008年9月22日 (月)

トライ

いよいよ『モンスターハンター3(トライ)』がその姿を現す! - ファミ通.com

色々一新されるそうですね。

水中で狩り、ってのは想像した事はあるけど、ホントにやるとは思わなかった(笑)

やっぱりポイントは、操作系ですよねー。どうなるんだろうか。リモコンをフルに使わせて、レイア討伐したら2kg痩せた、とかなったりして。まあ、開発者側としても、極端な事はしないでしょうけどね。

いずれにしても、続報が楽しみ。

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2008年9月21日 (日)

調べてみた

PSJ渋谷研究所X: 国土交通省にも神戸市にも「水伝」汚染?を読んで、私も「ゲーム脳」で調べてみました。

肯定的に採り上げているものだけ載せます。

○ac.jp

帯広ひまわり幼稚園>通信『ゆりかご』

比較的穏当にも見えるけれど、ゲーム脳については疑い無く受け容れている様子。

過保護・過干渉・TVゲーム (めるへんの森幼稚園【園長室から~園だより】)

 三つ目に、「TVゲーム」についてだが、TVゲームをしょっちゅうやっている子は、大脳の前頭前野といわれる知性や情緒を司る部分の発達に影響がある、ということを多くの脳学者が指摘している。いわゆる「ゲーム脳」といわれる現象だ。特に、暴力や戦争を扱ったゲームは、子ども達の仮想体験によって、「暴力や死」に対する抵抗感を少なくし、命の尊厳への想像力を失わせる。人々に求められる想像力とは、他者の気持ちや立場を考え、理解することができる力ということだ。そのことからも、幼児期にこそ豊かな想像力を育てることが大事で、そのためには童話を聞かせたり絵本を読んでやることが有効だと考えている。
 なお、中学生くらいまでは、ゲームをさせてはだめだ、ということを主張する学者もいることを付言しておきたい。

典型的な受け容れ方。”この演題としてあげた「過保護」「過干渉」「TVゲーム」の言葉を、私は子どもを育てるうえでの「三大悪」と、独断的に決めつける。”だそうです。

ウェブの囲碁対局にはまる(@沼津高専電気電子工学科

一応、批判があった事も書いてあります。でも、コンピュータ・ゲームへの強烈な偏見が…。

情報系大学生の心理的特性理解と指導、援助技術に関する研究(2) ~「デジタルホーリック」の概念と属性の検討を中心として~(@東京情報大学総合情報センター 電子文献サービス

画面脳の人とかanomyさんのような視点ですかね。ゲーム脳に肯定的、という訳ではありませんが。

テクノストレス等の概念とゲーム脳を安易に結び付けてはならない、というのは私が何度も書いている通りです。

帝京科学大学附属図書館 - 図書館だより 第23号 2003.1.17(@帝京科学大学附属図書館

見事にゲーム脳本を鵜呑み。書いた方のプロフィール⇒小川家資 | アニマルサイエンス学科 | 生命環境学部 | 帝京科学大学

あーゆす12号2頁(@京都文教大学図書館

タイトルが、「感性を磨く ~ゲーム脳にならないために~」。

現在の人間は感性が失われて云々、という言い方は結構見るのですが、果たしてそれに、どれほどの根拠があるのでしょうね。それこそ直感でしょう。

テレビゲームが子供に与える影響についての一考察 ~ゲーム脳を中心に~(@国際学院埼玉短期大学)       

論文(卒論かな)の概要。

『ゲーム脳』とは一体何なのか。「人間らしい感情や創造性をつかさどる大脳の前頭前野の活動が、テレビゲームをするときに目立って低下する」という記事を読み、今の子供たちの脳に異変が起きていることがわかった。

記事を読んで解ってはいけないと思います。全体的に突っ込み所満載だけど…。取り敢えず、ゲーム脳論そのものについてきちんと調べれば良かったのに。

こんな本読みました(その5)(@のぞみ幼稚園(高松市)

原典を読んでこの感想というのは、ゲームへの先入観が働いているのかなあ。ゲーム脳本は、かなり解りやすい破綻なのですが、途中で脳の生理学についての教科書的な記述を挟んでいたりするから、そこら辺は巧妙かも。

子どもの身体活動を考える~体ほぐしの運動から~welcome to nao's Home Page筑波大学 体育専門学群 運動学体操方法論研究室

運動の量の不足が心身に好ましく無い影響を与えているのでは、というのは確かに尤もらしい。でも、飛躍してはいけないのです。

 すでに数多くの識者が指摘しているように、こうした小さな画面の中に身をおく遊びが、感受性豊かな子どもたちの心や体を様々な形で蝕んでいることは否めない事実である。最近話題の「ゲーム脳」は、その恐ろしさを示す事例のひとつ。この造語を考え出した森昭雄によれば、長時間、ゲーム漬けになっていると、意欲、判断、情動抑制など、人間らしさを保つために重要な働きをする前頭前野が平常時から機能しなくなってしまうという。「キレる」子どもたちを生み出している背景には、テレビゲームに浸り続ける子どもたちのライフスタイルがあると警告する。

科学的思考を鍛えたはずの人々がこのような飛躍に陥っているのは、対象についての先入観・無知が関係しているのでしょうか。

理想学園 ひかりのいずみ幼稚園 つみき幼稚園:テレビゲーム(@理想学園 ひかりのいずみ幼稚園 つみき幼稚園

ゲーム脳と『脳内汚染』のコンボ。

幼児教育に対する意識が強いが故に、というのもあるのかも知れません。「しかし、上記両著によって、テレビやビデオ、特にテレビゲームが子供の心と脳を蝕んでいることがはっきりと分かりました。」と書いています。つまり、科学者の御墨付と看做しているようなものですね。ゲームの悪影響が科学的に明らかにされたのだ、と。ニセ科学が存在するという事実を知らねば、そうなるのも仕方無い部分があるのかも。

学長式辞(@東京学芸大学-TOKYO GAKUGEI UNIVERSITY-

感性の重要さを説く人が、非常に不寛容である場合があるのは、興味深い所です。

 急速な技術進歩や生活様式の変貌によって、これまで人間が積み上げてきた経験則は次第に忘れ去られ、無化されます。便利さと安易さの中で、人間生活にとって重要な側面が捨象され、人間形成の上の大きなゆがみが指摘されています。例えば最近話題になったゲーム脳など一つの典型かもしれません。テレビゲームをやりすぎると、精神活動を司る前頭葉の機能が低下し、認知症というのか痴呆症というのか、それと同じ脳になるという指摘です。
 「見るとは、像を殺すことである」。ドイツの劇作家ハイナー・ミュラーはこう言いました。見ることは、像を、イメージを殺すのだろうか。いや逆だろう。見ることによってイメージは豊かになるのではないか。普通はそのように考えます。しかしそうではないと言うのです。今はまさに映像の時代、ビジュアルの時代です。見ることは大きな比重を占め、そこから啓発されること大です。しかしよくよく考えてみますと、見ることによって、与えられた像やイメージは、思考や想像の回路を経ることなく、そのままインプットされた形で固定化されてしまいます。見た印象が強ければ強いだけ、その直接性に大きく規定されます。その結果、多様に想像し、自らの像をイメージすることが出来なくなるでしょう。

大学の学長式辞でこれは、頂けないなあ。想像力というものについてもっと想像した方が良いのではないでしょうか。

http://www.kogakuin.ac.jp/mado/mado134.pdf※PDFファイル(@学園広報誌「窓」 | 工学院大学

附属中学・高校の入学式での、校長の式辞の模様。完全に鵜呑みにしています。科学的に解明、と言っていますね。入学式でねえ…。

http://www.taiiku.tsukuba.ac.jp/sc/5_1/01/intro.html(@筑波大学体育系Web

こちらも、体育教育を重視する立場から、ゲーム脳に肯定的な内容が書かれています。子どもがキレやすいか、とかは、総体的な傾向の話で、本来疫学的な方法等によって解明すべき事柄なのですが、強く主張している割りにはそこら辺に無頓着なように見えますね。

基調講演「親が変われば子が変わる」※PDFファイル(@学校法人 浦山学園 | TOPPAGE

来ました、「親学」。

 これは朝日新聞が取り上げたものですが、ゲームにずっとのめりこんでいる子は、その書いた絵の中に、キャラクターと実際の家族が混在している。つまり、仮想と現実が一緒になってしまっている。最近、モリアキオという方の「ゲーム脳の恐怖」という本が出ました。小さい頃からずっとゲームにのめり込んでいる子は、前頭ぜんやという頭の中の人間らしさを扱う、激しい情をコントロールする場所があるんですが、その機能の低下を起こしてしまう。そこで、ムカつき、キレるということが起きてんだということを詳しく書いています。

典型的な、「仮想と現実の混同」論。

2005年4月のあらきけいすけの研究日誌

もしこれが、 ビデオ・ゲームに熱中してフィジカルな体験の時間が奪われている結果だとするなら、 この未経験のまま年をとる状態を「ゲーム脳」と呼んでも良いかもしれない。

ダメですよー。

※あらきけいすけさんがゲーム脳に肯定的、という事では全くありません。そこはよろしく。「ゲーム脳」の再解釈・再定義になっているので、そこは注意した方がいいかな、という事です。あれは森氏の造語だ、というのは押さえとかなくてはならないので。

○go.jp

ヒット数も少なく、肯定的に採り上げているのは特に見当たりませんでした。

○ed.jp(PDFファイルが多いです)

▼http://www.nagasaki-city.ed.jp/nishikita-e/nishikitadayori/h18/gakkou%20dayori/2gou-2.pdf※PDFファイル(@西北小学校

見事に鵜呑み。しかも、結構具体的。こういうのが配られたり、読まされたのだというのを考えると、残念ですね。

ゲーム脳とその予防(@市場小ホームページ

一番最後に、取って付けたような、小さい文字の注意書きがあります。バランスを取ろうという意図からなのでしょうけれど、そうはなっていないですね。

▼http://www.machida-tky.ed.jp/e-machida1/hokensitu/hoken0712.pdf※PDFファイル(@町田市立町田第一小学校

保健室便り。イラストを多用してチェックリストまで作り、凝った内容……って、ダメじゃないか。熱意があるのはいいのだけど…。

▼http://www.miyoshi-yasuda-e.hiroshima-c.ed.jp/19nendo/tayori2.pdf※PDFファイル(@三次市立安田小学校

今年の2月。「サインズ・オブ・タイムズ」というのが何なのか解らなかったので調べたら⇒福音社:サインズ

これはなかなか…。

それにしても、こういうのって、安易にお手玉を奨励したりしてる訳で、それはそれでまずいですね。

▼http://www.tym.ed.jp/sc138/hoken_hp/gakkouhokeniinnkai.htm(@射水市立小杉小学校

ゲーム脳は、小児科医や保健関連の人の支持がよく見られますね。とても安易にメカニズムを前提として、そこからロジックを組み立てています。その前に調べるべき事が沢山あるのですが。

▼http://www.fuchumidorigaoka-j.hiroshima-c.ed.jp/02osirase/01tayori/hotstation/17/hotstation1213.pdf※PDFファイル(@府中緑ケ丘中学校

「恐ろしい話」って…。あんまりですよ。根拠無いのに恐怖を煽ってどうするんですか(もちろん、根拠があると思っている訳だけど)。

▼http://www.onomichi.ed.jp/shigei-j/h19/h19.9gakkoudayori.pdf※PDFファイル(@広島県尾道市立重井中学校

来ました、片岡直樹氏。心を「魂」と結び付けるのは、どうでしょうか。非常に危うい表現だと思います。科学者としてはかなり不用意なような。

メルマガ@かかみはら 第9号(@岐阜県立各務原高等学校

森氏の講演を聴講して書かれたようです。主催は、「岐阜県教育研究会保健部会」。むう…。

高校生くらいになると、何言ってんだよ、的な反応もあったりしそうですが。

▼http://www1.sakai.ed.jp/weblog/data/sakai054/14536/kouhou%20fuyuyasumi061222.pdf※PDFファイル(@堺市立宮園小学校

ゲームを単純化して見ているんだなあ、という印象。子どもがやっているのをもっと見てみればいいのに、とも思いますが、バイアス掛かったまま見ると、暴力描写がクローズアップされたりするかも知れないので、難しい所。

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取り敢えずこのくらい。実際検索すると解りますが、「ゲーム脳 site:ed.jp」でググると、170件くらいヒットして、ほぼ、ゲーム脳をそのまま受け容れています。キリが無い。

WEBを活用している学校でこれくらいヒットしたので、学校便りや保健室等で、ゲーム脳について肯定的な採り上げ方をしているのは、潜在的にかなりあると推測されます。

それにしても、ゲーム脳はニセ科学ですよ、的な記述が皆無というのは…。しかも、つい最近書かれたものもありますしね。やはりゲーム脳は根深い。こういうのを、蔓延と言うのかな。

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えー、感想。

頭が痛い。

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2008年9月20日 (土)

全然解っていない人

はてなブックマーク - ホメオパシー大百科事典は読み物として面白い - NATROMの日記

※URLに余計な文字が入っているからだと思うのですが、ブクマがちょっとおかしい。メタブクマしても参照出来なかったり。

2008年09月19日  Gedol 医療 カガク教徒は漢方や民間療法とかじゃ満足しないんだろうなぁ。あと、懐疑主義でない魔術師は自滅するぜ、大抵

こういう、生半可な理解での意見というのは、いかんともしがたいですね。その、民間に伝承されてきた療法や、古来使われている漢方の理論や薬の効果をきちんと確認するのも、「科学」の役割なのです。まだ充分確認されていなかったり、効果が否定されているのに「効果がある」と嘯いているものに命を預けるなど、出来る訳が無い。たとえば、根拠も無いのに感染症に効果がある、なんて言ったら、それだけで犯罪的な行為です。

懐疑主義で無い魔術師がしぶとく生き残っているから問題になっているのですよ。全く現実を見ていないんですね。ゲーム脳論とか、ある意味魔術的な言説ですけど、それも自滅するまで待つの?

「カガク教徒」とは、いかにもな書き方。

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独断と偏見による、アクションを描けている漫画家

ここで言う「アクション」とは、いわゆる「リアル」な、現実に再現出来そうなアクションの事。スティーブン・セガールのアクションはいいよね、的な見方。それと、本格的な武術等について目が向いているのを想起させるようなもの。

画の上手さは、基本的に考慮しません(個別に評価してますが)。

作家名のリンクは、Wikipediaに張ってあります。

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鶴田洋久

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販売元:セブンアンドワイ ヤフー店
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12巻辺りまでは、よくある格闘技系マンガという印象ですが、それ以降はがらりと作風が変わります。マニアックな人には受けたでしょうけれど(私にはかなりきた)、内面の葛藤等を描いた展開が苦手な人もいたかも知れません。アクションの具体的な描写としては、空手の宇城師範との交流の影響がモロに出ています。かなり「描けている」方ですね。柳澤の三戦の構えは、そこら辺の空手家より良い姿勢でしょう(宇城氏をモデルに描こうとしているはず)。

藤原芳秀

拳児 (3) (小学館文庫) Book 拳児 (3) (小学館文庫)

著者:松田 隆智,藤原 芳秀
販売元:小学館
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この作品が無ければ、今の私はありません。私が武術に興味を持つきっかけとなった作品。

画はどちらかというと、作者が動きの流れを構成している、というよりは、元々ある映像や写真を正確に描写していっている、という印象(程度問題でもありますが)。

大東流の佐川翁をモデルにしたキャラクター(佐上師範)の姿勢・動きは、実に描けていました。あの肩腕の脱力を描けているというのは、非常に面白い。意識したかどうかは解りませんが、正確に描こうという姿勢が見てとれます。

一般的な、身体のポジションの描写の正確さに、ちょっとバラツキがあるように思います。

井上雄彦

バガボンド―原作吉川英治「宮本武蔵」より (24) (モーニングKC (1553)) Book バガボンド―原作吉川英治「宮本武蔵」より (24) (モーニングKC (1553))

著者:吉川 英治,井上 雄彦
販売元:講談社
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言わずと知れた傑作。

武蔵を描くというのは、そもそもめちゃくちゃにハードルが高い事な訳ですね。日本武術史上最高峰の人間なのですから。

井上氏の画については、骨格の配列等があまり正確に描かれていないという印象があります(武術的な具体的動き、という以前の話)。武術を描けているか否かという基準から考えると、これは是非改善してもらいたい所。正中線の通っていない武蔵など、考えられないのですしね。

動きに関しては、24巻辺りから、脱力を生かした剣技を描こうというのが明確に見られるようになった、と私は感じました。しかし、「描けていない」。※武術の高度な運動を正確に描写する、という基準で考えた場合です。それが前提。

肩周りの脱力を描けると、ぐんと説得力が増すと思うんだけどなあ。

山本貴嗣

Amazon.co.jp: セイバーキャッツ 1 (1): 山本 貴嗣: 本

日本の漫画家の中で、武術系の動きに関しては、かなり「説得力」のある画を描く方ではないでしょうか。

ただ、武術の流れるアクションを描けていると言うよりは、ある程度型をそのまま描写する、という画になっている印象。当然武術の技というのは、状況によって形を崩して運用していく訳ですね。しかし、それを構成して描写はしていないようにも思えました。後、武術の達人のやわらかーい動きが再現されると良いですよね。難しいですが。

上山道郎

ツマヌダ格闘街 1 (1) (ヤングキングコミックス) Book ツマヌダ格闘街 1 (1) (ヤングキングコミックス)

著者:上山 道郎
販売元:少年画報社
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今連載中。なかなか頑張っている作品です。

内容としては、マニアをニヤリとさせるもの。各武術の体系をきっちり押さえた上で描く、というものでは無く、武術や格闘技が好きな人が色々な知識を集めてそれを作品に反映させている、という感じ。面白いですね(『空手小公子 小日向海流』などに近いでしょうか)。

画は、身体の柔らかさが充分に描かれていないように思います。武術の独特の動きの流れというのを把握し切れていない、と言うか。しかし、術理を体現した画を描こうとしている姿勢は見てとれますね。好感が持てます。

板垣恵介

範馬刃牙 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス) Book 範馬刃牙 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)

著者:板垣 恵介
販売元:秋田書店
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餓狼伝 22 (22) (イブニングKC) Book 餓狼伝 22 (22) (イブニングKC)

著者:夢枕 獏
販売元:講談社
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この方は面白いですよねえ。

武術的な動きが正確に描けているか、というと、「全然描けていない」んですよね。でも、それとはまた違った迫力が画にある。過剰に身体を変形あるいは強調させる事で、躍動感が生まれているように思います。身体の正確な描写、というのとは少しベクトルの向きが違っています。それを好意的に取るかどうかは、結構分かれるような気もしますね。

トリビアになっていないトリビア。

塩田剛三翁の本の挿絵、板垣氏です。※何故トリビアになっていないか、というと、両方知っている人はそんな話も当然知っているし、片側しか知らない人には意味が無い情報だから。

川原正敏

海皇紀 37 (37) (講談社コミックス 月刊少年マガジン) Book 海皇紀 37 (37) (講談社コミックス 月刊少年マガジン)

著者:川原 正敏
販売元:講談社
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修羅の刻(とき)―陸奥円明流外伝 (15) (講談社コミックス―MONTHLY SHONEN MAGAZINE COMICS (KCGM1021)) Book 修羅の刻(とき)―陸奥円明流外伝 (15) (講談社コミックス―MONTHLY SHONEN MAGAZINE COMICS (KCGM1021))

著者:川原 正敏
販売元:講談社
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※この項、『修羅の門』、『修羅の刻』についてのネタバレ書いてます。未読の人には意味不明な文ですが、読んでいる途中の方は注意。

個人的には、この方は最高に上手い、と思っています。

動きの流れの描写が素晴らしい。かなり自由に、イメージで人間の動きを展開出来るのではないか、と推察します。そして、それを正確に描写するセンス。格闘技的な知識も豊富でしょう。

身体各部のポジションにも説得力がある。画そのもののバランスも見事と思います(必ずしも、達人の動きを再現、という事では無いですが)。

以下、若干ネタバレ。

海堂対片山右京の戦いはまだかっ。

『修羅の刻』に、西郷四郎が出たのには、ニヤリとしました。最後の戦いでの座り技の描写と御式内の解釈に、ニヤリとした方も多いでしょう。あの戦いは実に面白かった。

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こんな感じ。独断と偏見。こんなマニアックなエントリーを上げて一体誰が読むんだ、というのは若干気にならないでも無いです。ウソですけど。

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2008年9月19日 (金)

メモ:意識と意識と実体と運動と

このエントリーを理解(読解)出来る人間がいるのだろうか…。悪文御免。鉤括弧多用御免。

いくら頭で「思って」も、生体力学的合理的な「運動」が実現されなければ、意味が無い。

いくら理想的な心像が展開されようとも、それが実体としての運動に繋がらなければ、何の効果ももたらさない、という事だ。

スポーツでは、記録が極めて客観的なかたちで突きつけられる。凄まじくシビアな世界。より速く・より遠く・より高く  という明確で数量化しやすい指標によって序列をつけられる厳しいものなのである。対して武術では、無意識的な協力関係によって、「高度なパフォーマンスが成立している”かのように”見える」現象が起こり得る。

意識。たとえば、背中に羽が生えて飛んでいるかのようなイメージを脳内で展開する。しかし、人間の身体は、明確な構造を持った実体である。従って当然、羽が生える事などあり得ない。

意識。身体に分布する体性感覚受容器によって得られた情報を認知し、それに意味付けをする。気が漲っている、力が出ている、等。その意味付けを行い、意味付けされた体性感覚に対する認知のスキーマを維持したまま技なりを行い、「高度なパフォーマンスが成立しているかのような」現象が実現したとする。身体運動的な合理性に乏しくとも、人文・社会科学的メカニズム(高岡)によって、「成立しているかのように」誤謬する事があり得る。

その場合に、認知のスキーマと結び付け、それが「高度なパフォーマンス」の「原因」として認識される。即ち、主観においては、「高度な身体運動を成立せしめた身体意識」の因果関係として把握されるが、客観的には、「さほど高度で無い運動と、高度な運動に必要の無いスキーマが時間的に接近して成立」している、という意味である。

記録が数値によって客観的に解るスポーツであれば、あるスキーマが記録向上に役に立たないというのが、はっきりと認識出来る。いくら思い込もうが、走るのが遅かった、投げるのが短かった、跳ぶのが低かった、という厳然たる「事実」は覆しようが無いのであるから。

一部の武術家などは、いくらでも「逃げ込む」事が出来る。弟子や信奉者を飼い馴らして(意図的・無意図的に拘らず)、「自分を含めて丸ごと騙す」事が可能なのである。そうすれば、あるスキーマが実は合理的な身体運動を阻害するものであったとしても、それに気付かぬまま、という無残な事になる。そして、確信的に情報を流布し、慕ってくる人間に誤った認識を植え付け、間違った方向に誘導する。

質問上等。批判歓迎。

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偉大な人

スポーツナビ | 野球|コラムイチロー、8年連続200本安打を達成! 1世紀ぶりメジャー記録に並ぶ(1/2)

まさに偉大。

イチロー選手に関しては、「記録」というのが、数値として客観的に比較出来るからクローズアップされやすく、そこがよく評価され、また、あのクールでストイックな態度から、その精神性の高さが分析される場合もあります。

私としては、彼の偉大さが、レベルの高い「身体運動」に支えられている(スポーツなのだから当たり前なのですが)という部分に多くの人が目を向けると良いな、と思いますね。

インコースを打て―究極の打撃理論 Book インコースを打て―究極の打撃理論

著者:高岡 英夫,松井 浩
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

未読だけど、レビューなんかを見ると良さそう。松井氏との共著だし、穏当な内容だと推測。

武蔵とイチロー (小学館文庫) Book 武蔵とイチロー (小学館文庫)

著者:高岡 英夫
販売元:小学館
Amazon.co.jpで詳細を確認する

これは本当に良い本。読みましょう。

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2008年9月18日 (木)

ゲームが社会性を…

メモです。

「ゲームは子供の社会性をはぐくむ」 米社会調査機関が報告書発表 - MSN産経ニュース

・データは社会調査的なもの。観察や実験では無く、電話での聞き取り調査のようである。

・攻撃的になる場合もあるが、それを注意する事でコミュニケーションする、という面も見出されたようだ。

・「慈善事業に寄付」を一般に向社会性の指標として捉えるのは妥当だろうか。

・聞き取り調査であるから、質問紙調査とは若干状況が異なると考えられる。質問者の違いによって、答え方も変わる可能性がある。

・サンプリングは適切か。もし適切さを欠いていれば、一般化は出来ない。また、割合の比較も慎重に行われなければならない。適切だった場合でも、割合の比較は、統計的推測の文脈になると、誤差を考慮するべきだから、数値をそのまま比較してもダメ(推定や検定を考える)。

・ジャンルの違いはどれくらい考慮されているか。

・プレイ時間はどれくらい考慮されているか。

こういう結果自体は、社会心理学的研究で見出されているものと同じですね。調査デザインが適切ならば、ゲームの好影響の傍証の一つ、として捉えられるでしょう。

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2008年9月17日 (水)

不見識

『教育現場に水のメッセージを』(『Hado』9月号)|ほたるいかの書きつけ

実際、由々しき問題だと思います。

校長の役職につく人達百数十名の前で江本氏の講演が行われ、

 すると、後日、各小学校より続々と注文があり、すでに約7000冊の絵本が関東圏内の子どもたちの手元に届けられました。

このような事になったのは。

7000というのはかなりの量です。いや、700でも多い。児童・生徒に配布するにしろ、図書館で所蔵するにしろ。

他にも色々凄まじい内容が書いてありますが、詳しくはFSMさんのブログをご覧下さい。

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2008年9月16日 (火)

メモ:正面打ち一教表

取りは、自ら正面を打っていく(これが「正面打ち」 ※一般的には、受けが正面打ちしてくる。養神館でも自分から打っていく型のようである)。

受けは、手を差し出し受ける。

取りは前に出ながら、受けが防御に出した手を掴む。

  • 手・足・体一致で前へ出る。
  • 手首は脈部を取る。
  • 肘は、若干肘関節より上腕側を取る。
  • 前側の脚を引き付け身体全体を前に出す。
  • 必ず、外側の足(右手で相手の手首を取る場合には右足)を前に出す。そうでないと返される。

ここまでは、前に出ながら剣を振りかぶる要領。

手を切り下ろし、腰を回転させながら押さえる。

  • 相手の上腕が、体幹に対してほぼ直角になるように。
  • 腰を外側に回転。
  • 腕を使わない。腰でやる。腕は切り下ろす。左右に振るようにしてはいけない。それは腰の役割。
  • 腰を回転させるという事は、脚や足を絶妙にコントロールするという意味でもある。
  • 踵は上げない。

腰を外側に回転させるので、爪先は外に開き、大腿を外旋させた方が良い。

相手の脇に脚をぶつけるようにし、崩す。

  • 重心をふらふらさせない。脚を吊り上げて身体の勢いを使う。体当たりのようなもの。
  • 外側の足を前に絶対出さない。相手の腕が前に出て、返されてしまう。

押さえる。

  • 腕はほぼ直角に。
  • 腕の力を抜く。腕はつっかい棒のような役割(正確には、相手の動きを感知して絶妙に動くつっかい棒のようなものだが、初めは、「腕を使わない」というのを意識する)。
  • 脇腹に膝を当てるようにすると良い。

正面打ちは、一般的な合気道では、受けが打ちかかってくる所を制する技ですが、岩間ではその場合、そのまま真っ直ぐ受けないんですね。剣で鍛えた人の正面打ちは、そうそう受けられるものでは無いのです。だから、打ってきた場合(正面打ち込み)は、開いて裏技に持っていく。横面打ちでは前に進んで受けますが、あれば「横面」打ちだから。攻撃線が真っ直ぐでは無いから、内側から手を差し入れて勢いを殺せるという訳です。正面打ち込みは、開いて受けるんですね。

岩間スタイルで「正面打ち」といった場合、「取りが自分から打ち込む」のが基本。そうして、相手の手を呼び出すのです。それを取っていく。入身投げも小手返しも、四方投げもそう。多分、一般的なイメージと違うんじゃないかな。

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2008年9月15日 (月)

科学哲学

科学哲学 (1冊でわかる) Book 科学哲学 (1冊でわかる)

著者:サミール・オカーシャ
販売元:岩波書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

とても読みやすく書かれていて、良い本だと思いました。バランスも取れている記述だと私は感じましたね。

それにしても、科学哲学上の問題というのは難しいものです。実在論/反実在論 の議論とか。哲学上の根本的な問題の一つでしょうから当然ですね。

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2008年9月14日 (日)

とらこさんへ

要らぬ議論を呼び起こしてしまい、ご負担をお掛けして、申し訳無く思います。

そちらでも書いたように、私はシンシンさんとはやり取りしません。その事について他の方からいかに解釈・評価されようが構わないと考えています。

もちろん、「すり替え」と言われたから「絶縁」する、などという事は思ってすらいなかった訳ですが、そう解釈されたのは、仕方が無いのでしょう。

私が申し上げる事でもありませんが、私とシンシンさんのやり取りに関して、とらこさんが責任を感じる必要は全く無いと思っています。どうか、お気になさらずに。

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人の顔の認知

資生堂 INTEGRATE

このCMを観て、ん、これは平山あやさんか、と初めに思い、もうちょっとよく見て、なんか違うかな、と感じ、あ、あややか、と思い直したけど、やっぱり違うなあ、とか考えていて、気になったのでググって調べたら、全く思いもしなかった真木よう子さんだった、というオチ。

で、この情報を仕入れた後に当該CMを観ると、もう真木さん以外には見えない訳です。あれです、スキーマ。カッコ良く言うとシェマ。多分。

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2008年9月13日 (土)

向き合い方

某ブクマ経由で読んだ、大変興味深い例⇒●嘘:阿部敏郎の 「いまここ塾」 ●生きる態度:阿部敏郎の 「いまここ塾」

スピリチュアルや精神世界に真摯に向き合うというのはこういう姿勢なのだろうな、と感じました。スピリチュアルに傾倒しながらも科学を全否定する訳では無く、検証を重視する。バランスを取ろうという認識が窺えます。

コメント欄の反応も含めて、実に興味深いです。

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武術と脳

月刊 秘伝 2008年 09月号 [雑誌] Book 月刊 秘伝 2008年 09月号 [雑誌]

販売元:ビーエービージャパン
Amazon.co.jpで詳細を確認する

先月見逃していたのですが、今日本屋で、たまたま見付けました。売れ残ってたんですね。

で、立ち読みでざっと眺めただけなのですが、武術と脳の関係についての特集みたいでした。

パラパラめくってたら、出ましたよ、篠原氏が。うーん、色んな所に出てきますなあ。いや、広い分野を研究する、というのは良い事なんでしょうけどね。武術の運動が神経科学的にどういう効果を及ぼすか、というのは興味深い所だし、健康効果も謳われていますから、それを実証するのも重要でしょう。まあ、きちんと慎重にやって欲しいものですね。

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2008年9月12日 (金)

おっさんヒーロー

以前紹介したにも拘らず、未だ「いつかやるソフトリスト」に入ったままの『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズですが、PLAYSTATION StoreでPSP版の体験版が配信されていたので、ダウンロードしてやってみました。

…。

……。

ヤバイ。

超面白いじゃないですか。

アクションは爽快だし、グラフィックのクオリティは高いし。

早くやっとけば良かった。

日本では考えられないおっさんが主人公というのが、またいいじゃないですか。でもやっぱ、日本では大ヒット、という訳にはいかないのかな。

ともかく、これはいいゲームだ。

それにしても、体験版で400MB超って、何という大容量。色々消しまくりました。まあ、やってみて良かったですが。

でも、何でまた、今配信なんでしょうね。

ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲 Video Games ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲

販売元:カプコン
発売日:2008/07/10
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2008年9月11日 (木)

手の表情2

前から、3DCGの現場では、指のモーションはどうやってつけているのだろう、と疑問に思っていたのですが、参考にしているブログで、それ関係のエントリーが上がっていました⇒モーション研究所: 【3DCG】最も効率の良い指のアニメーションを作るには?

手付けやモーションキャプチャがポピュラーなのかな、というのは予想通りでした。やはり、光学式のモーションキャプチャでは、精度が落ちるみたいですね。

で、リンク先では、グローブ式のモーションキャプチャも紹介されていました。なかなか面白いです⇒5DT Data Gloveとは(製品紹介の動画あり)

さすがに、結構な価格ですが。5センサーなら、そこそこ安価ですね。それでも18万円だけど…。

これなら、武術の細かい指の動きもCGで再現出来ますね。

ところで、はてブに書いた事とも関連しますが(前にここにも書いた)。

CGの手の部分を見ていて、む、と不自然に感じる事はありませんか?

たとえばこんな具合に↓

Te1_2

うーん、このモデルだと、違和感を覚えにくいような気もするけど…。

まあ、とにかく、このポーズをとってみて下さい。2番目の関節を反らしてはダメですよ。

先の関節だけこれほど大きく曲げる、というのは出来ないですよね。先の関節がこれだけの角度になるには、2番目・3番目の関節が、

Te2_2

このくらいは回転しなくてはならない訳ですね。つまり、一番先の関節は単独では曲げ伸ばししづらいという事です。まあ、そのメカニズムの解剖学的・生理学的論理を詳細に説明出来るほどの知識は持ち合わせていないのですが(主に筋の形状と付着部位が関係するのかな)、ともかく、こういう所を踏まえていないモーションを、たまに見掛ける事がありますね。手にも豊かな表情があり、人はそれも細かく認知するでしょうから、ここに気をつけると、リアルになるんじゃないかな、と感じます(専門家にとっては解り切った話ではあるのでしょうけれど)。

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2008年9月10日 (水)

ホットケーキと脳

「ホットケーキ作り」が良好な親子関係に効果的 ~“脳トレ”川島教授が研究成果発表(オリコン) - Yahoo!ニュース

今度はホットケーキ。

どこまでやるんでしょうね。

川島氏の場合、どこまでがグレーゾーンかを見極めながらやっているフシがありますからね(DSの「脳トレ」はグレーゾーンとはっきり発言した)。

記事のタイトルや要約の仕方が微妙、という所でもあるのかも知れませんが。脳トレの川島氏の研究だから読者の食い付きも良かろう、という認識があったりしてね。

どの程度、この現象について詳しい解釈が試みられているのかな。ホットケーキ作り、あるいは調理一般に限らず、あまりやった事が無い作業を共同で行ったら、親子間のコミュニケーションが促進される、というのはありそうです。幼稚園児だから、親と作業したく無いと思う子も、それほど多くは無いだろうし。

まあ、そこら辺は、研究内容を詳しく検討しなければ何とも言えない所なのですが、しかし、それこそが最も重要なのですよね。記事には一応、「また、同研究のポイントは“一緒に作業をして子供を褒める”点にあるといい」と書いてはあるけれど、タイトルがねえ…。

思うのは、「脳科学者」と「呼ばれる」、マスメディアに積極的に出て情報を発信する人は、もっと慎重になった方がいいんじゃないかな、という事です。川島氏とか茂木氏とか篠原氏とかね。

ところで、

「自発性、豊かな知識に基づく豊かな想像力、コミュニケーション力や我慢する力など、“子供の生きる力”をもたらす」(川島教授)とされる。

認知機能についての言及はいいと思うんですが、そこからいきなり、「生きる力」という概念にまで一般化して良いものなのですかね? 神経科学的に。それは、複雑な総合的概念なので、きちんと科学的に考えようとすると、ちょっと不用意にものは言えないかな、となりそうなものですが。

この間は、poohさんの所で、バイク運転時の脳活動の研究が採り上げられていましたね。

引き出し問題とはちょっと違うけど、多分、企業の協力がある研究で、「脳を活性化しなかった」という結果は、大々的に報道されないから(「脳の活性化」などという語の意味が詳しく検討される事無く単純に肯定的な意味を持たされているこのご時世に、自分の所の商品なりが「脳を活性化させなかった」とは言いたがらないでしょう)、結局、ネガティブな結果については知られぬまま、という現象が起きたりしてね。そうすると、川島氏は、脳を活性化させる文化を次々と見出した研究者、と評価される訳だ。なんてね。

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2008年9月 9日 (火)

情報求む

コメント欄に書いたのですが、目立つよう、エントリーにします。

高岡氏と松井氏の共著 『インコースを打て 究極の打撃理論』を読まれた方がおられたら、是非教えて下さい。

e-hon 本/インコースを打て 究極の打撃理論/高岡英夫/著 松井浩/著

ここの目次に、

第2章 インコース打ちの名人を訪ねる旅(山内一弘の場合―「左腕の抜き」「右腕の払い」;長池徳士の場合―青田A型と青田B型

とありますが、この「A型/B型」とは、何を指しているのでしょう。

というのも、ABO FANさんのサイトで何故か、この本が紹介されていたのです。

これまでの高岡氏の本や分析対象から考えると、これは、バッティングを運動構造によって分類したもの、と推察出来るのですが、ABO FANさんは多分、これが血液型だと思ったのですよね。

時間があったら書店に行って確認しようと思っていますが、もしご存知の方がおられたら、教えて頂ければありがたいです。

「インコースを打て―究極の打撃理論」高岡英夫 松井浩─新刊ラジオ by 話題の本や新刊を耳で立ち読み!新刊JPで、本書の概要が紹介されているのですが、そこでは血液型の話などは出てきませんでした。

ABO FANさんへ。もしお読みだったら。

この本に、血液型の話が載ってたんですか? それとも、目次で判断したとか?

もし、高岡氏が血液型云々を採り上げていたのだとしたら、これはちょっと、私としても色々考えないといけないですし、仮に、目次だけでそう判断したのだとすると、誤解を与える内容です。

ここを読まれたら、教えて下さい。

追記:コメント欄で、たこやきさんに教えて頂きました。やはり、一切血液型には関係無いようです。

ABO FANさんに気付いてもらうために、TBを送ります。早く訂正しましょう。

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読解

漂流生活的看護記録 : 水の伝説、略して水伝

Commented by alice at 2008-09-09 13:21
横レス失礼します。

ちょちょんまげさん
お久しぶりです。覚えていらっしゃいますでしょうか、aliceです。
ここのエントリの主張は、ニセ科学批判批判ではないし、水伝擁護をしようとしているのでもないように思います。
ここでは「科学的根拠」に基づいて「論理的」に基づいて物を言いさえすれば、個人攻撃することをすべて免責されるものなのか、とおっしゃりたいのだと思います。
水伝は批判されるべきところが多すぎます。が、それが少々象徴的な存在になりすぎているようにも思います。水伝批判さえすれば人を批判できると言う様な、ある種の思考停止状態に陥る可能性があります。
そういう状態を批判しているという風に私は読みました。

aliceさんって、こういう事ばっか言ってますよね。

”「科学的根拠」に基づいて「論理的」に基づいて物を言いさえすれば、個人攻撃することをすべて免責される”などという認識の人間がどれくらいいるのか、私にはよく解りませんが。

自分で、”「科学的根拠」に基づいて「論理的」に基づいて物を言いさえすれば、個人攻撃することをすべて免責される”と考えている人間の例を挙げて、徹底的に批判すればいいんじゃないですかね。メタぶった事ばかり言ってないで、ご自分で、具体的に論証すれば良いでしょう。

ところで、どこの誰が、リンク先で「水伝擁護」がなされている、と解釈したんですか。ちょちょんまげさんがそう認識されているようには、到底思えませんでしたが。

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横面打ちの受け方

横面打ちの基本。

ます相半身で対します。

受けは、後の足を出しつつ腕を振り上げ、踏み込みながら手刀で横面を攻撃します。

取りは、攻撃線をはずし、前に出つつ、受けを制します。

画像で説明(制している部分)。※クリックで拡大。

Yokomen1

受け(ハクさん)は、後に崩されています。

Yokomen2

逆側から。

Yokomen3

上面。正面に入ると勢いがぶつかるので、必ずはずす。これは基本です。重要なのは、合わせと角度。

Yokomen3m

黒線は、受けが進む線。取りは、左手を受けの攻撃の内側から差し入れ、逆の手で当身を入れます。正中面をはずして受けの斜め後に進むようにすると、大きく崩れます。当身は大事。

Yokomen4

受けて止める場合には、必ず外側に入ります。

Yokomen5

内側に入って止まってしまうと、崩しが不充分で、更に、正面を空けてしまうために、反撃(蹴りなど)を食らう可能性があるからです。従って、内側に入る場合には、気の流れで崩し、すかさず外側に回り込む必要があります。

この崩しの後に、各種の技へ移行。技を掛けるための導入として、この入りが重要な訳ですね。受け・崩し・攻撃(仮当て)が一体となった制し方。深く、良い角度で入れば、呼吸力を効かせ、このまま後に吹っ飛ばす事も出来ます。

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2008年9月 8日 (月)

フィジカル2

見物人の論理: サッカー界はなぜ鈴木桂治を見逃したのか/追記。

「柔道の強さ」はイコール「フィジカル面の強さ」なのか - カイ士伝

フィジカルという概念についてコンセンサスを形成すると、スムーズに議論が進むかも知れませんねえ。

多分、元々の発言は、フィジカルという語で、基礎的にな体力測定で得られるようなものと、いわゆる体格を含めたものを指していた、と思うんですよね。

で、それの差をカバー出来るか、という話。つまり、サッカーという競技で高度なパフォーマンスを達成するには、「エネルギー的体力」の因子がどのくらい寄与しているか、というのを考える。
そうすると、サッカーのような競技構造の場合には、「サイバネティックス的体力」の因子が大きく関わっていると考えられるから、それによってカバー出来るのでは、という考察も出来る。

まあ、そういう事かな、と。

※「エネルギー的体力」、「サイバネティックス的体力」は、孫引き引用。引用元:渡邊・臼井 『保健体育』 原典:大築 『たくみ』
引用元によると、猪飼が、行動体力を「エネルギー的体力」、「サイバネティックス的体力」に分けた、との事。

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高岡英夫氏の「鍛錬」シリーズを読むと、色々勉強になると思いますよ。あれは、疑似科学的論理がほとんど入っていないし、とても良いシリーズです。

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沖縄空手の達人

沖縄空手に詳しい方がおられたら、教えて頂きたいのですが…。

多分小林流だと思うんですけど、「翁長美智子」さんという方は、有名な空手家なのでしょうか。

というのも、大分前に、沖縄空手のビデオのサンプルを見て、そこに出てくる女性の動きがあまりにも凄く、衝撃を受けた事がありまして、気になって色々調べたのですが解らず、そのまま放置していたのですが、何ヶ月か前にふと思い立って調べてみた所、どうやら翁長美智子という方だ、というのがやっと判明した、という経緯があったのです(ニコニコにも動画が上がってたので、恐らく間違い無いです)。

私が見たのは、巻き藁突きと、空手の型だったのですが、ちょっと呆気に取られるくらい凄かったのです。とんでもない柔らかさとシャープな動きで、ぱっと見ただけでは、どこがどう動いているか認識出来ませんでした。出来る人は、あらゆる部分が同時に動いているので、観察すると、そういう事がしばしば起こります。

私は空手の世界は疎いのですが、さぞ高名な方なのだろうな、と思った次第。私の求める方向性の動きにも近いので、興味を持ったのでした。

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2008年9月 7日 (日)

役立つ

「君はよく本を読むようだが、それは何の役に立っているんだい?」

「君は、何かの役に立つから美味いものを食っているのかね?」

本を読まない人間

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気が早い

オタクはなぜモテないのかということに対する整体的考察

いかにも尤もらしい文章です。

理論的考察として興味深いと思う人もいるかも知れませんが、いかんせん、根拠不充分の前提が多い。人間のような複雑な認知機能を備えた存在に、いきなり単純な論理を当てはめようとしたり、「本能」などという語を用いたり。

理論的な考察というのは、実験や観察、あるいは調査によって、証拠を積み重ね、確かめられなければいけません。

部分的には、運動生理学等から妥当だろうと思われる記述はありますね。一般的には、活動のある程度の部分を運動に割くのは好ましい事でしょう。しかしながら、生理学的な論理をいきなり、心理社会的な現象に結び付けているのは、少々気が早いと言えるでしょう。

あと。

運動にも質があるんですね。それを考えないと。動き過ぎて身体を壊す、というのもある訳です。適切な運動とはどういう構造か、量的にはどのくらいが程良いのか、それをきちんと考究していくのが、本質的に重要でしょう。

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2008年9月 6日 (土)

摺り足

「すり足」ってありますね。武術や芸能でよく用いられます。

で、これが結構見られるのですが、すり足といって、本当に地面(畳でも何でも)に擦り付けるように足を運ぶ、というやり方があります。

私見ですが、すり足というのは本来、身体の重心を過度に上下動させない方法の一つとして、足の運動に意識を向かせるためにある、というものなのだと思います。つまり、足をやたらに大きく上げるとそれにつられて全身が浮き上がってしまうから、それを抑えるための足先のコントロールの方法として、すり足という概念が重視される、という。

ですが、私は、あまりそこに注目すると、却ってよくない効果が及ぶ場合もある、と考えています。

どういう事かというと、1)足先に意識が集中するあまり、その他の部分の運動への意識が疎かになってしまう、という点と、2)正確な足先のコントロールをなぞる事が出来れば、それは全身の連動も適切に行われているのを示す、と素朴に認識してしまう、という点です。

まず1についてですが、足先を動かすと一口に言っても、色々なやり方があります。足首や膝の関節を積極的に動かしてポジションを取る、という方法もあれば、股関節から大腿骨をコントロールして、足はそれに従うようにする、というやり方もある。で、より良いのは後者です。前に、脚の操作は、「釣竿を手元で操るように」というような説明をしましたが、まず股関節の操作が重要なのですね。大腿骨を回転させ、体幹を変形させる事で、移動運動を制御していく。イメージとしては、自分の足に長い棒を括り付けて、それを地面に立てて動く、というのが近いでしょうか。棒は自分で動かないから、中心の方できちんとコントロールしていかないと、倒れてしまう訳ですね。で、その棒と同じ機能を下肢に担わせるのが、重要なのです。足先に意識が集中すると、その、中心からのコントロールという運動が疎かになる可能性がある。もちろん、並行して教えるのが望ましいのですが、一部の武術家等を見ていると、上手な人の、「股関節を巧みに制御した”結果”足が大きく動かないで滑らかに動く」、という運動を外見からなぞろうと意識するあまり、表面は似ているが内容が全然異なっている、という動きをしています。わざと地面に足を擦り付けるような、身体運動としては不合理なものになってしまう訳ですね。

で、2と繋がってきます。要するに、足(膝から下)の動きさえ出来ていれば全身も上手に制御出来ているに違い無い、という「思い込み」。形(型)の内容を吟味する事無く表面をなぞろうとすると、そうなってしまいます。

確か、佐川翁がすり足について言及されていたのがあったと思うのですが、ソース失念。内容は、ちゃんと脚を持ち上げなくてはならない、というものだったと記憶しています。

重要なのは、すり足プラス、「抜き足」と「差し足」を教える事じゃないかな、と。差し足は本当は、音を立てないよう爪先で歩く、という意味みたいですが、足を地面に「置いていく」というのを表現するに良い言葉だと感じますね。抜き足はもちろん、股関節からコントロールして足を引っ張り上げるようなイメージ。

変な喩えですが――床に油を塗られていてツルツルしている。そしてその上を、裸足で歩く。着ているものは、総額8兆円の衣装で、それを汚したら弁償しなくてはならない、というシチュエーションをイメージして、その床を歩く練習をしてみて下さい。本来のすり足というのがどういうものか、何となくつかめると思います。実際、「氷の上を歩くように」とか、「足裏に薄紙一枚分隙間を空けるような」、等の教えもある訳ですね。これは、私が上で書いたような弊害をフォローするためのものなのでしょうね。

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発言

石井慧選手の言動について、「石井節」とか「舌好調」とか言って持ち上げられているのを見ると、つくづく、マスメディアというのは愚かだな、と思います。

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2008年9月 5日 (金)

血液型と性格 - ABO FAN Blog: TAKESANさんのInterdiscplinary (9/1付#2)

せめて、ちゃんと読解出来る日本語で書いてくれませんか。

完璧に破綻している。

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ミクで武術:突き三教変化

再び、突きを制する技。

突いてくる所を、相手の外側にかわしつつ手を取り三教に極め、投げ。

○相半身で対する(画像はクリックで拡大)。

Tukisankyo1

○突きの動作に合わせて外に開きつつ進む。

Tukisankyo2

○突いた手を下から取る。

Tukisankyo3

○三教に極めつつ、顔面に当身を入れる。そうしないと入れない(空いた手で反撃がくる)。

Tukisankyo4

○そのまま後の足を進めてくぐり、すかさず転身する。内回転投げと同じ。前後斬りの要領。

Tukisankyo5

○そのまま極める。そうすると、受けが極めから逃げようとして、身体を開く。

Tukisankyo6

○極めを利用しつつ、前方に投げを打つ。

Tukisankyo7

○ビターン!。ミクさんは残心。

Tukisankyo8 

こんな感じ。

ポーズをつけるのに慣れてきました。センターを動かして、その後に股関節・足首IKを調整すると、やりやすいですね。まさに武術は重心を意識して制御するので、段々掴めてきた。実際、身体運動を脳内で展開する訓練にもなります。この動画も、自分でポーズを取る以外は、一切画像も映像も参照していません。

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2008年9月 4日 (木)

フィジカル

はてなブックマーク - 見物人の論理: サッカー界はなぜ鈴木桂治を見逃したのか。

見物人の論理: サッカー界はなぜ鈴木桂治を見逃したのか。

なかなか面白い見方です。もちろん、実際鈴木選手がサッカーをやるかどうか、というのは、本質的な話では無いと思います。ようするに、フィジカル云々というのをどう捉えるか、という事。

ここでちょっと、スポーツ、あるいはサッカーに詳しい方に伺いたいのですが、サッカーでは、「フィジカル」というのはどのような概念として捉えられているのでしょうか。身長・体重の、いわゆる「体格」を指すのか、あるいは、そこに、体力測定で得られるような能力の指標を加えるのか。教えて欲しいです。

私は以前、Interdisciplinary: 違いは何かというエントリーを書きました。サッカー界において、こういった視点からの分析は、どのくらいあるのでしょう。それについてもご教示頂ければ幸いです。

私の認識を平たく言うと、基本的な筋力等の側面以外に、身体を制御するという面が重要である、というものです。後は、仮説になりますので、取り敢えずは書きません(上で紹介したエントリーには書いてますが。もし関心ある方がいらしたら、コメント欄にも書こうと思います)。

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ミクで武術:突き小手返し

作ってみました。投げ技を。

静止時間を除けば、1秒程度です。手付けモーションは、大変です…。

ちょっと縦横比がおかしくなりました。

ポイントは当身(仮当て)。これ超重要。顔面に当身を入れる事で、左手を使わせるのと、回り込ませない効果があります。

そして、身体をきちんと開く。一対多を常に意識するのですね。それと、少し腕を引く事で、崩しになる。腹部を晒さずに直ぐに開く、というのも重要。

そこそこ上手く出来たかな。

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2008年9月 3日 (水)

ミクで武術:太刀取り小手返し

MMDがバージョンアップして、同時に3人を表示する事が出来るようになったので、ちょっと作ってみました(画像は、クリックで拡大)。

Tatikote1

受けは鏡音リンさんに取ってもらいました。リンさんも太刀を持っています(太刀取りって言うか、組太刀ね)。

Tatikote2

別アングル。太刀で正面から打ち込んできたり突いてきたりするのをかわして小手を取り、投げ。

Tatikote3

太刀ごと小手を取るのがポイントですな。

Tatikote4

さすがに、小手を取った所を綺麗に再現するのは、ちょっと難しい。密かに、ミクさんの刀は、リンさんを狙っていますねえ。

特別に合成などしなくても複数表示出来るようになった事で、投げ技なんかも比較的簡単に作れるようになりましたが、モーションつけるのは大変そう…。

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2008年9月 2日 (火)

良い教材

思うんですけど、こういうのって、理科の教材としても有用なんじゃないですかね⇒鳴るほど♪楽器解体全書 掲載楽器一覧 | YAMAHA

楽器という身近で興味を持ちやすい道具と関連させて、楽器から音が出るのはその構造故である事を教え、説明された側は、楽器の合理的な仕組みに感動し、自然科学のメカニズムについての知識も得られる。実に良いのではないかな、と。

それにしても、YAMAHAのサイトは、コンテンツが充実していますよね。デザインも良いし。

余談。

昨日、こんな楽器があるのを知りました⇒ヴィオリラ | YAMAHA

いや、実に面白い。

楽器って、感性と経験と科学と技術の粋ですよね。素晴らしいと思います。

最近、MIDIやシンセサイザーの仕組みについても調べていて、その面白さに驚嘆している所です。

物事の仕組み、構造と機能について関心を持つと、あらゆる文化が繋がってきます。そして、それには自然現象のメカニズムが通底している事が、見えてきます。これほど楽しい事は無いですね。文化の間に壁を作る人には絶対到達出来ない。

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値下げ

360が値下げだそうですね。

知り合いの事情通(なんと胡散臭い表現)によると、(若年層が特に)なかなか食いつきが良いそうです。

値段の問題じゃ無い、という意見もあるようですが、しかし、値段のインパクトはやはり大きいでしょう。あまりシンプルに考えるべきでは無いと考えます。

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2008年9月 1日 (月)

ABO FANさんの沈黙

どうやらABO FANさんは、「血液型と性格に関係が無い」=「帰無仮説が正しい」、という部分について、沈黙なさったようです。

何か、都合が悪い事でもあるのでしょう。無ければ、フツーに答えれば良いだけですからね。

ところで皆さん。

血液型と性格 - ABO FAN Blog: ABO FANの主張?

・私自身の主張は基本的に存在せず、心理学者の否定論の否定をしているだけ

だそうです。素晴らしい日本語ですね。この部分の後には、主張が沢山並んでいる訳ですが。

・有意水準5%で性格検査の結果の検定を行い、有意差が検出されれば「血液型と性格は関係がある」と判定する

はい。という事は、「血液型と性格に関係がある」の定義は、「差が無い」の否定、ですね。

つまり、母集団にわずかでも違いがあれば(差が0で無ければ)、「関係がある」と看做すそうです。皆さん、周りの人に教えてあげましょう。

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立ち方2

良い姿勢の見本⇒紙本著色宮本武蔵像

このままだと後に倒れるんじゃない?ってくらい、重心が後にありますよね。

首も前に少し出ていますが、体幹は真っ直ぐ。肩がものすごく落ちている。

全体的に柔らかいですね。

せっかくなので、ミクさんに再現してもらいました(小太刀は無いです。太刀の角度は調整してません)。

Musasi

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