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2008年8月 5日 (火)

メモ:科学・未科学・ニセ科学 どの部分への評価か

未整理御免。

どの部分に対する評価か。

○ある現象を説明する言明についての評価。

「△△は□□である。」

※ここで「確かめる」とは、成り立つか否かが調べられているか、という事。確かめられた=成立する事が解った、という意味では無い。

その言明について何が解っているか。

  1. 科学的に確かめられた(a)――科学的に、成り立つ事が判明した。
  2. 科学的に確かめられた(b)――科学的に、成り立たない事が判明した。
  3. 科学的に確かめられている途中である。
  4. 科学的に、まだ確かめられていない。
  5. 科学的に、確かめようが無い。

1・2は科学、3は未科学、4は未科学、5は非科学。それぞれについて、「科学を装って」事実と異なる主張をすれば、「ニセ科学」。

○プロセスについての評価。

  1. 科学的に標準的な方法に従って研究が進められている(上の1~3に対応。1と2は、「進められた」)。
  2. まだ確かめられていない。つまり手をつけていない(上の4と対応)。
  3. 科学的に標準的な方法によらず確かめようとされている(上の4・5と対応)。

1は科学、2は未科学、3は非科学・疑似科学。それぞれについて、「科学を装って」事実と異なる主張をすれば、「ニセ科学」。

○どちらに着目するかで、表現が変わる。

言明1・2は、科学的プロセスに従って成立するか否かが確かめられたので、当然、プロセス1を経た、という事を意味する。従って、「科学的」。※「科学的」を、「科学によって成り立つ事が判明した」という意味で捉えるならば、1のみ「科学的」。2は「科学的で無い」。

言明3は、プロセス1と対応する。言明に着目すれば、それは「未科学的」。プロセスに着目すれば、「科学的」。つまり、科学の方法によって研究されている途中(科学的)であるが、それが成り立つかどうかは未だ確定的では無い(未科学)、という事。

言明4かつプロセス2は。未だ確かめていない、という事。即ち未科学。理由は、関心を持つ人がいない、新しい説である、等。

言明4かつプロセス3は、言明が科学的に論証可能であるにも拘らず、科学的方法に則っていない、という場合。論理的にはあるが、具体的な例は思いつかない。言明5かつプロセス3と併せて、非科学もしくは疑似科学、と言える。

例――古川の時代には、血液型と性格が強く連関しているという言明そのものは、未科学だった(言明4)。しかし、その検証のプロセスは、概ね科学的であったと言えるであろう(言明4→3(→2?)、プロセス1)。そして現在は、科学的な検証が進んだ事によって、その言明が成り立たない事が示された(言明2、プロセス1)。これは、科学としての結論である。※そして、上の注釈の観点だと、「血液型と性格が強く連関する」という言明そのものは、「科学的で無い」と判断される。

迷宮のような文章ですが、ご了承下さいませ。

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