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2008年7月19日 (土)

ミクで武術:走運動(基本運動)

自重するって言った割りには、一日空いただけ。

基本的な運動として、走運動のモーションを作ってみました。

今回、モーションを作るにあたり、こちらを参照しました↓

キーフレームを4つ作るだけで、後は補間され、こんなに綺麗なモーションになるんですね。とても参考になりました。

こちらが今回作った動画↓

上のニコニコの動画を基に、まず左右合わせて4フレーム作り、そこから調整しました。初めは歩行運動モーションから足を広げ、後から細かく調整。以下、キーフレームの画像です。

1

走運動には空中期があるので、両足を離し、(重心が全く上下しない事は無いので)重心を少し上げます。

2

そのままだと、補間によって、接地時に爪先が上がり過ぎていたので、上のように、足首を調整します。

3

接地~振り出し途中。接地脚は後方スイングさせ、若干上半身を傾かせ、骨盤は後傾。

35_2

前から見ると、膝が内側に入り過ぎていたので修正。

4

腿の振り上げが高くなり過ぎてしまうので、膝の位置を調整(基本は足首IKで調整)。骨盤は、振り出されている足の方に出し、上半身は、それとバランスを取るように、逆に回転させていきます。そして、前進しながら空中期へ移行。

これを片方の一サイクルとし、後は反転コピーで、逆側も作ります。所々、首や肩腕の位置を微調整。

そこそこ見られるモーションになったかな。あ、カメラは適当です。ただ方向を変えてみたかっただけ。

実は、IKを使うと、脚・足が思うように調整出来なくて、IKを切って正面斬りのモーションを作ろうと試みたのですが、あまりにも手間が掛かり過ぎる事を実感したのでした。動きの複雑さの違いもあるけれど、こちらはそこそこ簡単でした。

2008年7月19日追記:ちょっと改良してみました↓

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コメント

お~。すごい。
私もMMDダウンロードだけしてみまして、ちょこっとだけ使ってみたのですが、結構難しくて既に挫折気味です。(笑)
取りあえず、今度時間ある時にもうちょっと遊んでみる予定ではありますが。

投稿: 知己 | 2008年7月19日 (土) 00:46

実は私もMMD落としました(^^)
モーションなら、ブレンダーより十数倍簡単ですね。ブレンダーで人の動作をリアルに再現しようとすると、重力関係の数値をオブジェクトごとに設定しなければならないし、ボーンがメッシュオブジェクトのどの頂点まで影響を与えるかも指定しなくちゃいけないので、非常に面倒です。

投稿: A-WING | 2008年7月19日 (土) 11:30

知己さん、今日は。

参考になる見本があったので、良かったです。

イメージしたポーズを取らせたいと思っても、なかなか出来ないんですよね。なんだこの体勢は?って(笑)

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A-WINGさん、今日は。

お、ダウンロードしましたか。

アニメーション機能に特化されているので、簡単ですよね。blenderは、あまりにも高機能過ぎて(しかもあのインターフェイスだし)、途方に暮れちゃいますね。私は、モデリングの時点で頭を抱えました(笑) 他ので慣れてからステップアップした方が無難でした。

将来の目標としては、自分である程度精密なモデリングをして、自分の動きをモーションキャプチャして、武術動画を作りたいですね。

投稿: TAKESAN | 2008年7月19日 (土) 12:40

若干修正(すぐ再生されます)⇒http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=991318

腕を後方に振る局面で、肘関節を伸展。前方振り出し時の肩関節屈曲角度を変更。後、ちょっとスピードを変えました。

トム・テレツ氏の論考を参照しました⇒http://www10.plala.or.jp/azzurri/sprint/sprint_research/bio_mechanics/TomTellez.html

▼▼▼引用▼▼▼
Ⅵ. アーム・スウィングについて
 
 身体を加速させるためには、 「強く・すばやい後方への腕振り」 が必要である。前腕と後腕が弛緩することで、腕振りの機能は肩に由来することになる。腕振りは、その軸上に動く振り子のスウィングに例えられる。この動作の範囲と力は動きと連動している。腕振りの際には、肘と上腕が後方から上方へと大きくスウィングされなければならない。バックスウィングにおいて、肘を大きく振ることによって、より大きなスウィング幅が得られ、このことによってストライド幅は増していく。肘は腕振りのつねに屈曲した(固定された)位置にあるわけではない。脚の動きと同調するように、肘は後方へのスウィングにおいては伸展し、前方へのスウィングでは屈曲している。肘の角度を小さくすることで腕の慣性モーメントは小さくなり、この結果、両腕の動きと両脚の動きに注目してほしい。前方へのスウィング時には手は顎よりも高く位置されず、後方へのスウィング開始時においては、手は肩の高さに位置していることが望ましい。
▲▲引用終了▲▲

投稿: TAKESAN | 2008年7月19日 (土) 15:52

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