初音ミクさんが武術を始めたようです
初音ミクさんが剣の素振りをしています。
MikuMikuDance(VPVP)というツールで作成しました。
実は、以前から、3DCGで武術の(自分の)動きを再現したいと思っていまして。その内Poserでも手に入れてやってみようかなあ、と考えていたのですが、なんと、フリーでお手軽に出来るソフトがある、というのを、昨日知ったのです(ニコニコアカウント持っているのに昨日知ったというのがアレですが)。
精密なモデリングを求めなければ、充分に使えるし、何より操作性が素晴らしい。blenderの奇跡の操作性で泣きそうになった経験がある者としては、これは実に魅力的でした(blenderとかMetasequoiaとか、その内やろうと思ってます)。こういうツールが無料で提供されるというのは、感動もの。
で、これが、初作品です。かなり動きが微妙になっております。
手作業でモーションをつけるというのは、しんどいですねえ。私はまともな撮影機材を持っていないので、ケータイで写真撮ったり、自分で動いてみてそのイメージを脳に刻んだりして、ちまちま作りました。
武術に興味がある人間が作ったという事で、ポイントとしては、これ↓
ベタ掴みはいかんので(よく見るんですよね。ゲームとかマンガで) それっぽい手の形に。軽く甲側に反らせているのがミソ。
その内、体捌きとか他の武器とかもやってみるかも知れません。
しかし、面白い。ハマってしまう。
※刀のアクセサリはこちらから⇒MikuMikuDance の小物置き場 ミクの髪型のポーズデータはこちらか⇒VPVP wiki - ポーズデータ それぞれお借りしました。作成された方に、お礼申し上げます。
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コメント
ちょっと設定ミスってますね。
今から直します。
投稿: TAKESAN | 2008年7月14日 (月) 01:21
You Tubeが激しく使いにくかったので、AmebaVisionにしました。こっちの方が、わたし的には遥かにやりやすいです。
ブラウザによっては、ちゃんと観られないかもです。
投稿: TAKESAN | 2008年7月14日 (月) 02:05
こう云うのって,イラストの套路説明と同じで,その人の癖を消すことが出来るので,初心者が参考にするには非常によいかも知れませんね。
「男組」で流全次郎の技の多くが,笠井恭二先生の初期の空手式太極拳そのままだったのは,良くも悪くも池上遼一氏の画力のせいだと思いました。
投稿: complex_cat | 2008年7月14日 (月) 05:59
complex_catさん、今日は。
自分の動きを正確にトレースしようとしているのですが、私の環境だとなかなか難しくて(CGモデルもそれほど精密で無いですし)、想像で補って、若干変わっています。それが却って良いのかも知れませんけれども。
実は、型を崩したシチュエーションを作ってみようとも思っています。そうすると、自分の動きをより反映させやすいので(技を隠す意味もありますが)。
武術漫画では、『拳児』に出てきた、佐川先生をモデルにしたキャラがよく描けているなあ、と思いました。肩の抜け方とか。
投稿: TAKESAN | 2008年7月14日 (月) 17:25
藤原芳秀氏は,絵が上手いですね。実際とは違っても,リアリティに納得させられてしまう。私も好きです。
拳児に出てくる華僑系の老師は何福生翁がモデルかと思いますが,風格などの感じが良く出ていますね。
http://video.aol.com/video-detail/-/2107979359
投稿: complex_cat | 2008年7月14日 (月) 20:51
おっと,何福生翁については,その八極の技の正当性にいろいろ疑問が呈せられているようです。ただ,その関係する文章について,馬賢達老師まで一緒にこけおろしておられるので,套路(型)だけで,正当性や実戦性までいろいろ推し量るのは,結構危険だなと云うことも思っております。
「風格」というのは,その辺のことを明言しない意味もありますので,ご注意下さい。
投稿: complex_cat | 2008年7月14日 (月) 21:02
なかなか難しいものなのですね。尤も、日本の武術にも色々ありますが…。
余談ですが、横の方に、劉雲樵氏の動画がありますね。以前写真を見て鳥肌が立ったのを憶えています。ビデオを観た時も、感動しました。
投稿: TAKESAN | 2008年7月15日 (火) 02:36