究極の身体
7月初めに、高岡英夫氏の『究極の身体』に関連するサイトがオープンしました⇒高岡英夫「究極の身体」
既に絶版となっている本の内容を紹介するものや、松井浩さんとの対談もあります。いずれも興味深いものなので、ご覧になってはいかがでしょうか。
※いつもの注意。高岡氏の主張には、疑似科学的なものが何割か含まれます。その事を理解した上で読みましょう。『究極の身体』にはそういう所があまり無いので、私は積極的に薦めています。
余談。
今売っている『秘伝』の、宮本武蔵特集、とても面白かった。
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究極の身体 著者:高岡 英夫 |
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月刊 秘伝 2008年 08月号 [雑誌] 販売元:ビーエービージャパン |
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コメント
著者が黎明期に書かれた「合気・空手・少林寺」と「鍛錬」シリーズは,それぞれ私にとっては大変エポックな著作でした。
今読めば,ご本人も混乱されていたり,武技に対する,知識が不十分だったりしたところもありますが,ある部分,構造主義的解析が武器になるというのは,感じました。
それは,全く分野の異なる私の学位論文において,間接的には解析のアイデアに生かせるかもという勘みたいなものに寄与しております。
上の一冊も初版本を購入した覚えがあるのですが,見つからない(笑)。
投稿: complex_cat | 2008年7月24日 (木) 23:08
私は、初めて読んだ学術書(と呼んで良いかは取り敢えず措いといて)が、高岡氏の本でした。学問を勉強しようと思ったのも、高岡氏の論を理解したいから、と思ったからなのですね。一応、ある程度ものが見えるようにはなってきたかな、と自己分析しております。
どこかで、昔の本と今とでは考えが違う、絶版にするなり改訂するなりの方法もあるが、そうしなかった、というのを仰っていたようにも思います。
『極意と人間』のように、薦めたく無い本もありますが(笑)
投稿: TAKESAN | 2008年7月25日 (金) 00:22