« 花ノ咲ク星と月のワルツ | トップページ | 再び »

2008年6月 3日 (火)

ユーモラス?

某ブクマ経由⇒【Re:社会部】夢を推したアニメ - MSN産経ニュース

 その意味で、現在のアニメが将来の科学技術力を占うのかもしれません。しかし、近年話題に上るのは、いわゆる美少女系ばかり。若者の理工系離れの一因は、案外こんな所にあるのかもしれません。

劇的に噴いた。

いや、何を目指すか、というのに、好きだったフィクションが影響するのはあり得るのかも知れませんけれど、それにしても、後半は、飛躍し過ぎじゃないかな。

そもそも、「近年話題に上るのは、いわゆる美少女系ばかり。」、という部分の意味が…。美少女系って何、とか、話題に上ってるのか、とか。しかも、それが理工系離れの一因て…。

居酒屋談義ならともかくねえ。ジョークの類じゃないですか、これ。

鉄腕アトム Complete BOX 1 DVD 鉄腕アトム Complete BOX 1

販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
発売日:2005/09/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

劇場版 宇宙戦艦ヤマト DVDメモリアルボックス DVD 劇場版 宇宙戦艦ヤマト DVDメモリアルボックス

販売元:バンダイビジュアル
発売日:2007/08/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

マクロスF(フロンティア) 1 (Blu-ray Disc) DVD マクロスF(フロンティア) 1 (Blu-ray Disc)

販売元:バンダイビジュアル
発売日:2008/07/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

マクロスF(フロンティア) 2(blu-ray Disc) DVD マクロスF(フロンティア) 2(blu-ray Disc)

販売元:バンダイビジュアル
発売日:2008/09/26
Amazon.co.jpで詳細を確認する

マクロスF(フロンティア) 3 (Blu-ray Disc) DVD マクロスF(フロンティア) 3 (Blu-ray Disc)

販売元:バンダイビジュアル
発売日:2008/10/24
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Omnibot 17ミュー i−SOBOT Toy Omnibot 17ミュー i−SOBOT

販売元:タカラトミー
発売日:2007/10/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« 花ノ咲ク星と月のワルツ | トップページ | 再び »

メディア論」カテゴリの記事

文化論」カテゴリの記事

科学論」カテゴリの記事

社会論」カテゴリの記事

コメント

また似たような憶測が沸いていますね。

昔はアニメなんてマスコミの話題になるようなものじゃなかったと思います。今の方がよっぽど取り上げられている。

美少女系で話題になっているアニメって具体的になんでしょうか?ローゼンメイデン?(ちょっと古いか)
TAKESANご紹介のマクロスも美少女系に分類されるのかな?

投稿: Noe | 2008年6月 3日 (火) 15:51

Noeさん、今晩は。

美少女系って、どれなんでしょうねえ。
『マクロスF』は、どっちかと言うと、「美少年系」のような(笑) もちろん私は、「ロボット系」のつもりで出したかも知れません。

もしかしたら、「萌え」が流行った→「萌え」=「美少女」→美少女系が流行った  という感じなのかな。

アニメの影響の総体は、現在の方が大きい気もします。

投稿: TAKESAN | 2008年6月 3日 (火) 19:02

ちょっと美少女ゲームの方で調べてみたのですが、(wiki)美少女、魅力的な女性達が出てくるものは全て美少女ゲームと言えるようですね。アニメ等にも当てはまるかは分かりませんが、ジャンルとはまた別のようですね。
あとは、単なるアダルトゲームの言い換えでもあるらしいです。(携帯で投稿中なので再確認できず)ゲーム内の性的表現の度合い(ここら辺からとってもうろ覚え)、性的表現があるかどうかでも違うようです。ギャルゲーなんてのもありますからね。

そして、度合いとかって誰が判断するのでしょうかね。結局実際にやった人達が好き勝手に言ってるだけなら、この情報もあまり当てにはならないでしょうね。

家庭用ゲーム機では今の所、年齢制限が17以上(D指定?)までしか無いらしいので、移植の際にエロシーン削除の関係で呼び名が変わったのかもしれませんね。本当の所は分かりませんが。

投稿: 知己 | 2008年6月 3日 (火) 19:46

 ってか、70年代にありがちな、
・「すごい科学」を使ったロボットが敵と戦う
・研究所は防衛の拠点
・所長の博士が戦闘指揮官
の3点セットをかましたって、大多数の普通の人はヒーローであるかっこいい操縦者に共感するとか、ヒロインに感情移入するものであって、博士にあこがれてリアルで目指すなんて人はもともとGeekの素質を持った少数派に過ぎないと思うわけですが。

 昨年末の永井豪奇想奇抜40年イベントの会場で売っていたパンフの最後の方に、ロボットの開発をしている人がインタビューに答えて、ジェットスクランダーの設計図を敵に奪われた弓博士が自分の頭を指さして「設計図はここにある」とやったのを見て機械工学の博士を目指した、って言ってましたけども、そういう人は、アニヲタ&専門家の資質を両方備えた稀なケースだろうと思うわけで。

投稿: apj | 2008年6月 3日 (火) 23:03

>知己さん

ゲームとかのジャンルって、ややこしいですよね。定義問題と言うか。

美少女系、という言葉の選択から考えても、一般的なジャンルの話では無いのでしょうけれど、美少女が前面に出ているもの、というくらいの感じなのかな、と思います。

まあ、結局は、記者さんの頭の中にあるカテゴライズ、という事で、何を指しているかはよく解らない訳ですけれど(笑) あれとかこれとか説明されれば、あー、なるほどそういうイメージね、とでも考えられますが、あまりにも漠然とし過ぎてますよね。誰かが美少女系と言っているのを聞いただけ、という可能性すらありますし。

------

apjさん、今晩は。

実際には、活躍している研究者なりに趣味を聞いたらロボットアニメ好きがいた、というだけの話なんですよね。記事に書くような内容でも無い(笑) 優れた理工系の人が、実はアニメに影響を受けてました。面白いですね。という記事なら、へえ、そうなんだ、となると思うんですけどね。余計な事を書いちゃった、と言うか。

どちらかというと、電子工作が好きだったとか、オーディオとかプログラミングとか、そういう実践から入った人がいる、という説明の方が、説得的な気もします。

まあでも、アニメ全体の影響、と考えれば、それは結構大きいと思ってます。アニメを観る人自体がとても沢山いて、アニメのジャンルの中にはロボットとかを扱っているものはある程度あるので、全体としてみれば、アニメに影響を受けて目指した、という人は、そこそこいるかも知れません。実態は解りませんが。

------

OOなんかは何系なんだ?

投稿: TAKESAN | 2008年6月 4日 (水) 00:39

コードギアスなんかどうなるんでしょうね、とか。

マジンガーのようにロボットの魅力を描いた作品が減ったのが問題だ、と言っていると仮定して。

ロボットって結局のところ物語にとってガジェットにしかなり得ず(トランスフォーマーや勇者シリーズも、結局はガジェットに登場人物としての役割も持たせているに過ぎないし)、作品として成り立たせるためには、ロボットを巡る人間ドラマなりなんなりに仕上がりますよね、それは。

ジャンルが成熟している現在、単純にロボットの魅力を描いた作品が少ないのは当たり前じゃないかと。

投稿: 黒屋ぶるー | 2008年6月 4日 (水) 01:22

黒屋ぶるーさん、今晩は。

多様化と複合化が起こってるのだと思います。
ゲームなんかでも、明確に単一のジャンルに分けられるものでもなかったりしますしね。

前面に「ロボット」とか「メカ」を出したのは、確かに少なくなったのかも知れませんね。それがどう影響するかは別問題ですけれど。

投稿: TAKESAN | 2008年6月 4日 (水) 01:52

 ってか、アニメに影響されたまま大人になったというシチュエーションを普通に考えると、アニメーターを目指しそうな気がするわけですが。まあ、あの業界も食べていくのが大変だから、割と近そうなゲーム業界に流れたりするかもしれませんが。

投稿: apj | 2008年6月 4日 (水) 03:30

『銀河鉄道999』とか、ああいう昔の「名作」と言われる作品のファンの中にだって、「メーテルさんが好きで見ている」みたいな人は一定数いたわけですよね。そういう意味じゃ、これだって「美少女系」と言えばそういえるわけで…何をもって、「美少女系」なのか、が曖昧ですよね。

というか、「美少女系」が話題になっているって…

「この凶悪犯罪者の家に、18禁ゲームがあった!」「それを題材にしたアニメDVDがあった!」とか、そういうのだったりして…

投稿: たこやき | 2008年6月 4日 (水) 08:53

apjさん、今日は。

今だとそうかもですね。アニメという分野自体が認知されてきて。他にも、声優を目指す、とか。

アニメで描かれている対象に興味を持つ、というのから、アニメという文化そのものに関心が向く、というのはあるかも知れません。

------

たこやきさん、今日は。

多分、なんか、「美少女」の「典型的」な例を浮かべているのでしょうね。それ系のキャラが出てくれば、それは美少女系にカテゴライズされるのだと思います。
主人公が男性で、髪が色とりどりな高校生くらいの美少女に囲まれて物語が展開していく、的なのとか。そういうのが「話題に上」っているのかどうか、私は知りませんけれど。採り上げるのはマスメディアだし。

らきすたとかの事なのかも。

投稿: TAKESAN | 2008年6月 4日 (水) 13:20

らきすたとか・・・なんでしょうね多分。

しかしここでは、子どもの頃に見たアニメの影響の話をしている以上、話題にしているのは子供向けアニメなはずで、子どもが見る時間帯に進出した美少女系(と明確に言いうるであろう物)というと、今ではテレ東日曜10時台のサンデー枠くらいしかないような。

少なくともテレ東(深夜以外)限定なら、オタク向けアニメは確実に90年代の林原めぐみ全盛期のほうが多かったんですがね。

子供向けロボットアニメ減少の最大の原因は、少子化でおもちゃメーカーとのタイアップ企画が減ったことにありますし。

この手の記事にありがちな間違いですけど、いま美少女系が増えているといっても、U局深夜枠を新たに開拓したから相対的に割合が増えただけで、それらが子供向け作品のパイを奪っているという事はないですよね。

オタクが悪い風に言う前に、もっと子ども番組に注目しろよマスコミ。

投稿: 黒屋ぶるー | 2008年6月 4日 (水) 23:40

黒屋ぶるーさん、今晩は。

もしかすると、暗に、子ども向けのアニメが減った、という事を言いたいのかも知れませんね。「美少女系」を、子ども向けでは無いもの、という風に考えて。

子どもは、戦隊物を観るし、CSで以前のロボットアニメを観たりもすると思うんですよね。そこら辺、既に浸透していて一々話題にも上らない、というのもありそうな。セーラームーンとかドラゴンボールとか、今の子ども達も好んでいる作品ですしね。

話題に上るという現象自体、メディアが適当に採り上げる、という面もありますものね。

投稿: TAKESAN | 2008年6月 5日 (木) 00:22

こんにちは。古くからのスタートレックファンでたぶん現役の科学者である私としては、今からでも「スタートレックの○○を見て今の職業を目指しました」をでっちあげがほうがよいでしょうか。

それはともかく、意図的にサンプルを偏らせれば、「40年前だって「リボンの騎士」は人気が高かったのに「W3」はさんざんだった。当時から美少女系アニメばかりが話題になっていた」といえるわけで、美少女系がどうとかは無意味ですよね。

投稿: かも ひろやす | 2008年6月 5日 (木) 16:09

かも ひろやすさん、今晩は。

「話題に上る」というの自体、どこで話題になっているか、という事も、疑問ですよね。らきすたとかも、ネット上で色々話が出た(神社のとか)りしただけで、別に、すぐにアニメ全体がどうとか言えるようなものでは無い訳で。そういう意味で、偏っていて、印象だけに基づいて書かれていますね。

上にも書きましたが、話題に上るのは、何か特殊性があったり、マスメディアが「面白がる」対象なので、浸透しているものは、わざわざ採り上げられる事は無い訳で。

投稿: TAKESAN | 2008年6月 5日 (木) 23:20

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ユーモラス?:

« 花ノ咲ク星と月のワルツ | トップページ | 再び »