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2008年5月25日 (日)

たとえて言うと

ニセ科学について、ろくに調べもせずに論を展開しているのを見て覚える違和感。

やっと、(一部の人に、だけれど)解りやすい喩えが見つかった。

それはあたかも、

「”ロールプレイングゲーム”を語る森昭雄氏」

のごとく。

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「科学論」カテゴリの記事

コメント

そ、そのたとえは本当に限られた人にしかわからないものと思われます。
きのう見てたページにあって、ギョッ、としたもの(下までスクロールしてください)。
http://www.yoshiritsu.com/html/new_what/new_what.html

まあ、これがあったおかげで商品を衝動買いしないですんだのですが。

投稿: ちがやまる | 2008年5月25日 (日) 18:31

ちがやまるさん、今晩は。

解る人にはかなり解る喩えなのですが、汎用性に乏しいのが難点です。それだと、喩え話の機能をなさない気もしますけれど。

 >下までスクロールしてください

おお…。
しかし、2008年にもなって森氏を使うのは、広告効果になるのかなあ。ある程度なりそうなのが、悩ましいけれど…。

レゴ系のおもちゃで、結構面白そうですね。自由度も高そうで。
ギャラリーをみると、かなりアツい。これとか⇒http://www.yoshiritsu.com/html/new_art/2006/main/512_513.htm
これとか⇒http://www.yoshiritsu.com/html/new_art/2007/2007art/main/194.htm

脳科学的見地とか言わずに売れば良い、と思うんだけどなあ。

投稿: TAKESAN | 2008年5月25日 (日) 18:58

ラキューですか…。
これ、実は、森氏の講演会の中でもさりげなく、商品の写真とかが紹介されていたりするんですよね。

http://takoyaki-tako-tako.de-blog.jp/takotako/2007/02/post_e1df.html#comments

にコメントをいただいた、参加者・ぽにさんが「お恥ずかしながら講演後はラキューとかお手玉を買わなきゃいけないわ、と疑問も無く思ってしまいました・・・」と仰っているように、それなりの宣伝効果はあるようですが…

投稿: たこやき | 2008年5月25日 (日) 19:20

あ、たこやきさんのエントリーに書いてあるという事は、恐らく、既読だったけど忘れていましたね、私。

商品名、しかも自身が関わっている商品を講演で薦めるっていうのは、凄いですね。

上に書いた、「2008年にもなって」というのは、「2008年になっても」、とすべきかな。細かいですが。

それにしても、普通に面白そうなおもちゃなのに、わざわざ脳科学云々と言うのは、塗り絵が脳にいいとか料理が脳にいいとか言って薦めるのと似ていて、なんか嫌ですね。それ自体を楽しむ、というので良いと思うんですけどね。
もし知育を前面に出すなら、きちんと心理学的に効果を検証すべきですし。いつから、脳イメージングだけでものが言えるようになったのだか。

投稿: TAKESAN | 2008年5月25日 (日) 20:43

24日の記事を取り上げてもらってありがとうございます。

>「”ロールプレイングゲーム”を語る森昭雄氏」
なかなかいい喩えですね。個人的には森昭雄を「RPG=テーブルトークRPG」(『インフォドラッグ』)とした生田哲に変えたいところです(本の売上的には不可能ですが)。
ラキューの話について。レポートには書いていませんでしたが、世界日報の講演ではラキューについては一言も出てきませんでした。テーマがテーマ(教育の危機)だったからかもしれません。
リンク先の写真を見る限り自由度が高くていろいろと遊べるのに、なぜ科学的な証拠がほしいがために森昭雄を持ち出すのか……困ったものです。

投稿: アルファ | 2008年5月25日 (日) 22:06

あー、LaQの件ならこないだ公取委にメール出しときました、一応。飯田電子設計の「脳聴」シリーズと合わせて。
朝日新聞の記事に、ニセ科学で景品表示法違反に問われるケースが最近多い、というのを読みまして。
Wikipediaにもちょっと前に書きました。

投稿: ゲイムマン(府元晶) | 2008年5月26日 (月) 01:51

LaQは、開発元が奈良県吉野郡に本社を置いてがんばっていて、好感を持っていたんですが……。残念です。

もともと、開発時点では森さんは全然関係なかったはずですが、どこで関係をもっちゃったんでしょう。普通に玩具屋で売ると埋もれてしまうからと、書店で売ることを重視していたので、どこかの書店の関係者が紹介しちゃったんですかね。

ある意味でライバルのゾムツールが宮崎興二さんの推薦を得たので、
http://www.imagemission.com/zometool.htm
LaQも対抗してアカデミックな推薦が欲しいと思っちゃったんでしょうか。

ちなみに、ゾムツールのほうは、七田式右脳学習教材でせっせと売っていてイヤンですが、日本での総代理店の(株)イメージミッション木鏡社は別に怪しいことは言っていなくて、今のところ安心です。イメージミッション木鏡社にとって、七田は数ある販売店のひとつにすぎないのでしょう。七田だから卸さないなんてことをしたら、別の意味でイヤンですし。

投稿: かも ひろやす | 2008年5月26日 (月) 01:53

おはようございます。なるほど、すでに捕捉されている問題でもあったのですね。
Zomeの方をじつはその前に検討してまして、本家のページで緑棒を改良中につきお売りできません、になっていたので他に似たものはないか捜してみていたのです(どういう「改良」になるか気になりますが)。
http://www.zometool.com/products.html

このへんの商品については、私の方にはいそがなくてはならない事情もありませんし、興味本位で他人のあとからのこのこついていけばいいだけですので、折り紙やペーパークラフトを使ってみようかなと考えています(経済的にはこれが一番身の丈にあってます)。
http://www.pro.or.jp/~fuji/origamibooks/kawamura.tamentai.html

投稿: ちがやまる | 2008年5月26日 (月) 09:23

アルファさん、今日は。

生田氏の名前を使うと、益々マニアックになってしまいますよね(笑)
あの記述をゲーム好きに見せれば、「この人は一体何を言っているんだ」、となる事請け合い。

元々の使われ方を無視して(たとえば)RPGを再定義したり、とか、すっごい困るんですけどねえ。バイオらしきゲームをRPGと言われて、それを読んだゲームの知識が乏しい人が鵜呑みにして、というのは、甚だ迷惑ですし。

ニセ科学論について調べてみれば、と言うのは、RPGについて語るなら、せめてドラクエとかFFとかやってみれば、と言っているようなものなんですけどね。あまり伝わらないっぽいです。

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ゲイムマンさん、今日は。

「脳を鍛える」系に乗っかった、という感じですよね。森氏を使って、ある程度は効果があるのでしょうね。ゲーム脳を信じている人には特に。

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かも ひろやすさん、今日は。

御墨付、が欲しいのかも知れませんね。
知育というのをアピールしようとして、脳トレブームなんかも重なって。脳イメージングの画像は、インパクトは大きいですからね。こういう所に関しては、川島氏の責任は、結構ある気もします。尤も本人は、自分は学術的な知見を出しただけだ、と言うでしょうけれど。

まあ、よりにもよって、森氏かあ、という感じではありますね。ちょっと調べれば、川島氏とか篠原氏の方が、「それらしく」見えると思うんですけどね。もちろん私は、ああいう画像を見せて効果を謳う事そのものに、反対ですけれど。

それにしても、脳科学方面(自称含む)には、目立って(脳画像を出すから目立つのだろうけど)余計な事をする人がいますね。

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ちがやまるさん、今日は。

LaQにしてもゾムツールにしても、結構面白くて優れたおもちゃのように見えます。そこに、御墨付を求めたいのでしょうね。気持ちは解りますが、やるならやるで、きちんとやって欲しいですね。

折り紙も、本格的なものになると、想像を絶する世界ですね。一体どうなってるんだ、と素人目には思います。

投稿: TAKESAN | 2008年5月26日 (月) 13:22

「『フラクタル』を語る中沢新一」とか、どうでしょう。もっとわかりにくい上に古いですか。

投稿: かも ひろやす | 2008年5月26日 (月) 14:12

わたし的には射程外でした。中沢氏の事は、ほとんど知らないので…(無知晒しですけれど…)。

その喩えに、うんうん、と頷いている方もおられるかも。

最近のポピュラーな人を例に出すと、

「色んな事」を語る茂木健一郎氏

とか。もう喩えになって無い気も(笑)

投稿: TAKESAN | 2008年5月26日 (月) 14:25

「色んな事」を語る...(大爆笑)
もう何を語ってもだめなんですね。

中沢新一って読んだことないんですが、全く忘れていた記憶がその名前を聞いて蘇りました。
http://www.shinagawa-culture.or.jp/o_art/top/index2.html
なぜか私はこれを見てたのです。作者本人の解説つき(通訳つき)というのに観客はわずかで申し訳ないくらいでした。終わって「質問ありませんか。」ってなった時、一人の女子高校生が「はい」と手を挙げて。
「中沢新一の『雪片曲線論』をどう思いますか?」
その場を仕切ってくれる人は誰もいませんでした。通訳は必死でその子に聞きながら、ナカザワは若者に人気のある小説家で、、雪の形はフラクタルで、、と説明して、それで質問は何でしたっけ?「『雪片曲線論』をどう思いますか?」「...」通訳は汗だく、質問時間はそのことだけで終わりでした。これが私にとってのナカザワのすべてであります。

投稿: ちがやまる | 2008年5月26日 (月) 19:55

しまった。リンクをまちがえました。↑
http://www.shinagawa-culture.or.jp/o_art/exe/exe_data/1988_1.htm
本当にすみません。そんなに場所とるような話でもなかったのですが。

投稿: ちがやまる | 2008年5月26日 (月) 19:58

私は、オウム関連で名前を聞いた事があるなあ、くらいの認識ですね。

ニュー・アカデミズム、て言うんですか? もうそこから解らない…。Wikipediaの「ニューアカデミズム」の所に載っている論者の本で読んだのは、丸山圭三郎氏のものだけ、という(木田元氏や今村仁司氏の本を読もうとして途中で投げ出した記憶はありますが)。そっち方面は全然解らないですねえ(名前だけは解るけれど)。

中沢氏、ビデオゲーム論も書いているらしいですね。へー。

茂木氏は、色々口出しし過ぎですね。弁えた方が良いと思ってます。

投稿: TAKESAN | 2008年5月27日 (火) 01:45

LaQって知りませんでしたが、ほんとにふつうに売ればいいのに……と「ふつうの売り方」を考えたら、これは無理のない部分もあるのかもしれない、と思い直しました。
もう、20年ほど前からでしょうか、耳にタコができるほど「差別化」とか「付加価値」とか言われていますものね。マイナスイオン機能のついたエアコンとかのときも思いましたが、陳腐化した話ほど「『ない』と言うわけにいかない」という心理が働くとか、そういうことはありそうです。

さらに最近は、ゲイムマンさんもおっしゃっているように、「公取委も効果について明確な根拠を示すように求めている」みたいな新聞記事が出て来ています。じゃあ、どういう話なら「ちゃんとした話なのか」という辺りを見抜けないと、こうなることもある……ということなのかもしれませんね。
ひょっとすると、一所懸命に右往左往した結果なのかなもしれませんね……なんて。

投稿: 亀@渋研X | 2008年5月27日 (火) 02:01

追随したい、というのがあるのかもですね。
それにしても、脳科学者の御墨付、がどれほどの効果を持つのか、というのは疑問ですよね。脳トレ系は、川島氏のネームバリューが関係していて、必ずしも「脳科学者の言であれば良い」、という事では無い気もします。

仰るように、あれを「明確な根拠」と看做している、という可能性もありますね。本気である、と。
その場合だと、科学的なリテラシーが不足しているのでは、という観点からの批判になりますね。

投稿: TAKESAN | 2008年5月27日 (火) 04:01

LaQは、普通に玩具として玩具店で売ると埋もれてしまうので、書店で売って成功した商品です。「普通でなく売る」こと自体は、商品企画に早い段階から組込まれていたのでしょう。だからって、森昭雄はないですけど。

ゾムツールが宮崎興二さんなら、同じく数理系の人で対抗って発想はなかったんでしょうか。伝手をたぐって声をかけまくれば、興味もってくれそうな人はいそうですよね。でも、森昭雄推薦をとったために、そっちの目はもうないでしょう。

七田式右脳学習教材がゾムツールにすりよっているのことに、日本総代理店のイメージミッション木鏡社はのっていない(ように見える)のは、偉い。

投稿: かも ひろやす | 2008年5月27日 (火) 13:20

かも ひろやすさん、今日は。

書店で販売する、というのは巧みな戦略ですね。

やはり、脳科学方面だとビジュアルを出してくれるから、説得力を持つのだと感じるのかも知れません。客観的な証拠だというインパクトも与えるでしょうし。あまり知らないと、そういうものだと思ってしまうのでしょうね。
それにしても、森氏の場合には、森昭雄でちょっと検索なりすれば、すぐさま実態は解ると思うんですけどね…。エラい人が、「脳」を前面に押し出すように指示した、とかもありそうですけど、まあ、ここら辺は穿鑿してもしょうが無いですね。

七田式は、色々なものを取り込む、という感じですねえ。部分的には普通に使えるものが入っている、という所がややこしい。

久しぶりに七田氏のブログを見ましたが、相変わらずですね。
http://www.shichida.jp/makotoblog/archives/2008/04/post_151.html
▼▼▼引用▼▼▼
弟のBは、超感覚的な能力を発揮し、テレビはリモコンも使わずに自由に消したり、家中の電化製品は、スイッチを入れずに電源すら入っていないのに動かしたり、電池が入っていないのに、おもちゃが動き出したり、親の私でも信じられないくらいです。彼は、始めてみる絵本でも、表紙を見るだけで、中に書いてある通り話し出します。
▲▲引用終了▲▲
こういうのを見て思うのは、一体養育者の認識はどういう状態であるか、という事ですね。そうあって欲しいという願望が、判断力を失くさせてしまっているのか…。それにしても、度を越したダメさなので、実際に見ないと、「こんな事を言う親の存在が信じられない」、とすら感じますね。魚の切り身が泳いでいると信じた人間がいる、という話を聞いた時と同じ感じ。

テレビ観たいなら、リモコン使えばいいじゃない。

投稿: TAKESAN | 2008年5月27日 (火) 14:29

LaQから、少し離れてしまうのですが、このような書を見つけました。

http://www.ichimura-pub.com/2008/book0020.html

森氏が主催する日本健康行動科学会の大会での発表をまとめたものです。
大型書店で第1章(森氏担当)だけちょっと見ましたが、相変わらず、α波とβ波がどうたらこうたら、とか、中学校のPC部員にテストしたら成績が悪かったという「脳力」低下社会のアレとか、、そんな文言が並んでいました。
誰か、ツッコミ入れないのかなぁ…(笑)

投稿: たこやき | 2008年5月27日 (火) 16:13

LaQのメーカーの東京支社、うちから2キロぐらいしか離れていないことが発覚(@@
どげんかせんといかんのでしょうか……。

七田の件では、きくちゆみとなんとなく似たものを感じますね。と言っても、「あんなにとんでもない話をあれこれしているのに、どうして変だと思われないのだろうか」という点で同じ疑問を抱いてしまう、というだけなのですが。
おそらく、トンデモ話の類いがきっかけで離れて行く人も、一定程度はいるのだと思うのですよ。でも、一方では完全に受け入れてしまう人もいる……のでしょうねえ、そのブログ記事を読んでも、養育者が知らぬ存ぜぬだということはあり得ないですよね。

たこやきさん
>日本健康行動科学会
悩ましいですねえ。仮にもプロたちが集まって、どうしてそういうことになるんでしょうねえ……。
津本忠治さんや脳神経科学学会、2006年には「必要なものは批判して行きましょう」だったと思うのですが、その後はどうなんでしょうね。
http://blog.livedoor.jp/tiocaima7n/archives/51401071.html

投稿: 亀@渋研X | 2008年5月27日 (火) 23:36

たこやきさん、今晩は。

むう、これは…。情報、ありがとうございます。

近くの書店で入荷するかなあ。

▼▼▼引用▼▼▼(たこやきさんご紹介のリンクより)
その他に、調査・実験による科学的データに基づいて、論を展開していただくように依頼した。
▲▲引用終了▲▲
との事なので、実に興味深い。確認しておきたいですね。他の筆者の論文とのギャップなんかもあるのかな。

------

亀@渋研Xさん、今晩は。

おや、近くなのですね。
売り方として、森氏を使うのはデメリットになる可能性すらありますからねえ。

七田式等については、やはり、まともな事も言っている、というのがポイントなのかも知れません。当然、「手広く」なれば、その内にまともなものが含まれるのはあり得る訳ですしね。それとやっぱり、人格的な所なのかも。バカな事を広める善人はいますからね。この人は優しい、思いやりがある、という人格的な印象から、主張全体をも擁護する、という感じなのかな。

森氏の学会、きちんとした科学的知識と方法を身に着けている人は、いるはずなのですよね。
当該書の森氏の論文は未見なので保留ですが、それまでの森氏の言説は、中学生レベルですからね。色んな事情があるのかな。

投稿: TAKESAN | 2008年5月28日 (水) 01:11

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