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2008年5月31日 (土)

計測萌えになろう

読んで納得!図解で理解!「ものをはかる」しくみ Book 読んで納得!図解で理解!「ものをはかる」しくみ

著者:瀧澤 美奈子
販売元:新星出版社
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普段何気無く使っている、ものの量を表す言葉。

その内のどれくらい、「どのようにしてはかっているか」を知っているでしょうか。

たとえば、体重のような身近なものでも、体重計がどういう構造で、どのような機構で体重を量るか。また、においや味のような感覚的なものを、どうやって定量的に把握するか。毎日テレビから流れる、気温・気圧・風速や雨量は、いつも見聞きして知っている言葉だけれど、それがどういう意味を持っているのか、どうはかられているか、というのは、意外に知られていないのではないでしょうか。

本書では、様々な分野に亘って、ものを計測する仕組みが説明されています。水道使用量や電気使用量のような身近なもの。また、体脂肪、「肌年齢」や「血管年齢」といった、最近になってよく見聞きするような量。あるいは、星の明るさや、地球から月への距離、といったスケールの大きなものまで、盛り沢山の内容です。

私達は、色々な数値に囲まれて生活しています。その数値がどうやって導き出されてきたか、という所に目を向けるのも、大切なのではないでしょうか。

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「科学論」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

体重計で思い出しましたが、高校生のころ、人が他の星に住むようになったら、「星別補正機能付き体重計」なんて物が売られるようになるのかなぁと思ったことがあります。
住んでる星を入力すると「あなたの体重は地球重力換算で○○キロです」とか出たり。
で、「軽い」とか、「長い」「遠い」の感じ方も、星によって違ってくるんだろうなぁと。

投稿: A-WING | 2008年5月31日 (土) 11:31

こんにちは。

普通使われているヘルスメーターは重力の異なる星に持っていくと全く不正確になってしまいますが、、、
なんと「天秤秤」ならばどのような重力の下でも常に正確な値を示します。
現在は目にする機会が激減した天秤秤ですが、人類が様々な星に移住するようになった暁には、万星共通の重量測定器として復権を遂げるに違いありません!
なんちゃって。

投稿: PseuDoctor | 2008年5月31日 (土) 11:53

A-WINGさん、PseuDoctorさん、今日は。

紹介した本に、貴金属は、赤道で買って極で売れば特か? というのが載ってました。もちろん、そういう事が無いように計量する、という話でしたけれど。

天秤秤って、最近見た事無いですね。そもそも、見た事あったっけ…。理科の時見た気もするけど、どうだったかなあ。

投稿: TAKESAN | 2008年5月31日 (土) 13:28

ニセ科学では単位のない計測値が出てくるという話題がありますが、単位を知らないというのはよくありますね。医学関係は一般にもよく使われるけど私も知らないものがたくさんあります。

白血球数、血圧は最近やっと知りました。眼圧、血糖値は未だに知りません。

投稿: zorori | 2008年6月 1日 (日) 10:47

zororiさん、今日は。

数値、というのは、身近に溢れていますよね。で、ふと考えてみると、全然はかり方を知らなかったり。よく見聞きするものであっても。

偏差値とか知能指数なんかもそうですよね。何となく使っているのに、どう算出されているかは、あまり知られていないようにも思います。

投稿: TAKESAN | 2008年6月 1日 (日) 11:45

こんにちは、 A-WINGさん。

>体重計で思い出しましたが、高校生のころ、人が他の星に住むようになったら、「星別補正機能付き体重計」なんて物が売られるようになるのかなぁと思ったことがあります。

実のところ、これが未だに質量標準を標準原器と言われる「分銅」で行っている理由なんです。平衡のとれた天秤は、重力に依らず(重力ゼロの場合は適当な遠心力の元でも)分銅と釣りあうものの質量は分銅と同じになるんですね。例えば月の石を月の表面で100g採取したければ、天秤と100gの分銅を持っていって、釣り合うところまで石を乗せて(普通は左右の載せ替えもやって釣り合うことを確認します)、地球に持って帰ると、地球上でもその月の石は100gの分銅と釣り合うんです(不思議でしょ:笑)。

私は一応ですが日本の標準原器を管理している研究所の端にいるんですよ(もちろん、私にそんな貴重なものの管理は任されないけどね:笑)。

投稿: 技術開発者 | 2008年6月 2日 (月) 16:14

技術開発者さん、今日は。

ご教示、ありがとうございます。ここで紹介した本にも、同じような話が載っていました。

こういうのを勉強すると、とても面白いですね。いかに、「単位」とか計測方法とかが大事か、というのが解ります。それを意識するのは重要ですね。

心理学なんかを勉強していて、数学っぽい所とか「理系っぽい」所を避けてしまって、それでも理解出来るんだ、と思い込む人がいますが、それはダメなんですよね。むしろ、心理学のような、直接観察不能な概念が中心になる分野でこそ、きちんと数量化の論理なんかを知っていなくてはならない訳ですし。

ちなみに、上に書いた、「思い込む」人というのは、私自身の事です。心理学研究法のテキストで、統計の所だけ飛ばす、という馬鹿な事をしたり。

単位とか測定とか数量化とかは、工学や技術系の本が、参考になりますね。解りやすく書かれたテキストも豊富で。

投稿: TAKESAN | 2008年6月 2日 (月) 16:51

緯度補正機能付き体重計が、すでに普通に売られています。
オムロンとかタニタとかその他のメーカーとかのWWWページで、体重体脂肪計の取扱説明書をご覧ください。

投稿: かも ひろやす | 2008年6月 2日 (月) 23:46

かも ひろやすさん、今晩は。

へー、色々あるんですねえ。オムロンの商品の説明書を見てみました。重力補正ていうのがありましたね。
家に体重計が無い(しかも、以前使っていたのは、ボロボロの不正確なやつ)私にとっては、カルチャーショックです(笑)

投稿: TAKESAN | 2008年6月 3日 (火) 00:43

こんにちは。

絵的には、家庭用の小さなヘルスメータよりも、大きな天秤で体重計っているほうが面白そうですね。

「重力補正」で検索し見たら、重力補正は、地域別に補正することが計量法で定められてたんですね。驚きました。

投稿: A-WING | 2008年6月 3日 (火) 15:45

A-WINGさん、今晩は。

場所変えて体重量って体重減ってると思って喜ぶ、なんてネタがありましたね。自己満足(笑)

投稿: TAKESAN | 2008年6月 3日 (火) 18:55

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