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2008年4月14日 (月)

ろんり

論理学をつくる Book 論理学をつくる

著者:戸田山 和久
販売元:名古屋大学出版会
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まだ数ページしか読んでいないのですが、凄く上手な書き方ですよね。惹きこむのが巧み、と言うか。

それにしても、分厚い(笑) カタイ書き方では無いけど、論理学の教科書なので、読むのは骨が折れそうです。

論理と言えば、私が大好きな本↓

Book 論理と集合のはなし―正しい思考の法則

著者:大村 平
販売元:日科技連出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

野矢茂樹氏の本も良いと聞きます。読んでみようかな。

追記:大村さんの本、看過出来ない量の誤りがあるとの指摘あり。自分でそれがきちんと検討出来るようになるまでお勧めは保留します。2011年1月10日

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「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

数理論理学の教科書の書評を書いています。
http://taurus.ics.nara-wu.ac.jp/staff/kamo/shohyo/logic.html
ご参考にどうぞ。

投稿: かも ひろやす | 2008年4月14日 (月) 13:12

かも ひろやすさん、今日は。

おお、どうもありがとうございます。参考にします。

投稿: TAKESAN | 2008年4月14日 (月) 13:26

市販されている数理論理学の教科書は、数理論理学のどの側面を重視して
いるかで、次のように大きく三種類に分類できます。

M. 数学の一分野としての数理論理学
I. 情報科学の基礎理論としての数理論理学
P. かつては哲学の一分野であった論理学の派生物としての数理論理学

http://taurus.ics.nara-wu.ac.jp/staff/kamo/shohyo/logic-1.html
で紹介しているのは、上記のM型のものばかりです。

『論理学をつくる』は未読ですが、どれに分類されるでしょう?

投稿: かも ひろやす | 2008年4月17日 (木) 03:21

かも ひろやすさん、お早うございます。

うーん、あれはどこに分類されるのだろうか…。

たとえば、歴史的な経緯とかでどういう説明がなされているか、等で分けられるものなのでしょうか? とするなら、いずれにも分類されないような・・。

それとも、どういった対象を扱っているか、その割合によって分類される、という感じでしょうか。たとえば、索引にこの語があるかどうか、とか。

いずれにしても、元々知識不足で、しかもまだ少ししか読んでいない(笑)ので、情けないですが、判断出来ないです。

どなたか読まれた方がいらしたら、フォロー頂けるとありがたいなあ、なんて。

投稿: TAKESAN | 2008年4月17日 (木) 10:26

こんにちは。

この『論理学をつくる』は五年ほど前になんとかやり終えて以来ほとんど見てないのですが、うろ覚えで書いてみます。
かも ひろやすさんの分類をどれだけ僕が捉えられているのか不安なのですが、その三つのどれかに分類するとするなら、Pになるのかな、と思います。
論理学も哲学も独学なので心もとないのですが、僕のレベルがどれぐらいなのかはこれから書くことによって判断していただけるかと。

まず、他の本と比べてみます。前原昭二『記号論理入門』も持っているのですが、(こちらはまだやりとげていないのですが)だいぶ数学寄りというか、数学へのリンクに重きを置いた入門書だという印象があります。
それに比べると、『論理学をつくる』の方は日常言語に含まれる論理をどのように形式的に扱うかという論理学の側面を強調しているように思われます。
解説については、セマンティクスに重きが置かれている印象があります。あと、よく論理学に関する哲学的なトピックがよく挿入されていました。

もちろん集合論との関わりや数学の基礎付けの話も出てくるのですが、具体的な話にはあまり踏み込んでいないですね。応用編の非古典論理で様相論理や多値論理について結構詳しく解説しているのに対して、ブール代数の話は(確か)出てこなかったり。
情報科学との関わりについてはもっと言及が少なかったと記憶しています。

ただ、哲学の観点から見た論理学の入門書は時折テクニカルな部分やシンタクスについての説明がオミットされがちだと思うのですが、この本では証明や形式的な部分のトレーニングにも、シンタクスについてもかなりの分量が割かれていて、良い教科書だと思っています。
実はこの教科書で僕が一番つまづいたのはかも ひろやすさんが数理論理学を学ぶ必要最低限のセンスとしてあげられている「オブジェクトレベルとメタレベルの区別」のところだったのですが、これは単に僕のセンスが足りなかっただけかもしれません。
そういう事情もあって、ぜひかも ひろやすさんの評価を伺ってみたかったのですが、未読ということで残念です。前原昭二さんの本をまた頑張ってみるかな。

あと、僕自身、当時はかなり哲学的なところに興味が偏っていたので、その視点からの感想であることにも注意していただければ、と思います。内容に関する具体的な記述が間違っていたらすいません。

長文失礼しました。

投稿: dlit | 2008年4月17日 (木) 14:11

あ、あと僕は戸田山先生のファンなので、「哲学者としての戸田山和久」のバイアスもかかっているかもしれません。

投稿: dlit | 2008年4月17日 (木) 14:13

dlitさん、今日は。

おお。詳しいご説明、ありがとうございます。

ううむ。きちんと勉強しないと、埒が明かないな…。

…。

……。

「らちがあかない」って、「明かない」だったのか…。「開かない」、だと今まで思ってた。

投稿: TAKESAN | 2008年4月17日 (木) 14:51

私も上のdlitさんのお考えにほぼ賛成です。ほぼというのは反対の部分があるのではなくて、私のほうが勉強不足(やりとげられなかった)なのであまりはっきり言えないことと、本が今手元になくてうろ覚えで、さらにかもひろやすさんが分類されている中ではたぶんPに属するものしか読んでいないからです。そして私の興味も(今も)哲学のほうに偏っています。さらに戸田山先生の大ファンでもあります。

野矢茂樹「論理学」も素晴らしいです。

(今ネット環境の悪いところにおりますのでもしお返事をいただいてもお返事のお返事ができないかもしれないことをお許しください。)

投稿: とらこ | 2008年4月18日 (金) 16:08

とらこさん、今晩は。

ご説明、感謝します。

戸田山氏の本は、『科学哲学の冒険』を読みました。読みやすくて良い本だったと思います。

野矢氏の本は、あちこちで良い評判ですね。読んでみよう。

――ふふ、図書館にあった…。

野矢氏のウィトゲンシュタイン関連の本を読もうとして2ページで脱落したのは、いい思い出…。

投稿: TAKESAN | 2008年4月18日 (金) 23:23

というわけで(何が?)、おおあわてで『論理学をつくる』を読みました。明確に分類Pに属する教科書ですね。

数学系の人や情報科学系の人のための数理論理学の教科書として使うには、テクニカルなディテールが足りませんが、たぶん、それは木に寄りて魚を求むなんでしょう。

投稿: かも ひろやす | 2008年4月22日 (火) 01:26

かも ひろやすさん、今日は。

あ、調べて下さったのですね。ありがとうございます。

なるほど。IやMでは無い、というのは思いましたが、やはりPですか。

投稿: TAKESAN | 2008年4月22日 (火) 12:27

参考文献に一つを除いてすべてPと思われるのが並んでいることからも、はっきりとPでしょう。

投稿: かも ひろやす | 2008年4月23日 (水) 00:16

あ、なるほど。そうか…。

投稿: TAKESAN | 2008年4月23日 (水) 01:16

>とらこさん

おお、お久しぶりです。
戸田山先生、良いですよね。
ああいう風に語れる(書ける)ようになるのが僕の目標の一つだったりします。

>かも ひろやすさん

情報ありがとうございます。
やっぱりというか、足りないのですねえ。
精進精進。

投稿: dlit | 2008年4月23日 (水) 07:41

dlitさん、お早うございます。

戸田山氏、人気ですねー。
書き方に憧れる人、いますよね。

------

そういえば私、論理学の本って、情報科学とか工学のシリーズのやつを読んだのがほとんどでした。

投稿: TAKESAN | 2008年4月23日 (水) 10:07

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