フジで水伝
さんまさんの番組で、水伝が採り上げられた模様⇒あっぱれさんま新教授:オフィシャルサイト:今週の学問(その内、こちらに移動すると思います⇒あっぱれさんま新教授:オフィシャルサイト:過去の学問)
昨日、たまたま予告編をフジテレビのサイトで観て、「水の結晶写真」らしきものが出てたので、ここで紹介しようかな、と思って、まあ、多分違うんだろうと思い直して止めたのですが、やっぱり書いとくべきだったか…(私が住んでいる所では、放送が無いのです)。
水には結晶があって、話しかけることで結晶が変化し、水自体が美味しくなるそうです。
うーむ。「なるそうです」、じゃ無いよ…。
| 固定リンク
« 肉 | トップページ | 今期観るっぽいドラマ達 »
「メディア論」カテゴリの記事
- 茂木健一郎氏の世論調査観(2011.09.23)
- よく出てくる(2009.04.22)
- 暴挙(2009.04.11)
- ねじれている可能性(2009.03.21)
- 1割?(2009.03.18)
「科学論」カテゴリの記事
- メタスパイラル(2011.12.14)
- 主観、主観、ただ主観(2011.12.12)
- 公衆衛生(2011.12.07)
- ひとまずまとめ――患者調査において、「宮城県の一部地域及び福島県の全域について調査を行わない」事について(2011.12.06)
- 科学コミュニケーション――科学語での会話(2011.12.04)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
今日放送分のはこちらに⇒http://www.fujitv.co.jp/shin-appare/bn_22.html
下の「恋愛心理学」ってのもアレだけど…。きちんとした臨床家は、頭を抱えるんじゃないだろうか。少なくとも、「心理学」とか「心理テスト」とかは、書いたり言わないで欲しい。
投稿: TAKESAN | 2008年4月20日 (日) 15:39
トラックバックさせていただきました。さっそくどなたかがクリックしてくださったようです。
激しく脱力しちゃって、なんてコメントしたものか苦しみますね……。
投稿: 亀@渋研X | 2008年4月20日 (日) 16:00
亀@渋研Xさん、今日は。
今テレビで水伝か、という感じですねえ。
意見を送りました。リサーチしたのかどうか、という所も、書いておきました。ホント、ググれば一瞬で解る事なのに。知った上で作った、とすると、本格的にダメですが。
日曜の昼にやってたさんまさんの番組なので、それなりの数の人が観た可能性がありますね。それだけに、意見もある程度集まりそうです。
そもそも、どこからこの話を仕入れてきたのだろうか…。
WEB上だと、批判が目立つくらいだと思うから、製作者かゲストの誰かが人づてに聞いたのかな。長谷川さんが持ち出してきた、とか。
投稿: TAKESAN | 2008年4月20日 (日) 16:34
こんばんは。
私も抗議文を送りました。
やはり反省していなかったか、と思いました。いったい何をやってるんでしょうね、フジテレビは。
反省までは行かずとも、また叩かれないようにリスク管理ぐらいはするだろうと思ってましたが、反省どころか、ぜんぜん学んでないですね。
とことんダメですね。
投稿: A-WING | 2008年4月20日 (日) 18:39
A-WINGさん、今晩は。
素朴、ですよね。本当に、ほんの少し調べてみれば、簡単に解るはずなのに。
件の番組を採り上げているブログを見ると、長谷川さんが水伝を信じていた、という話があったので、ゲストが関心のある事柄を訊いて、それを採り上げたのかも知れません(私は観ていないので、推測ですけれど)。
バラエティだから大目に見て貰えると思ったのか、単純に信じたのか…。いずれにしても、ダメですね。
投稿: TAKESAN | 2008年4月20日 (日) 20:27
反省というのが「あるある」のことでしたら、フジテレビは、あれは関西テレビのやらかしたことだとしか、思っていないんじゃないですか。
投稿: かも ひろやす | 2008年4月21日 (月) 02:44
かも ひろやすさん、今晩は。
多分、そういう感じなんだと思います。
本来なら、番組制作に関わる人は須らく、あの件を念頭に置いて取り組むべきだと思うのですが、やっぱり、捏造などでは無いから、バラエティ色が濃いから、という事で、問題であると考えなかったのかも知れません。
いや、そういう自覚すら無い(水伝を鵜呑みにした)可能性もありますが、いずれにしても、大変な認識不足であろうと思います。
ほんの少し調べてみれば解る事なのに、それをしない所が驚きです。ゲーム脳が今更肯定的に紹介されるのを見る時と、同じような感じです。
投稿: TAKESAN | 2008年4月21日 (月) 03:19
こうだくみは、散々批判されましたが、放送したラジオ局は別に気にしているフシはありません。批判された理由は高齢妊婦に対する侮辱であるという感情的なもので、非科学性はあまり問題なっていない気がします。
さて、今回のフジの件でも非科学性はさておき、水道事業者や水道水利用者への侮辱として猛烈な批判がなぜ湧き上がらないのか。フジは単に一つの説を紹介しただけだから?仮に批判されるとしても、それは江本氏や長谷川初範に押し付けて逃げるのだろうか?。TV局とは、自らの意見や主張は何ら持っておらず、他者の主張や意見についても何ら調査や検討を行わず、思いつきでたれ流すだけ、しかも責任はうやむや。いい加減にしてほしいと思いますね。
投稿: zorori | 2008年4月21日 (月) 07:55
おはようございます。
情報、ありがとうございます。
やはりスポンサー第一なのでしょうかねぇ???
それから、「安心」のエントリー、拝見しました。
私も以前、「股関節云々、、、」というタイトルで購入したことがあります。
でね。TAKESANさん。
この本をネットで知って、かおうと思って本屋さんに行ったら、なんと売れていて4軒目あたりの本屋さんでやっと買う事ができました。
健康って、不安な人が多いので、煽るには格好の「市場」なんでしょうね、、、
あっ、元記事に書けば良かった。
レス違いでごめんなさい。
じゃ、、、またね!
投稿: せとともこ | 2008年4月21日 (月) 11:15
zororiさん、今日は。
倖田さんの時は確かに、「(感情的な)配慮に欠けた」、という面がクローズアップされましたね。
フジに送った意見で、日本の水道水や、それを作る人々へのネガティブイメージを形成させるのでは、というのを書いたのですが、「やはり水道水は」、などという言い方で、あたかも水道水は良くないものであるかの如く言うのは、明らかにおかしい事ですね。
私がそう言うのも、以前、水道水はあまり良くない、というのを自分自身が思っていたから、なのです。水道水を普通に飲用に使えるとか、厳しい水質の基準があるとか、そういう所を解っていなかったのですよね。先入観というのは恐ろしいものです。だから、今回のように、「何気無く」印象を誘導するようなものが、とても気になります。
------
せとともこさん、今日は。
長谷川さんにリサーチして採り上げられた、という可能性がありますね。で、そのものについての詳しいリサーチは足りなかった、と。もしそれをしていたのだとすれば、故意にやっている、という事ですし…。
『安心』、売れてるんですねえ。
ああいう雑誌、藁にもすがる思いな人が読んでいる事もあると思います。慢性の病気に苦しんでいる人なんかもいるでしょうね。そういう所に、「魔法陣」は無いだろう、と思いますね。作り手は、どう考えているのかな。これもフジと一緒で、本当に信じているか(これは考えにくいなあ、いくらなんでも)、どうせ本気で信じやしないだろう、という感じなのか。
苟も健康系の雑誌を謳っているのだから、週刊誌の怪しい広告レベルのものを特集組んじゃいかんでしょう、と思います。
投稿: TAKESAN | 2008年4月21日 (月) 11:47
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=8893
▼▼▼引用▼▼▼
hasenka 付和雷同 専門家がダメだししたらダメなんて権威主義、付和雷同って言うんだよ!
▲▲引用終了▲▲
相変わらずなお方です。
http://d.hatena.ne.jp/hasenka/20080421/p2
▼▼▼引用▼▼▼
昨日テレビで水伝が紹介されていましたが何気にバージョンアップしているような。今度はきれいな音楽を聞かせるときれいな結晶ができるとか。何がきれいな音楽なのか気になる所ですがこの戦略は中々いいですね。
▲▲引用終了▲▲
原典読んで無いし、批判の内容をちゃんと調べて無いでしょ…。メタル聞かせたら汚い結晶が出来たとか何とか言ってたのは、大分前からなのにね。ある種の音楽を聞かせたら汚い結晶が出来るのは、歌詞が悪いから、とも言ってますけどね。
投稿: TAKESAN | 2008年4月21日 (月) 16:57
hasenkaさんには以前腹を据えて釣られるだけ釣られました(エントリ3つぶん)。そう云うわけで「要はこう云うことを云いたいひとなんだ」と云うあたりで個人的には簡単に片付きます。
投稿: pooh | 2008年4月21日 (月) 18:49
poohさん、今晩は。
まさか、こんな認識(水伝に関する知識)に留まっていたとは、と思って、つい言及しました。
バージョンアップ、てねえ…。
投稿: TAKESAN | 2008年4月21日 (月) 22:02
>TAKESANさん
>>長谷川さんにリサーチして採り上げられた、という可能性がありますね。
ちょっと世代的にズレるのですっかり忘れていましたが、よく考えたら、この人は「ウルトラマン先生」ではありませんか。ここでも学校教師と水伝という厭な図式が成り立ちますねぇ(笑)。
投稿: 黒猫亭 | 2008年4月25日 (金) 06:11
黒猫亭さん、お早うございます。
80は、主題歌はよく憶えてるのですが、ストーリーは、全く記憶に無いです(笑) 先生だったんですねー。
長谷川さん、凄く聡明な人だとは思うのですが、(もし水伝を信じているのだとすれば)結晶と「言葉の力」の魅力に参ってしまったのかなあ。
投稿: TAKESAN | 2008年4月25日 (金) 11:13
>TAKESANさん
>>80は、主題歌はよく憶えてるのですが、ストーリーは、全く記憶に無いです(笑) 先生だったんですねー。
主題歌はヤケに格好いいんですよね、オレもよくカラオケで歌います。サビのところが無闇に高くて苦しいですが(笑)。
ストーリーを覚えていないというのは、多分あの作品だけドラマ演出を実質的に大映テレビが担当していて、例によって「スクールウォーズ」方式で、心理描写から状況説明まで絵で見ればわかることをすべてナレーションで説明してしまうのも関係しているかもしれませんね(笑)。
あと、主人公の矢的猛が中学校の教師だというのは前半だけで、後半ではテコ入れで学校教師という設定が殆どなかったことにされていますので、印象に残らないのも当然でしょうね。
ウィキによると、主人公を学校教師に設定したコンセプトは熱中時代や金八先生のヒットを受けたものらしいですが、設定上こういう理由附けが為されています。
>>地球人の邪悪な心(劇中ではマイナスエネルギーとも呼称[1])が怪獣を生み出すという設定を導入し、ウルトラマン80は怪獣と直接戦うだけではなく、怪獣を生み出す人間の心にも教師として取り組むというドラマ作りが行なわれた。
何となく、今更めて視るとそこはかとなくヤバさが漂ってきますねぇ(笑)。水伝教育に擬えて言えば、怪獣が出てくるから邪悪な心はよくないと教えるのか、という批判も可能ですね。まあ、あの素朴な時代性では、そんなことは考えもしなかったわけですが。
>>長谷川さん、凄く聡明な人だとは思うのですが
以前、poohさんのところで倖田來未問題に絡めて似たような話はしましたが、芸能人という人気商売一般、非合理崇拝とさまざまなアスペクトで親和性が高いということは言えそうです。動機面においても、機会の面においても。
某巨大教団の影響力も、業界ゴシップの域を越えて浸透しているようですし、かなりアタマが良いとされる人でも不思議なくらい非合理に弱い。こういうのは、知性とはまた別の心性の次元に根があるのでしょうかね。
倖田來未で想い出しましたが、ボニーピンクも水伝を支持しているらしくて、そういえば「ウォーターミー」なんて歌を歌っていました。結構好きなアーチストだったんで残念です。まあ、ミュージシャン一般がこの手のニセ科学に弱いのは、多分フラワームーブメントとかニューエイジ思想が遠く影響しているんでしょうけど。
というか、そういう傾向は特にアメリカのミュージシャンに強いわけで、日本のミュージシャンはそういうのをファッションとして受け容れているというところもあるんじゃないかと思います。
投稿: 黒猫亭 | 2008年4月25日 (金) 14:54
ああ、時代だなあ、という感じですねー。熱血教師、ですね。水谷豊さんとか。
想像ですが、黒猫亭さんも仰るように、芸能人がそういう所に触れるのは、機会、つまり環境の面が大きいのかも知れませんね。先輩に紹介されたり、とか。まあ、元々そういう素質を持っていたのか、芸能生活で涵養されたのかは、それぞれでしょうけれど。
>ボニーピンクも水伝を支持しているらしくて
ほう、そんな話が…。
私がよく力説(笑)する所ですが、やはり、「言葉」に対する認識如何なのかな、と。そういう意味で、まさに、「科学以前」の問題。言葉の厄介な性質を、少しでも本気で考えてみれば良いのになあ。
投稿: TAKESAN | 2008年4月25日 (金) 23:14
こんばんは。
>ウルトラマン先生
「80」が学園ドラマだというのは記憶していましたし主題歌も耳に残っているんですが、逆に長谷川さんという方を良く知らなかったりするんですね、私の場合。
>専門家がダメだししたらダメなんて権威主義、付和雷同って言うんだよ!
うふふ、要するにhasenkaさんは「専門家の言う事を鵜呑みにするな」と仰りたい訳ですよね?
さて、件の番組中で「専門家」として紹介されていた方といえば勿論「江本勝」氏ですね?
つまり「江本氏の言う事なんか信用するな」という訳です。それとも「TVが江本氏を『専門家』だと紹介したのが間違い」って事ですか?
いずれにしても、相変わらず見事な切れ味のブーメランですな>hasenkaさん
投稿: PseuDoctor | 2008年4月27日 (日) 00:21
長谷川さんは、結構好きな役者なんですよね。武道にも打ち込んでおられるとか(それが影響している可能性も、考えられなくも無いですね)。
hasenkaさんは、刃のブーメランを投げているのでありましょう(ちらりとドラクエネタ)。
恐らく、「したら」という所に、強い主張を込めているのだと思います。でも、専門家が言ったから、という短絡を前提されてもねえ、という感じでした。「専門家が言っているという事実のみで他の部分を考慮せず鵜呑みにする」、というのは、それこそ誰にでも言える事ですしね。で、誰がそういう判断をしていますか、という話にもなりますし。
投稿: TAKESAN | 2008年4月27日 (日) 00:38