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2008年2月 5日 (火)

華麗なる威力

「朝カレー」で脳が活性化 受験生の味方になる!?(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

へ、へえ…。

なんか、凄いなあ。うん、凄い。

イチロー選手の話に繋げる所も凄い。

パーフェクトなクオリティの記事ですね。

今日辺り、はてブとか付きそうな気がする。

※研究内容を否定するものではありません。と言うか、記事の内容からは、評価のしようが無いですし。記事の書き方の話です。尤も、ホントに”「カレーを食べると頭が良くなるんです」”と言ったとすれば、不用意だなあ、とは思いますけれど。

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「科学論」カテゴリの記事

コメント

辛いから目が覚めるとか、血行がよくなるとか、ないことはないかも。

ここから「インドのIT産業のひみつ」みたいなのにつながっていくと、悪趣味ですが楽しめる展開になるのかも。

投稿: pooh | 2008年2月 5日 (火) 07:57

poohさん、今日は。

昔、『美味しんぼ』で、カレーに用いるスパイスと漢方薬に共通しているものがある、という話があるのを見て、ほー、と思ったものです。

 >ここから「インドのIT産業のひみつ」みた
 >いなのにつながっていくと
普通にありえそうなのが…。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 5日 (火) 11:46

農水省のめざましごはんとコンセプトは変わらない気がします。
対照実験をした結果の結論なのかが気にかかります。

投稿: Noe | 2008年2月 5日 (火) 12:14

ちと検索したら、こんなのが⇒http://www.makino-g.jp/bookdetail/isbn/4-8376-1205-9/

むむ、これはかなり…。

ただ、サブタイトルはかなりアレですが、amazonのレビューは、結構好意的。1件だけですけれど。

記事では、
▼▼▼引用▼▼▼
カレーを食べると脳が活性化して、集中力や計算力がアップする、という研究結果が出てきている。
▲▲引用終了▲▲
とあって、その後には、脳の血流の話しか出ていないんですよね。心理学的な実験をやったのかなあ。それと、血流が数%増えて(対照研究をきちんとやったとして)、それにどう実質的な意味があるのかな。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 5日 (火) 12:42

ご紹介の本の「はじめに」に以下のような記載があります。

>カレーには、実に幅広い健康効果があります。たとえば、カレーを毎日のように食べるインドでは、胃ガンやアルツハイマー病の発症率が日本より低いことがわかっています。また、カレーには脳内の血流量をふやす作用があり、脳をいきいきと働かせる力を秘めています。生活習慣病や冷え症の改善にも積極的に働きかけます。さらには、ダイエット効果まであるのです。


生活習慣病の発生率は確かに低いのかもしれませんが、感染症や環境汚染の対策が不十分な上に医療の質が低いため、平均寿命は日本より20年ほど短いです。生活習慣病の発生率だけをもって「健康」と判断してよいものかどうか・・・
(参考:外務省 在外公館医務官情報
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/india.html)

ところで、著者プロフィールにお師匠さんの名前が列記されていますが、これって東洋医学では普通なんでしょうか?
(出版元のマキノ出版にサンマーク出版と同じ臭いを嗅ぎ取ったのは秘密です)

投稿: Noe | 2008年2月 5日 (火) 15:17

そもそも「カレーを食べれば」という括り方が凄いです(笑)。一口にカレーと言っても、いろいろなスパイスの複合であるわけですね。

日本で一般的にカレーと言った場合に必ず含まれているのは、ターメリックとサフランと唐辛子と胡椒にナツメグとかクミンシードくらいのものですかね。量の配分もメーカーによってマチマチだろうし、自家製の独自のスパイス配合に基づくカレーもあるだろうし、そもそもインド料理では大概の料理をカレーと呼ぶわけですから、「辛くてスパイスが大量に入っている」という共通項しかないものを採り上げるというのが凄いですね。

「辛い」ということでカプサイシンの血行促進効果が重視されるなら、朝から唐辛子まみれの料理を九品目以上食べるという朝鮮料理のほうが凄そうだし、とにかくスパイスがたくさん入っているのが良いんだということなら、漢方の観点で言えば「たくさん薬を飲めばアタマに良い」という乱暴なことを言っているわけです。

まあ、多分poohさんが仰るように、思春期の子供などはとくに午前中は血の巡りが悪くてアタマが働かないので、朝からカレーを食べて血行が活発になったら少しはしゃっきりするという程度の話なんではないでしょうか。普通の朝ご飯だとお腹いっぱい食べると眠くなりますが、その辺カレーなら辛くて刺激的だから眠くならないとか、そんな話じゃないですかねぇ(笑)。

投稿: 黒猫亭 | 2008年2月 5日 (火) 16:00

なるほど。

恐らく、アルツハイマーや癌のリスク要因は、疫学的研究等によって、ある程度の事は解っているのだと思いますが、この本の書かれ方だと、かなり不用意であるという印象を受けます。
なんだか、この文脈で語られる「カレー」、ゲーム脳における「ゲーム」と同じような使い方がなされているように、思います。

▼▼▼引用▼▼▼
著者プロフィールにお師匠さんの名前が列記されていますが、これって東洋医学では普通なんでしょうか?
▲▲引用終了▲▲
うーん、そうですね。それほど詳しく参照した訳では無いですが、武術であるとか東洋医学であるとか、「伝承」を重んじる分野では、結構見る気もします。私が見たのがたまたまなのかも知れませんけれど。

▼▼▼引用▼▼▼
出版元のマキノ出版にサンマーク出版と同じ臭いを嗅ぎ取ったのは秘密です
▲▲引用終了▲▲
その感覚は、妥当かも知れません…。雑誌の紹介などを見ると、色々と。
私が、マキノ出版の本を数冊持っている、というのは、ここだけの話です。サンマークもですが。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 5日 (火) 16:30

あ、上のコメントは、黒猫亭さんのコメントを読む前に書いたものです。

丁度上にも書きましたが、黒猫亭さんも仰るように、「カレー」という括り方は、どうなのだろうと思います。
私はよく知りませんが、インドにおける「カレー」とは、ある特定の料理を指すものでは無いですよね。日本で食されるカレーとも、一致する訳では無い。
ですから、カレーに含まれるスパイスなりの効果を研究して、これは良いかも、というのなら、普通に受け容れると思いますが(※それは、件の研究者の方も語っている)、いきなり、「カレー」が「頭が良くなる」と接続されると、とても不用意なものに見えるのですよね。
食習慣と病気の関係を調べるなら、疫学的な研究を行うべきでしょうしね。記事では、その観点と、臨床的な、脳イメージングと食事の関係という実験研究とが、ごっちゃになっている、という印象も受けます。減量の効果と、脳イメージングの観測と、食習慣と病気の関係、というのは、各々が、相対的に独立した問題だと思います。

尤も、これは、研究者が何を言っているか、どういった研究がなされたか、記事がどのように書かれたか、という論点が絡み合った、複合的な問題ですけれども。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 5日 (火) 16:40

>TAKESANさん

ウィキで調べたところ、若干複雑な話だったようです。

>>その語源には諸説あるが、おそらくタミル語のkaRi(食事)あたりであろう。インドでは食材や調理法によってそれぞれの料理に個別の名前が付いており、それらをまとめてカレーと呼ぶことはない。

つまり、インド料理には「カレー」なるものは存在しないが、おそらくタミル語で「食事全般」を指す語が誤解されて、欧米や日本で謂うところの「カレー」という料理の語源となったということらしいですから、「カンガルー」みたいなもんですね。

ところが、さらに調べてみると「カンガルー」の語源伝説も単なる俗説の嘘っぱちだったそうで、

>>「カンガルー kangaroo」は、もともと、カンガルー(跳ぶもの)を指した現地語 gangurru が変化したものであると考えられる。

ということですから、世の中の大概の外来語は誤解と嘘っぱちで出来ているようです(笑)。この話を聞いて、オレは吉田戦車のマンガでオカピを最初に発見した学者が急いで酒井法子を呼んで「何あれ、おかぴ〜」と言わせるというネタを想い出しました(笑)。

投稿: 黒猫亭 | 2008年2月 5日 (火) 18:58

ほー。

あれ、そのカンガルーの俗説、なんか別の文脈で、似たような話を見た事があったような。なんだったかな。やっぱカンガルーの話だったっけか…。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 6日 (水) 01:27

>TAKESANさん

ウィキによると、この逸話は中学の英語の教科書に載ったことがあるそうで、そう言えばオレもそんな記憶があるので随分昔の話でしょう。TAKESANさんもそんなにオレと歳が離れていないと思いますので、教科書で読まれたんじゃないでしょうか。

南半球の変な名前の動物にはこの手の語源説が結構あるみたいで、他には「アイアイ」にも似たような説がありますが、ウィキの解説では語源説を紹介するだけでツッコミが入ってなかったから、こっちのほうは本当なのかもしれません。探検隊が捕まえたアイアイを視て原住民が驚きの声を上げたところ、探検家たちはそれをこの動物の名前だと勘違いした、という例のアレです。

投稿: 黒猫亭 | 2008年2月 6日 (水) 07:35

黒猫亭さん、今日は。

多分、いくつかの話がごっちゃになって、記憶がおかしくなっちゃってます。

何だったかなあ…。言語哲学かなんかで、人類学者が通訳出来るかどうか、という思考実験がどうのこうの、とか。←もう意味不明

▼▼▼引用▼▼▼
TAKESANさんもそんなにオレと歳が離れていないと思いますので
▲▲引用終了▲▲
残念ながら(?) 多分この推測は、はずれてますです(笑)

▼▼▼引用▼▼▼
南半球の変な名前の動物にはこの手の語源説が結構あるみたいで
▲▲引用終了▲▲
あー、同じ様な話はありそうですよねえ。本当にそういう事実があって、それが違う語源の言葉にも適用されてしまった、って事なのかな。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 6日 (水) 12:06

ああ、やっと思い出せた…。

「ガヴァガイ(gavagai)」

の話だった。

しかも、かなり微妙に、話題とはずれてるし…。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 6日 (水) 13:12

>TAKESANさん

>>「ガヴァガイ(gavagai)」

識らなかったので調べましたが(笑)、なるほど科学哲学の概念モデルでしたか。クワインの名前すら識らなかったほどのニワカですので、大変勉強になりました。

まあこの概念モデル自体が「冒険の時代」の様々なエピソードから連想されたものなんでしょうけど、異文化同士のファーストコンタクトの局面というのは、たしかに人間の認知手段を論じるのに恰好の実例ではありますね。

カレーの話題に戻りますと(笑)、一般に「カレー料理」と謂われているものは、実は東インド会社とかあの辺経由の欧州料理だってことですね。上のほうで話題に出た美味しんぼのインド編で詳しい経緯が紹介されていますけど、「カレー粉」という既製のミックススパイスの存在が一般的なカレーイメージを規定しているということでしょうね。

大本はイギリスのクロス・アンド・ブラックウェル社のミックススパイスが欧州のカレー料理の味を決めたわけで、本邦のS&Bのカレー粉の原型にもなっていますが、現在は日本人のカレー好きから膨大なバリエーションが生じたわけで、一口で括れないくらい多種多様な成分のアマルガムであるカレー粉に共通する有効成分を抽出すると、やっぱり物凄く雑な話にしかならないような予感がします(笑)。

投稿: 黒猫亭 | 2008年2月 6日 (水) 19:16

あ、忘れていた。

>>残念ながら(?) 多分この推測は、はずれてますです(笑)

そうなんですか、上の世代だとするとかなり関心対象がお若いし、下の世代だとすると落ち着いておられるので、てっきり同世代かと(笑)。

投稿: 黒猫亭 | 2008年2月 6日 (水) 19:34

こんばんは。

余談のみに反応しますが(笑)
私から見ると、黒猫亭さんは私よりちょっとだけ年上で、TAKESANさんは私より少しお若いかな、という感じですね。

まあ、専ら興味の対象から推し量っているだけなんですけど。

投稿: PseuDoctor | 2008年2月 6日 (水) 21:36

>黒猫亭さん

ガヴァガイの話は、確か、「科学哲学者柏木達彦」という、小説なのか学術書なのかよく判らない(笑)シリーズに、出てきたのを読んだのだったと思います(解りやすくて、結構面白いです)。←記憶違いだったらすみません。

私のカレー知識は、何を隠そう、『美味しんぼ』から仕入れたものです(笑)

物凄いバリエーションがあるものの影響を云々するのだから、それに共通するものを採りだして論ずるべきなのですよね。少なくとも、「カレーは」、と言うなら、カレーという概念がどのように用いられているか、等の所を、突き詰めなければならないし。
やはり、構造としては、ゲーム脳論に似ている、と思います。※結論が、では無く、理論の構造が、です。

何だか、カレー食べたくなってきた…。

------

PseuDoctorさん、今晩は。

>黒猫亭さん、PseuDoctorさん

世代ってやっぱ、趣味の内容とかから推測しますよねー。

私は、22歳以上57歳以下です。
広っ(笑)

投稿: TAKESAN | 2008年2月 6日 (水) 22:43

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