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2008年2月11日 (月)

りょーしりきがく

図書館で、自然科学関連の本の書架の前で色々見てたら、隣に、小学5年生くらいと思しき男の子が現れました。

何となく気になったので、そちらを見やると、普通に、量子力学の本を物色していました。

ほう。やるな、少年。

その少年が、どのような経緯でそういう本を探し求めているか、そこにはどんなストーリィがあるか、という所に思いを馳せた……りは特にしませんでしたが、何となく、微笑ましかったのでした。

もちろん、可能性としては、見た目は小5くらいであったが実年齢は24歳であった、とか、私が幻覚を見ていた、という事も考えられる訳ですが、別に、小学生が量子力学に興味を持つ事なんて、そんなに珍しい話でも無いんだろう、とも考えると、特にブログにアップして披露するほどのエピソードでも無いか、と思ってしまったりもする訳です。

いずれにしても、自身を振り返って見るならば、小学生の頃にその手の方面に興味を持つ事など、全く考えられなかったのであります。

あー、羨ましい。

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「随想」カテゴリの記事

コメント

少年が興味を持った「量子」が、物理学者の言う「量子」か、波動屋さんの言う「量子」かがちょっと気がかりですね。
仮に後者だとしても、これらの違いさえ理解してくれれば良いのですが。。。

小学五年生くらいだと、『物理学の「量子」は難しすぎて理解できず、カンタンに理解できる波動屋さんの「量子」を理解して納得してしまう』なんてことにならないか、ちょっとだけ心配です。けど、自分で本屋さんで本を探すことができているなら、最初は間違ってもそのうち本物にたどり着けることでしょう。そうなることを期待しましょう。

投稿: 石田剛 | 2008年2月11日 (月) 07:55

石田剛さん、今日は。

「何経由」で興味を持ったか、という事ですよね。
マンガやアニメ経由か、身近に科学好きとか科学者がいたのか、とか、疑似科学的な論を信奉する人がいたのか、とか、色々考えられますね。

図書館にきてまで本を探していたので、『子供の科学』辺りで紹介されていて興味を持ったのでは、なんて推測をしていますけれど。

投稿: TAKESAN | 2008年2月11日 (月) 11:51

 いや、何て言うかうらやましい。
 田舎出身で、大学のある街でもなかったので、量子力学の本自体が本屋に無いという状態でした(大学のある街の本屋はそれなりに専門著コーナーを設けていた)。つまり、読みたくても読めない状態だったんですね。

 しかし、きっかけと入り口は大事です。
 たまに、コンノケンイチの相対論にはまって、理学部物理学科に入学してくる人が居たりしますんで^^;)。

投稿: apj | 2008年2月11日 (月) 13:10

apjさん、今日は。

何かに興味を持ったとして、それを調べられる環境にあるか、というのは、重要ですよね。本を何冊も読む、というのは経済的にもきついから、図書館とかはやっぱり、大切な施設だと思います。インターネットの拡大も、良いですね。
ちなみに、私の家の近所には、図書館クラスの規模の書店があって、ホクホクなのであります。

入り口は大事ですねえ。きっかけがダメ論だと、ダメ街道まっしぐらになるオソレもあるし…。いずれにしても、色々な角度から調べるっていうのが、重要ですね。

投稿: TAKESAN | 2008年2月11日 (月) 13:33

失礼しました。本屋さんじゃなくて図書館でしたね。
図書館は良いですよねぇ。カネが無くても意欲さえあれば、知識を手に入れることができる。本当に、社会が獲得した誇るべき優れたしくみだと思います。

入り口の大切さは、石田も感じます。
それでも、一旦受け入れた知識を更新できる柔軟さを備えていれば、コンノケンイチの相対論にはまった方も、いずれは本物にたどり着けるでしょう。たくさんの本に触れる機会があることは、この柔軟さを身に付けるためにも効果的だと、石田は考えています。

石田も田舎育ちで、子供の頃、近所に図書館はありませんでした。ときどき移動図書館は来てましたが、当然子供向けの本しか無かったですね。
それでも、学校の図書室にはそれなりに知識の糧になる本がありました。

ところで、子供の頃利用した移動図書館は、バスやトラックじゃなくて船でした。これはこれで、今思えば珍しい体験をできたもんです。もちろん、子供だった当事はそれが珍しいことに気付きませんでしたが。

投稿: 石田剛 | 2008年2月11日 (月) 17:20

>小学生の頃

私はその頃、宇宙の本を読んでいましたね。ボイジャーの写した惑星の姿や、スペースシャトルなどの写真を見ていて、将来の日本の宇宙開発に思いを馳せていました。しかしその後、コンノケンイチ氏のトンデモUFO本にorz。軌道修正をするのに、多くの時間を使ってしまいました。

>あやしい量子論

私もネットで学び始めたころは、どのサイトが正しくてどのサイトが初心者に優しく解説しているのか分かりませんでした。「猫とシュレさんのお話」を調べている時も、「ふむふむ、ここは丁寧な解説のサイトだな。」と思って見ていたら、南堂さんでしたorz。
その後すぐに、まともな量子論の入門書を買ってきたのは言うまでもありません。
相対性理論のトンデモサイトは結構分かりやすいのですが、量子論のトンデモはなかなかすぐには^^;。

ところで私は、ハイゼンベルグが不確定性原理の概念にたどりついた時の興奮が、分かるような気がします。不完全な知性の人間も、頑張れば結構できるものだと、勇気づけられました。私も早く、その本質を理解できるように、これからも量子論の勉強を続けます。

投稿: TAKA | 2008年2月11日 (月) 21:39

TAKAさん、今晩は。

>石田剛さん、TAKAさん

図書館は、ホントに大切な施設ですね。移動図書館とかも、どんどん充実させていって欲しいです。

やっぱり、色々な角度から見ていくのが重要なんでしょうね。でも、最初からそんな事をするのはなかなか難しいから、ガイド役の人が近くにいれば良いですね。
そういう意味で、ネットは、良くも悪くも、多くの情報を得られる場ですね。ガイド役になってくれる奇特な人々もいて、ありがたい限りです。

やっぱり、大学関連のサイトを探すのが、基本的には安全なのかな。もちろん、確実とは全く言えないけれど…。

投稿: TAKESAN | 2008年2月12日 (火) 00:31

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