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2007年12月 9日 (日)

その印象は

極東ブログ: [書評]わたしたちはなぜ「科学」にだまされるのか(ロバート.L.パーク)

 なんだかよくわからないのだが、やけくそで雑駁な印象を言うと、偽科学を問題にしている人って、なんか偽科学と同じような臭気を放つという点でそれほど変わらないような気がする。

こりゃあまた、挑発的と言うか何と言うか。「偽科学を問題にしている人」という表現が、とても曲者ですよね。物凄く曖昧。良く言えば、慎重ですが。

パークは確か、ブードゥーサイエンスをいくつかに分類して、結構詳細に論じていましたよね。そこら辺を考慮しなきゃいけない気もするのですが、どうなんでしょうね。

引用前後しますが。

 ごくありきたりに言えば、本書は昨今ネットで一部流行の偽科学バッシング系の本だ。

こう書いておられるって事は、「ニセ科学」論を念頭に置いておられますね。それにしては、果たしてそれらの議論を押さえていらっしゃるのかな、と、思わないでも無いです。今一つ、よく判らない。

「クリスチャンの科学者は進化論を認めないとでも。」とか、そんな風に取れる内容でしたっけ? 手元に無いので確認出来ませんけれど。思想的なものが影響するとか、そのくらいの主張では無いのかな。確かに、パークの書き方は辛辣で、読み物としての面白さを重視しているようでしたので(前書きに書いてあったかな)、煽る様な書き方とか、ちょっと強い口調には思いましたけれども。

ところで、この本のタイトル、ダメだろう、という意見がありますよね。きくちさんも、書いておられたような。私としては、”わたしたちはなぜ「カガク」にだまされるのか”、とかなら良かったんじゃないかな、なんて思っています。ニセ科学とか疑似科学とかでもいいかも知れませんが。

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コメント

ああ…。

ちょっとがっかりしました。

あまりに後付けで、しかも、書いてある事は典型的で。

だから書いたのに。ちゃんと「ニセ科学」の議論を押さえておいでなのかな、と。

あのアイロニカルな批判は、巧く無いなあ。

▽▽▽引用▽▽▽
パークをおちょくりたい気持ちになったのは、科学というのは細分化しているので、科学者といえども他分野のことはわからないし、科学という一般性を大衆に対峙させるとき必然的に疑似宗教化してしまう傾向がありそうだということだ。このあたり、いただいたトラバを見ると理解されていないっぽい感じもした。
△△引用終了△△
私はこれを、理解していないのかな。よく解りません。ここに関わる事は、何度も書いた気もしますけれど、どうだったかな。

 ・ニセ科学の定義。

 ・グレーゾーンの存在。※上の定義に関わっ
  てくる。

 ・優先順位問題。←これを考慮せずに批判する
  方は、結構おられる。

少なくとも、これくらいは押さえておかないと。

「食の安全」とか、私の知っているブロガーさんなどで、強く批判している方はいらっしゃいますけれども。
そもそも、finalventさんの批判、あるいは問いかけが、一体誰に向けられているのか、判然としないのでした。

投稿: TAKESAN | 2007年12月 9日 (日) 11:54

いちおう放置もまずかろう、と思ってトラックバックしました。さすがにトラフィック流入がけっこうあります。

投稿: pooh | 2007年12月10日 (月) 22:13

poohさん、今晩は。

私の所にも、結構ありました。

finalventさんには、もちっと詳しく論じて頂きたい気もします。恐らく、無いでしょうけれど。

投稿: TAKESAN | 2007年12月11日 (火) 00:07

finalventさんのブログへのはてブに、
▽▽▽引用▽▽▽
2007年12月11日 hasenka 皆絶対安全の地点から批判をするんだよな。確定された偽科学は叩いてもいいけど係争中の問題には触れない。健全な批判性とは進行中の問題を考える事
△△引用終了△△
こういうのがあります⇒http://b.hatena.ne.jp/entry/http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/12/l_3c8d.html
この方は、まだ(hasenkaさんには、以前言及)、こんな認識に留まっているのですか。ニセ科学論について積極的に調べようという気など、毛頭無いのかな。

投稿: TAKESAN | 2007年12月13日 (木) 02:12

ニセ科学批判批判こそ「安全な娯楽」以上のものではないんじゃないかと思いますけどね。

投稿: pooh | 2007年12月13日 (木) 07:50

こんにちは。

finalventさんがわざわざトラバに言及してくださったおかげで、TAKESANさんやpoohさんの記事も読んで、もっと詳しいニセ科学批判に触れられる人が増えた、と考えるのは楽観的過ぎでしょうか。
気になるのはfinalventさんがトラバ群に対して否定的な評価を与えていることですけれど、そういうものを鵜呑みにしてしまうと、「ニセ科学(批判)を信じる人々」と同じになってしまうはずですし。どうなんでしょうね。

しかしhasenkaさん、なんだか懐かしいなあ。ニセ科学批判に対して批判的に言及する人も具体的に増えてきましたね。

投稿: dlit | 2007年12月13日 (木) 09:08

>poohさん

ああ、まさにそうですね…。
極めて安全ですね。それでいて、何かを言った気になれる、という。

------

dlitさん、今日は。

finalventさんが言及して下さったので、TB先を読んでみた、という方は、そこそこいらっしゃるでしょうね。で、ああいった高度にメタなエントリーを読んだ直後に、私達のエントリーを見て、具体論に思いを馳せるかな、と、ちょっと悲観的に思っています。私達のブログでは、ニセ科学に関するエントリー「群」なので、そこを参照する方は、それほど多くは無いのかな、と。せめて、きくちさんの文章辺りには辿り着いて欲しいものですけれど。
ベタ論よりメタ論の方が、口当たりが良いかも知れません。

hasenkaさんは、何だかなあ、です。読んでいて、ガクッときます。

投稿: TAKESAN | 2007年12月13日 (木) 11:40

dlitさんのブログのコメント欄に、finalventさんが、極東ブログへのリンクを貼っていましたね。
dlitさんがお読みでないと判断なさったのかな? よく解らないけれど。

投稿: TAKESAN | 2008年1月31日 (木) 13:39

こんにちは。

まさかご本人自ら降臨されるとは(^^;

もしあのエントリが「浅薄」の印象の根拠の一つだとすると、いくつかの具体的な言説ではなくて、「最近の疑似科学批判という活動自体」が浅薄だということなんですかね。
それはそれでなんかさすがという気もしますが。

投稿: dlit | 2008年2月 1日 (金) 11:48

dlitさん、今日は。

ある意味巧みだと思います。
だって、結局何を仰りたいのかが、まるで解りませんもの…。

それ(批判対象)は何なのですか、と問うても、「昨今の疑似科学批判者」としか返ってこないのかもなあ…。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 1日 (金) 12:50

dlitさんのブログに、ちょっと余計なコメントを入れたかもです。すみません>dlitさん

もしかして、意味が解って無いのは、私だけなのか?

投稿: TAKESAN | 2008年2月 2日 (土) 19:55

>TAKESANさん

いや、オレにも何言ってるかわかんないですよ(笑)。

投稿: 黒猫亭 | 2008年2月 2日 (土) 20:21

こんばんは

----以下引用
問題は「偽科学批判」をすることではなく、その社会的な意味を先行させ、社会のルールの問題としようという点です。社会のルールの点でから問題の重要性が判断されるべきで、その合意形成に向かうことが個々の問題より先決されるべきでしょう、ということなのです。
----引用終了

その社会的の「その」は「偽科学批判」なのか「偽科学」なのか。

かぎ括弧つきである為、偽科学批判の可能性が高いが「偽科学批判の社会的意味を検討し社会のルールの問題にする」では自己撞着を起こしています。
「偽科学批判の中身を検討し、社会のルールとして問わなければならない事が、偽科学批判の行為の前に行わなければならない」
いつ開始されるのかが不明ですね。
「偽科学」として考えたときは「偽科学の社会的意味を検討し社会のルールの問題にする」ってまんま偽科学批判の行為、それも自然科学外からの検討ですよね。
「偽科学批判を開始する前に偽科学批判をせよ」
もしかしたら先行させるの意味の捉え方がズレているのかも知れませんし、自然科学からの批判のみが偽科学批判と考えている故かもしれません。

まして曖昧かつ意味不明なのが、その合意形成の「その」は「社会のルール」なのか、「ルールの問題としよう」なのか「問題の重要性が判断されるべき」なのか。

投稿: FREE | 2008年2月 2日 (土) 22:30

黒猫亭さん、今晩は。

解らないですよねえ…。

------

FREEさん、今晩は。

少しでもfinalventさんの仰る事を理解したいと思って、疑似科学やニセ科学がどんな意味か、というのをお尋ねしたのですが、ちょっとコミュニケーションが取れないみたいです(←書き方に困りますが)。

比較的短文なのに、ほとんど意味が掴めないですよね…。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 2日 (土) 23:28

>TAKESANさん、FREEさん

finalventさんのニセ科学批判批判は、はてブでもあんまり評判良くないですね。いつものキレや諧謔的な逆説がないというのか、彼自身が自分がニセ科学批判批判を行うことの合理性を見出せていないようで、かなり苦しい論旨に終始しているという意見がチラホラ見られました。

おそらく「理屈抜きに嫌い」という感情的な動機が先にあって、彼自身がそれを持て余しているのかな、というふうに見えたりしますけれども。

日記のほうの「自省力の問題というか」というエントリーも、なんかちょっと生々しく混濁してますね。影響力の大きい人の攻撃的な意見ですが、ちょっとこの個人性にどう対峙したものか、オレ的には今のところ思い附かないですね。

投稿: 黒猫亭 | 2008年2月 2日 (土) 23:42

finalventさんが疑似科学論を述べられているものを見て感じる率直な感想は、「解りにくい」、という事です。
仄めかす、というのはよく用いられる手法のようですが、私が言及したエントリーにしろ、何について語っておられるのかが、とにかく掴めない。きくちさんやapjさんのニセ科学論を押さえているのかそうで無いのかすら、解らない。
なかなか難しいものがあります。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 3日 (日) 00:00

こちらではそうもいかないのかも知れませんが、その方の言うことは私の判断では「とり上げる必要なし」です。
もとのエントリが上がった時に見に行ったのですが、そのパークという人の(すでに古くなっており、しかも専門家でもない人の書いた啓蒙書である)本にもとづいて「電磁波問題は偽科学」と繰り返していました。
その方にとっては「電磁波問題」=「送電線の健康影響」でしかないのかもしれませんが、電磁波といえば、静電・磁場を片端においてどの周波数(帯)を問題にとり上げるかが明確にされる必要があるでしょう。人体への影響となると、強度に言及しない、少なくともそれを踏まえてない話は無意味になります。それらに全くふれないでおいて、「問題」自体が「偽科学」である、という扱い方を見て、幼稚園時代に「ばか、っていうほうがばかだ、ってうちのおかあさんがいってたよ」という言いあいがあったのをつい思い出してしまいました。「電磁波問題」についてその程度の現状認識から意味ありげな結論を引き出しても空しいでしょうし、「偽科学」というものの捉え方もそれに関連してくるわけですよね。
他の分野についてもその方は似たような捉え方扱い方しかしていないのではないかと疑ったりもするわけです。そんなわけで、ちがやまる印「論宅並み認定シール」NO.1を発行しますのでお使いください(?)。

投稿: ちがやまる | 2008年2月 3日 (日) 05:10

えぇと。
ちがやまるさんのシールをお借りしていきます。

投稿: pooh | 2008年2月 3日 (日) 05:48

ちがやまるさん、今日は。

>ちがやまるさん、poohさん

finalventさんは、いわゆるアルファブロガーと言われる方であり、その「情報を伝播させる力」は大きいものだ、と考えているので、言及しました。
いや、後、finalventさんなら、具体的に言及する事によって、実りある議論が出来るのかな、という、若干の希望も持っていた訳ですが…。どうも、そうはいかなかったみたいです。

ちがやまるさんのご意見は、いつに無く手厳しいですが、finalventさんの一連のエントリーやコメントを読むと、その通りかも知れない、と感じます。

ただ、そのシールを貼るには、若干躊躇します…。論宅さんは、ちょっと抜きん出ているので。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 3日 (日) 12:51

皆様
先ほどまとめてコメントを書いてみました。残念ながらどれもエキサイティングなやりとりにはなってないです。というよりむしろ、ここでの皆さんのやりとりが参考になりました。
僕にもfinalventさんのおっしゃりたいことはほとんど掴めなかった気がしていますし、TAKESANさんとのやりとりも始まりさえしなかったので、あれ以上僕に言えることは無い気がしています。

>TAKESANさん
コメントは気にせず気軽に書き込んでもらえると助かります。僕のブログの目的は思考のきっかけの提供にあるので、コメントや他エントリでのやりとりを誘発できることの方が、例えばはてブが集まることより嬉しいですし。

あと、TAKESANさんのコメントは完全にfinalventさんに向いていると思ったので、僕からは特に言及しませんでした。ご了承ください。

投稿: dlit | 2008年2月 3日 (日) 18:15

>dlitさん

博覧強記の知性派でアイロニカルなアルファブロガーのfinalventさんにしてあの煮え切らない思束なげな態度、というのが何となく象徴的ですね。

dlitさんのところにわざわざ降臨しておきながら、ああいう姿勢に終始した辺り、何か混乱を抱えているように見えます。

投稿: 黒猫亭 | 2008年2月 3日 (日) 18:49

>黒猫亭さん
んー、確かに僕自身も若干拍子抜けな感じがしています。

もっとこう、はっきり「お前はだからダメなんだよ」とばっさりやられるとか、滔滔とfinalvent節で語ってもらえるか、などと想像していたのですが。まあ、そこまでする相手ではないと判断されたのだと思いますけど。

ちなみに僕のところは批判してる本の著者さんが直接お越しになったりと、コメ数の過疎ぶりのわりには降臨イベント発生率が高いような気がします。
次が楽しみです。

投稿: dlit | 2008年2月 3日 (日) 19:53

dlitさん、今晩は。

お気遣い、ありがとうございます。

ほんの少し、期待はしたのですが、対話は受けて頂けませんでした。あれはコミュニケーションの拒絶ですが、それをはっきりとやる所とか、潔い態度、なのかも知れませんね。ちと好意的過ぎるかもですが。黒猫亭さんが仰るように、煮え切らない態度、とも取れなくも無いですけれども。

------

>黒猫亭さん

もし、ある程度でもfinalventさんが混乱しているなら、それは、少しは上手く行った、という事なのかも知れませんね。思考に(小さいものでも)波を起こしたとすれば、ニセ科学論に志向を向けさせた、とも言えますし。尤も、実際の所は判りませんけれど。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 3日 (日) 20:43

>dlitさん、TAKESANさん

掴み所のない言い方ですが、何かこう、あの謎かけの真意が通じる相手でないと言いたくないことを言いかけたという印象です。つまり、相通じる物がないと通じない話、ということですが、それは他人に堂々と主張出来る筋合いのことではないという自覚があるのかもしれません。

今回のは、何だか「やっぱり通じないんだな」と確認して帰ったという印象です。TAKESANさんの「あまりにも文意が判然としないために」というご指摘に対して留保を設けたのは、誰かに通じるという期待があるんじゃないでしょうか。

こう言ったからと言って、finalventさんの言いたかったことがオレにはサッパリわからないことには変わりないんですが(笑)。

まったくの勘で言うと、ニセ科学批判批判という意味ではfinalventさんのご意見は考慮する必要がないんじゃないかなと思います。あの身振りについて考えるのは、finalventさん個人に関心のある方に任せておけばいいのかな、と。

それから、dlitさんのところで本人降臨率が高いのは、今回のfinalventさんのように、ひょっとして通じるんじゃないかとか、通じなくてもイヤな展開にならないんじゃないかという期待があるからかもしれませんね(笑)。

投稿: 黒猫亭 | 2008年2月 4日 (月) 01:35

私が読んだ時の感想を、ちょっと書いてみます。

私は、ニセ科学や疑似科学についての具体論をどこまでご存知か、という所を確認しました。
で、finalventさんからは、あのレスがきた訳ですね。
あの書きぶりは結局、「自分の言っている事が理解出来ないならば、自分と対話する事は出来ないだろう」、というのを言いたかったのだと、私は読み取りました。即ち、「土俵に上げられる相手かどうか」を、「品定め」された訳です。

私は、皆さんもご存知のように(笑) 強く抽象的な物言いを結構嫌うので、ああいう訊き方をしたのですが、それには答えて下さらなかった訳ですね。その姿勢については、個人的に思う所はありますが、敢えて書く必要は無いでしょう。

とまあ、ここら辺は、finalventさんの意図に関する推察です。

多数の読み手の評価としては、「日本語として解りにくい」、「何を言っているか判然としない」、というものではないかと、勝手に思っています。もし、私の読解力が、平均より大きく下側に位置するので無ければ。

土台、仄めかしておいて、極めて抽象的で難解な物言いをし、それを読解した者のみを対話の場に受け容れる、というやり方は、あまり一般的では無いのですね。
……と、若干の本音が。

と、本音を語ったので、もうちょっと本音を続けます。あまり、何を考えて論理を展開したか、というのをべらべら喋るのも、見苦しいですが。

私は、はっきり言って、finalventさんは、ニセ科学論(「ニセ科学」です)については、全然解っておられないだろうな、と考えています。それは、このエントリーを書いた時に、思った事です。
で、今回、dlitさんがエントリーを上げられた所にいらっしゃった訳ですね。だから、「確認」しに行ったのですね。実際どのくらいご存知なのかな、と。
そして、あの返答でした。

まあ、そんな感じですね。

finalventさんが、私についてどういう認識を持ってるのかは、よく解らないですね。認識力があまり無い論者だと思ったか、メタ性が欠けている、と感じたか。
poohさんの所にも書いたように、私は敢えて、野暮でベタな書き方をする場合がある訳で、本来、超々メタに考える人間なんですけどね(笑) それだと、何も言ってないに等しい意見になりがちなので、制御しているんですよね。「見くびらせる」のも、一つの戦術です。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 4日 (月) 02:04

ん、ちと書き過ぎたかな…。

ま、いっか。

さっきkikulogにコメントを書いた所で、軽く、モードが替わっていたのでした。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 4日 (月) 02:17

>TAKESANさん

オレが感じたのは、finalventさんのはニセ科学批判批判じゃなくて「ニセ科学問題拒絶」なんじゃないかということです。「ニセ科学」という問題性の切り取り方自体に何か個人的な忌避感情があるのではないか、と。だったら何も言わなければ好いのに、どうしても何か言いたくなる不合理な動機があるんではないかと勘ぐっています(笑)。

で、勿論TAKESANさんが平均以下の読み手であるわけがないので、あれは通じないのが普通だと思うんですよ。上のFREEさんのまとめが例によってわかりやすいですが、日本語としておかしいんで。

世の中にはfinalventさんの「感じ方」と同じことを感じている人がいるかもしれなくて、そういう人には日本語として成立していないあの問いかけでもピンと来るのかもしれない。だから、TAKESANさんが「文意が判然としない」と当たり前の指摘をされたことに、妙に頑なに留保を設けられたんじゃないかな、と。

で、多分それを読み解いても、finalventさん個人が「ニセ科学」という問題の切り取り方を拒絶される個人的な理由しか出て来ないんじゃないかという勘働きがするんですね。

だから、彼としても相手のリテラシーを品定めして自分の相手と認めるか却下するかという上から目線じゃなくて、彼の個人性の問題に附き合おうとする相手かどうかという基準で判断して、TAKESANさんが彼個人には何の関心も持っていないことを確認されたのでそれ以上の議論を避けたのかな、と。

そういうふうに思うのは、ああいう人が一旦何らかの批判的言及を加えておきながら、ああいうふうに妙に物わかり好く引き下がることには、一種知的な意味での引け目かあるからじゃないかと思うからで、つまり個人性から発する言い懸かりであることを彼自身が自覚しているんじゃないかなとか憶測を逞しくしているんですが(笑)。

それでも、おそらくそれだからこそこの先もポロッと言い懸かりを附けてくる可能性は留保されているわけで、まあ影響力絶大なアルファブロガーだけに面倒は面倒ですね。

投稿: 黒猫亭 | 2008年2月 4日 (月) 03:37

黒猫亭さん、今日は。

 >そういう人には日本語として成立していな
 >いあの問いかけでもピンと来るのかもしれ
 >ない。
そういう事はあるかも知れないですね。何だかよく解らないが、なんか解る気がする、という感じなんでしょうか。論宅さんの書いたものに同意するのと類似の構造、と言うか。

あ、私が書いた「土俵に…」という表現は、必ずしも、上から目線、という事では無いですね。尤も、若干そういう意図は、見て取れましたけれど。品定め、って、微妙な書き方だったかもですが。

▼▼▼引用▼▼▼
つまり個人性から発する言い懸かりであることを彼自身が自覚しているんじゃないかなとか憶測を逞しくしているんですが(笑)。
▲▲引用終了▲▲
それを自覚なさっていて、語らなくなれば良いかな、と思ってます。言い方を換えると、語るならちゃんと語って下さい、という。

投稿: TAKESAN | 2008年2月 4日 (月) 12:07

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