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2007年12月13日 (木)

NKHH

こしだのITジャーナル ●ニセ科学批判批判?に思うこと

感想。

  • 議論において、誠実な態度を保とう、というお考えだという事は、窺える。
  • 文章を慎重に書こうとするあまり、表現が過度に婉曲になってしまい、文の趣旨が、とても見えにくい。
  • どの部分が校正されたのかが明示されていないので、校正前との比較がしにくい。追記部分以外も、修正してありますよね?
  • 言及先ブログの管理者(poohさん)及び、コメンテーターの方々の発言の要約が、あまり正確で無いように思える。皮肉の意味合いを付加してしまっているように、私には感じられました。例↓
    • ”その方が曰く「コメント欄ににぎやかな人がおいでになっているだけのようですが、何か?」。”←「~が何か?」って、一般的に、かなりネガティブな表現で用いられると思います。
    • ”しかしニセ科学批判の側の方々から「であなたは炎上でないものを炎上みたいに書き立ててバラエティー記事でも書こうとか?」という非常に不本意な方向に話が進みそうなので”←このカッコ内の部分、どこの事なのか、判らない…。

後、これは、poohさんのブログのコメント欄を読んでいて思った事なのですが。

あまり、謝罪を繰り返すのは、よろしく無いように思います。不快に思われたかどうか、という所にクローズアップし過ぎているような印象を持たれるかも知れません。以前、別のブログ(冬枯れの街)でも、同じ様な事がありました。不快感を与えたというのは事実でしょうけれど、その根拠には、妥当で無い読まれ方をされた、というのがある訳で。尤も、こういう「態度」の問題に、あまり口出しすべきでは無いのかも知れませんが。

ところで、炎上という概念、なかなか難しいですね。捉え難い。個人的には、投稿者の数の多さ、というのが条件に含まれる気もしています。後、言葉遣いの苛烈さとか、投稿者の論理性の乏しさとか。無理に定義する必要も無いでしょうけれど。

最後に、koshidasuiさんに申し上げたい事。

ニセ科学を批判する人間には、科学者で無い人も多く含まれる、というのも、念頭に置くのが良いと思います。

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コメント

トラックバックに深謝です。:)

> 発言の要約が、あまり正確で無いように思える
少し練り直してみます。。。
しばらくお時間をいただければ。。。
ご指摘をありがとうございます。

> あまり、謝罪を繰り返すのは、よろしく無いように思います
これは。。。 うーん。
僕のこうしたスタンスが
ネット全般から見て特異だというのは認めますが。。。
ご勘弁いただくしかないかもです。。。
ごめんなさい。←と謝ってしまうのが性分でして

> 不快に思われたかどうか、という所にクローズアップし過ぎている
そこが一番気にしているところなので。性分というか。
そのことはもしかしたら、僕以上にご存知かもしれませんね。
いや、なんとなくなんですが。

> 冬枯れの街
こちらですか?
http://newmoon1.bblog.jp/

> ニセ科学を批判する人間には、科学者で無い人も多く含まれる、というのも、念頭に置くのが良い
念頭に置かせていただきます。
仰られる通りですね。

ところで、アメニューの読者さんですか?
それとも僕がエントリーをたまに書いていた
オーマイニュース関連の方でしょうか?
初めてではないような気がしたものですから。。。
間違っていましたら、ごめんなさい。←くどい

投稿: こしだすい | 2007年12月13日 (木) 02:39

これはこしだすいさんの当該エントリと直接関連する話ではないので、自分のところではなくてこちらに書かせていただきます。

例えばぼくは自分のところで間違ったことも(多分たくさん)書いていますし、感情的になって不適切なことも書いたりします。で、明らかに単純な間違いを別にすると、基本的にはそれはそのままにして、コメント欄や別エントリで修正したりします。

こうやって「自分の誤りの痕跡」と云うか「認識の変化の軌跡」を残しておくのって、なんとなく大事な気がするからなんですが、どんなもんでしょうね。

投稿: pooh | 2007年12月13日 (木) 07:46

上のコメント、言葉足らずでした。

これって正々堂々としているかどうか、とかそういう話じゃなくて、そう云う自分の「思考様式」を晒すことのメリット、と云うのがあるんじゃないか、と思っているって話です。自分にとってのメリットですね。

投稿: pooh | 2007年12月13日 (木) 09:04

こしだすいさん、お早うございます。

初めまして、ですね。poohさんのブログを経由して、こしだすいさんのエントリーを知った次第です。私の文体に似たものを見た記憶がおありという事は、私と似た感じの書き方をする人がいた、という事なのかもですね。

謝罪、の部分に関しては、感じ方はそれぞれでしょうから、あくまで、そういう印象を持つ人間がいた、という事で取って頂けるとありがたいです。1・2回の表明で充分伝わるのではないかな、と思いました。

不快に思われた事を気にかけた、というのも、謝罪云々の所もそうなのですが、あまりそれを繰り返すと、poohさんの認識を誤解させるおそれがあるのではないかな、と感じたのですね。こしだすいさんが、誠実な態度を貫こうとされたのは、何度も記事を修正された事などからも、窺えました。

------

poohさん、今日は。

そう思います。痕跡を残す、という事ですね。なので、私も、本文には青文字で追記、後は、新たにエントリーを上げる、コメント欄で追加する、等をしています。
後、端的に言って、追加で無く修正だと、読者が参照しづらいというのがありますよね。あれ、前の文とどこが変わったんだっけ、という風に。

投稿: TAKESAN | 2007年12月13日 (木) 11:29

皆様、お世話になっております。こしだです。

> TAKESAN様
はじめまして、でしたね? いろいろと僕のことをご存知の方かと思ってしまいました。。。

ネット上の印象的な面で損をしている、という点は実は了解済みですorz これまでも皆様から言われておりますorz

> pooh様
お世話になっております。:)

自分の「思考様式」を晒すことのメリット、ですか。メリットはありそうですね。二度と同じ間違いをしないようにという感じでしょうか? それは大切なことだと思っています。

実は僕は仰られるような仕方で皆様からのネット上での信頼を積み重ねていく、ということに頓着していないという部分があります。これは間違いを認めず直すつもりもない、ということではなくて、ネット上では皆様にお知らせしていない別の事由によるものです。

結果として悪い人間ではないが全く信頼して評価できる人間でもない、という感じになろうかと思いますが、これはお二人だけではなく、皆様にこれまでもご勘弁いただいております。本当に申し訳ないのですが。。。

一方で、今回事例のように正すべきところはきちんと正していきたいと考えておりますので、今後とも変わらないアドバイスをどうぞよろしくお願いします。

#今回事例ではまだまだわきまえなければならないことが山積しているようにも思うので、なおさらなのですが。。。

訂正の履歴をなるべく残すようにするという点も、今後ぜひとも善処したいと思います。というか、この点でこれまでのやり方を再考する必要があると今回真剣に考え始めています。あ二人の温かいアドバイスに再度感謝します。

投稿: こしだすい | 2007年12月13日 (木) 17:58

こしだすいさんがお書きの事と重複しますけれど。

poohさんが仰った、”「思考様式」を晒す”というのは、認識の変化の過程を記す、とか、そういうのも含んでいるのではないかな、と、私は読み取りました。シンプルにいうと、勘違いも批判も失敗も、記録として残しておく、と言いますか。
これはもちろん、書き手のポジションなんかにも関わる問題なので、そうすべきだ、とは言わないのですが、読者にとっては、少々参照しづらいのかな、というのは思います。何やら事情がおありのようで、そこを云々するつもりは無いです。ただ、一つの感想としては、上に書いた通りです。

後、これは、ちょっと別の話ですが。
そちらのブログに、何やら訳の解らないコメントを投稿している人がいますね。ニセ科学論を採り上げたブログやらに出没しては、混乱を呼び起こすのが趣味のような人がいるのですが、その方の可能性があります。あまり気になさらないのが、良いと思われます。

投稿: TAKESAN | 2007年12月13日 (木) 20:30

最初に訂正をorz
あ二人→お二人
> 勘違いも批判も失敗も、記録として残しておく
今後、善処させていただきます。:)

> あまり気になさらないのが、良いと思われ
そのようにいたします。アドバイスありがとうございます。

#僕としては来てくださったので、実例の提示にもなったかなと。

投稿: こしだすい | 2007年12月14日 (金) 12:37

こしだすいさん、今日は。

 >#僕としては来てくださったので、実例の
 >提示にもなったかなと。
あ、それでしたら安心です。中には、何人かからのアドバイスがあったにも拘わらず、ブログが大混乱になった方もおられるので…。

投稿: TAKESAN | 2007年12月14日 (金) 12:56

はいはーいヾ(゚∀゚)ノ ハイハイ!こんばんわー。

呼ばれたので参上致しました。具体的に該当するエントリーは↓ですね。
http://newmoon1.bblog.jp/entry/404752/

謝罪するということは、どこかに非があったと認めることです。そして非を認めるにしても、指摘箇所が事実関係にかかる部分か、態度・言葉遣いといったどうでもいい部分かは大きく違うかとそういうことですよね。

投稿: 遊鬱 | 2007年12月15日 (土) 03:20

遊鬱さん、今日は。

おお、ありがとうございます。

ですです。仰る通りなのですよね。
まさに、遊鬱さんとふみこさんとのやり取りと重なって見えたので、言及してみました。

投稿: TAKESAN | 2007年12月15日 (土) 13:33

> 遊鬱さん
こんばんは。:)

> 非を認めるにしても、指摘箇所が事実関係にかかる部分か、態度・言葉遣いといったどうでもいい部分かは大きく違う
そうですね。仰る通りだと思います。

> TAKESANさん
こんばんは。:)

今は時間がないのですが、来週にでも関連エントリーを書こうかと思案中です。しばらくお待ちください。

なんだか皆さんとは初めてお目にかかったようには思えないですw どうぞ今後ともよろしくお願いします。

投稿: こしだすい | 2007年12月15日 (土) 21:54

こしだすいさん、今晩は。

コメント欄、ややこしい事になっていますね。相変わらずだなあ、あの人。石田剛さんをおちょくったコメントは、かなり悪質。

新しいエントリー、読ませて頂きますです。

投稿: TAKESAN | 2007年12月15日 (土) 23:19

> 新しいエントリー
降参、いや勉強になりました。:)
今後とも引き続き、どうぞよろしくお願いします。


今回は連投とアナウンスとをどうぞお許しください。。。

アナウンス > 石田剛様
別途私信をお送りしましたのでご査収ください。詳しくはこちらをご覧ください。

http://blog.goo.ne.jp/koshidasui/e/a9bb947cda2d7a84f4a34f3632766eb9
http://blog.goo.ne.jp/koshidasui/e/60a75a351fe6834c783e9b16e2faea8e

投稿: こしだすい | 2007年12月15日 (土) 23:28

関連する事なので、構いませんよー<アナウンス

という訳で、もしご覧になっていたら、上のコメントをどうぞ>石田剛さん

投稿: TAKESAN | 2007年12月15日 (土) 23:36

>こしださん

こちらこそよろしくお願いします。ここの方々は基本的に親切(過剰なほどに(苦笑)なので、「疑似科学批判」批判派の描く像とは違うことがすぐにわかりますよ~。

大事なことは、疑問に思うことと、素直に吸収することをきちんと自分の頭で考えるということぐらいじゃないでしょうか?

投稿: 遊鬱 | 2007年12月16日 (日) 00:38

> TAKESANさん
ありがとうございます。本当にお邪魔しております。。。

> 遊鬱さん
こちらこそ、どうぞよろしく。:)

> 疑問に思うことと、素直に吸収することをきちんと自分の頭で考えるということ
大事なことですね本当に。

#いつかどこかでお会いしたような、これからも長くお付き合いいただけるような気がw 今後ともどうぞいぶからないでお願いします(違

投稿: こしだすい | 2007年12月16日 (日) 01:12

親切に見えるとしたら、ありがたいですねえ。一応、気を遣ってはいますけれど、結構きっつい事も書くので(笑)
でも、NKHHな人達が描く、典型的な排他的態度は取らないようにはしてます(て言うか、そういう認識が無いのですけれど)。NKHHな人達は、そもそも、ちゃんと見てくれない訳ですが。

いつでも、お気軽にいらして下さい>こしだすいさん

投稿: TAKESAN | 2007年12月16日 (日) 01:33

トラックバックを送らせていただきました。:)

今後とも、どうぞよろしくお願いします。

投稿: こしだすい | 2007年12月18日 (火) 01:15

こしだすいさん、今晩は。

最新記事、拝読しました。私の不躾な言及にも真摯に応えて頂いて、ありがとうございます。

私は、まだブログを開設して2年しか経っていませんが、その拙い経験でも、コメントやトラックバックを下さる方とのやり取りがとても大切で、まさに、他の方の力を借りながら認識を深めていけるのだな、と痛感しました。
poohさんも書いておられますが、私にとっても、ツールなのですよね。自分を高めるための。

ここにコメントを下さる皆さんは、高い認識力、幅広い知識、深い洞察力をお持ちの方々で(全くの本音)、ここにはもったいないくらいです。そういった方々に感謝しつつ、謙虚にやっていきたいと思っています。

投稿: TAKESAN | 2007年12月18日 (火) 01:34

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