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2007年11月10日 (土)

メモ:血液型性格判断と血液型性格連関(相関、関連、関係、等)2

Interdisciplinary: メモ:血液型性格判断と血液型性格連関(相関、関連、関係、等)

を、もうちょっと整理します。

基本的な仮説:血液型から性格を言い当てたり、性格から血液型を言い当てる事が出来るくらい、関係がある。

作業仮説:上の仮説から論理的に導出され、定量的に把握出来る仮説。あるいは、作業仮説が検証されれば、上の仮説が確証される。記述的な論証(分布がどうなっているか)。これ自体には、メカニズムに関しての言及は含まれない。

母集団:1)観察した時点での、日本に住むある程度の年齢の人間 2)他の国に住む人間 3)世界中の人間 4)全ての人間  の、いずれか。4)は、血液型と性格の、強い生物学的関連のメカニズムを想定。それ以外は、必ずしも、それを前提としない。

時間的変化:経年によって、著しく研究結果(分布の仕方)が異なっていた場合――1)いずれかの時期の研究が妥当で無かった 2)いずれの研究も妥当な方法であった  2)の場合、時期によって分布の仕方が異なるという事だから、社会科学的メカニズムが強く働いている事を示唆。そして、仮に、「判断」が可能であった事が示されようとも、それは生物学的な普遍性ゆえでは無い、と言える。

作業仮説について:性格類型は、状況によらず一貫しており、それは、いくつかの類型に分けられ、高い妥当性で測定されるとする。そして、各血液型における性格類型の分布がどう違っているか、あるいは、どの様な構成比であるか、というのを設定する。それが設定されたら、後は、推定なりを行う。問題は、どの様な分布であれば、「血液型(性格)から性格(血液型)が高い確率で当てられる」と言えるか、という事。これは、多分に心理学的な問題。他の研究によって、確かめるか?

研究方法:理想的(それはつまり、ほぼ不可能、非現実的である、という事)には、全数調査。全ての対象について、性格検査を実施し、血液型検査をすれば、分布は、ほぼ(様々な理由で誤差が出る)完全に、明らかになる。次に考えられるのは、推定。ここで理想的なのは、各血液型の人から、完全無作為抽出を行い、性格類型の構成比を推定する事。当然これも、非現実的(母集団の全ての要素について、血液型が解らなければならないため。そんな台帳は存在しないはず)。←こちらは、全数調査に較べれば、ほんの少しは、実現の可能性はあるかも知れないけれど…。従って、検定を行う。実際には、多くの性格特性と血液型との連関を検定したが、有意であるものはほとんど無く、あっても、経年によって変化が見られるために、強い関係は無いという事が示された。若干のステレオタイプの形成を示唆するという見方もある。

メカニズムについて:「世間」では、どの様なメカニズムが意識されているか。当然、生物学的な関係だろう。信じている人が、「思い込み」の影響など考慮しているはずは無いからである。従って、上に挙げた作業仮説というのは、一般に言われる所の説から、「言い当てられる」という部分を抽出したものと言える。という事だから、社会一般に浸透している血液型性格判断説とは、「生物学的メカニズムによる強い連関を原因とする分布の異なりによる」血液型性格判断である、と表現出来る。※メカニズムと言えるか解らないが、「偶然」という事もあり得る。極端な例を出すと、何らかの理由で、日本から多くの人が出て行き、結果、高い確率で判断が出来る様な分布が形成されるように日本人が残れば、日本においては、成り立つ(最初、物騒な例を思いついたけど、顰蹙買うのでやめました)。

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