メモ:一教~三教
一教(表)――脈部を捕る。上腕の、最も肘寄りの部分を捕る。手は鷲掴み。鷹の爪って言い方もあるかな。上腕が抜けそうな方向へ入る。腕は使わず(つっかえ棒の様に)、体捌きで。かと言って、ガチガチに固めては、絶対ダメ。
一教(裏)――他の全ての技に言える事だけど、肩関節の運動、肘関節の運動は、積極的には「使わない」。でも、固めない。両手に雑巾持って、窓を拭く様な感じかな。
二教(表)――一教と一緒。肘を押さえる手を疎かにすると、手首を持った手を甲に掛ける時に、返される。
二教(裏)――お辞儀する様に(極めの部分)。眠気に襲われて「ガクっ」となる様な感じで、上体を倒す。手でぐりぐりねじろうとしてはいけない。添えるだけでも効く。
二教(交差取り)――紐でも何でもいいけど、細長いものが、相手の前腕をぐるぐる巻く様なイメージで、手刀を使う。相手の前腕を回内させる技だという事を忘れないようにする。
三教(表)――途中までは、一教と一緒。肘を持った手を、相手の手を三教に捕るべく移動させる時注意。手首の極めは、相手の前腕が綺麗に回る様に、力を働かせる。相手の前腕が垂直で無ければ、それに応じて極める。
三教(裏)――途中までは、一教裏と同じ。極めから相手を引き倒す時、ちゃんと、相手の身体全体を見て崩す。極めを利用する。
| 固定リンク
「武術・身体運動」カテゴリの記事
- 主観、主観、ただ主観(2011.12.12)
- 斬り方(2011.11.25)
- 赤池弘次と身体運動とイメージ(2011.10.18)
- 高岡英夫と遠当て(2011.09.28)
- 柳龍拳氏が(2011.09.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント