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2007年10月17日 (水)

臨床心理学における―

後藤和智さんのブログ→安原宏美さんのブログ経由で知りました↓

臨床心理学における科学と疑似科学 Book 臨床心理学における科学と疑似科学

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これは、読まねばなりませんな。

なかなか大部の本で、読み応えがありそうです。

安原さんが本書を採り上げたエントリーはこちら⇒「臨床心理学における科学と擬似科学」|女子リベ 安原宏美--編集者のブログ

私は未読で、その内読もうと思っている本も、ついでに紹介しておきます。

「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た Book 「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た

著者:村上 宣寛
販売元:日経BP社
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IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実 Book IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実

著者:村上 宣寛
販売元:日経BP社
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フロイト先生のウソ (文春文庫) Book フロイト先生のウソ (文春文庫)

著者:ロルフ デーゲン
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ロールシャッハテストはまちがっている―科学からの異議 Book ロールシャッハテストはまちがっている―科学からの異議

著者:ジェームズ・M. ウッド,スコット・O. リリエンフェルド,M.テレサ ネゾースキ,ハワード・N. ガーブ
販売元:北大路書房
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後藤さんの所にまで、あの人の物と思しきコメントが出現してますね。後藤さんは事情をご存知無いでしょうから、訳が解らないのではないかな…。

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コメント

 『「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た』は、わりといい本でした。主な対象は、通俗的な心理占いのようなものではなく、臨床心理学や就職の適性検査の時に使われるような心理テストですね。気になるところが無いでもないですが。

 『フロイト先生のウソ』は、若干注意といった感じでした。玉石混合の内容だと思います。

投稿: newKamer | 2007年10月17日 (水) 10:10

newKamerさん、今日は。

こういう類(ある学説を積極的に批判している)の本は、注意深く読まなければなりませんよね。ともすれば、「問題のある批判」を、見過ごしてしまいかねませんし。

『「心理テスト」はウソでした。 受けたみんなが馬鹿を見た』については、fprに、こういうスレッドがありました(fpr 2752)⇒http://mat.isc.chubu.ac.jp/fpr/fpr2005/

投稿: TAKESAN | 2007年10月17日 (水) 11:37

fpr 2752、歯が立たない部分もありますが、興味深い話もありました。
とくに
>血液型人間学が正しければ有意差があって当然、しかし、
>それだけでは不十分で予測力がなければならないという趣
>旨です。信仰心のためか、誤差を一生懸命に解釈する人た
>ちがいますが、それは愚かな行為です。
なんて、涙なくしては読めません。
ご紹介に感謝、です。

投稿: 亀@渋研X | 2007年10月18日 (木) 01:24

亀@渋研Xさん、今日は。

fprは、心理学の研究者のMLなので、難しいですね。私も、結構歯が立たなかったり(笑) でも、かなり勉強になるので、参照しています。

投稿: TAKESAN | 2007年10月18日 (木) 11:46

心理テスト――を読了。面白い本でした。読ませる文章ですね。なんて言うか、「言い切る」のが好きな人は、読んでいて爽快かも知れませんね。好き嫌いが分かれそうな本。

今、ロールシャッハは――を読み中。

で、この2冊について、批判的に検討しているのが、こちら⇒http://rote.sakura.ne.jp/mt/mt-search.cgi?IncludeBlogs=2&search=%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%8F

ロテ職人さんのブログを「ロールシャッハ」で検索した結果です。ここから探してみて下さい。

何かを痛烈に批判した言説があるとして、それ自身への批判にも目を通さないとね。

尤も、こういうのを追求していくと、結局、専門的な議論になってきて、専門外の人間は、途方に暮れてしまう訳ですが…。どれが本当に妥当であるかを知るには、専門知識を得るしか無い訳で。
もちろん、色々な議論がある事を知っておく所に、意義があるのですけれど。

ともあれ、批判的言説と、それに対する反論は、両方押さえておくべきだろう、と思います。

投稿: TAKESAN | 2007年10月26日 (金) 05:20

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