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2007年10月26日 (金)

元々は

ゲームを学問的に云々するとか、そんな野暮な事してどうすんの? とか思ってたんですよね。

なんでしょう、ゲームについて、なんか思想的な事と絡めたり、そういう、無理矢理に「高尚」なものの様に持っていったりする意見とかに、凄い違和感を覚えていたのですね。(ここに関しては、未だにそう思っているのですが…)

また、もっと狭く、実証科学的に考えるという部分にも、嫌悪感を憶えていました。実証研究=現象を無理矢理切り取って解った風な事を言う不完全な考え方、という物凄い偏見を持っていたのです。これは、大変駄目な認識であるというのが、明らかになったのですが。

本当は、趣味として、カタく考えずに、楽しんでいたかったのです。

でも、色々な事を言う人が出てくるもので。

自分が好きな物事に、不当な、としか思えない批判を繰り広げる。そんな事をされると、やっぱり、どこがどうおかしいのか、という部分を、考えざるを得なくなるのですね。特にゲームの場合、初めから、バッシングされたりしていた訳で。

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「ゲーム論」カテゴリの記事

コメント

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/29/news047.html

メタアナリシスですかね。

思うのは。
公衆衛生の観点から、暴力映像―攻撃性 の因果関係より強いのが、喫煙―肺癌 の因果関係くらいだ、と研究者は発言しているのに、「有害」という観点から、二者を同列に論じているのは、いかにも印象誘導的であるな、と。
行動特性に、心理学的・社会学的に影響を与える可能性のある電子メディアと、生物学的に人体に作用する煙草とでは、同じ文脈では扱えないと考えるのですが、どうでしょう。

攻撃性・暴力性とはどういう概念か、という問題もありますしね。難しい話です。

投稿: TAKESAN | 2007年11月29日 (木) 17:53

原因因子がある場合のリスク(結果因子の生じる確率)が、ない場合のリスクの何倍か(相対危険度ないしオッズ比)を比べているんじゃないでしょうか。

投稿: ちがやまる | 2007年11月29日 (木) 23:40

ちがやまるさん、今晩は。

どういう研究なのでしょうね。攻撃性の測定尺度とか。

疫学的に見て、電子メディアの暴力映像が攻撃性に与える影響と、煙草と肺癌との関係が、同じくらい強いものである、という言明、と言うか情報が、社会的にどういう捉えられ方をするだろう、と、ちょっと心配に思っています。

はてブなんかで、この記事に否定的なコメントが、かなりついていますけれど、別に、研究自体がおかしい、という訳では無いと思うのですよね。記事だけでは詳細は解らないし。それに、科学的には、暴力映像が攻撃性と関連する、という事は、「あっても良い」訳ですしね。問題は、攻撃性をどう測るか、という所だとは思いますが。後、関係性の強さというのが、どう捉えられるか、とか。

投稿: TAKESAN | 2007年11月30日 (金) 00:06

こんにちは。

攻撃性と癌を同列にするのって、新幹線と車はどっちが早いかというのと同じレベルのような。まぁ、そこは本題ではないと思いますけど(笑)

私個人としては、個人の攻撃的性質が先にあって、暴力ゲームはその選択的結果だ、という話が適当だと考えています。また、攻撃的性質の人が、暴力ゲームからアイディアを得ることはあるだろうと思っています。

芸能人を見て、自分もそうなりたいと憧れる子供がいるように(大人もいますけど)、暴力ゲームや映画を見て、自分もやってみたいと思う子供もいるだろう、と考えるのは自然ですね。けど、「芸能人になるにはどのくらい苦労するか」を語るのと同じように、「同じ事をしたらどれだけ人の迷惑になるか」を言い聞かせればいいんじゃなのかなと思います。

ゲームの、というか、創作物が人の精神に与える影響を研究するのはいいと思うんですけど、なんか、「ゲームから遠ざけてさえいればいい子に育つ」みたいな流れになりつつあるようで、気になります。それって一種の教育放棄ではないのかな?と。

投稿: A-WING | 2007年11月30日 (金) 12:46

A-WINGさん、今日は。

攻撃性とか暴力性って、それ自体を客観的に観測出来るような現象では無いのですよね。社会的な価値判断でもあるから、時代によって、暴力/非暴力を分ける閾値も変わる。本来、そういう所を突き詰めるべきですが、それは専門家同士の間では議論されていても、マスメディアから発信する段階になると、「暴力性」や「攻撃性」が、クローズアップされるのでしょうね。
はてブで、トンデモ呼ばわりしているコメントもありましたが、それは明らかに早計であって、今回の研究は何も、犯罪の発生件数と、暴力映像量との相関を調べただけ、という訳でも無いでしょうから(そういう研究が含まれてはいると思います)。攻撃性の尺度って、子どもの場合には、模倣行動の頻度であったり、大人だと、質問紙調査であったり、縦断的調査であったり、様々なのですよね。メディアがやるべきは、そういう多様性があるものを、解りやすく説明する事、だと思ったりします。煙草と同列にしているのを強調したり、では無く。

もし、暴力映像を見せるとネガティブな影響を与える可能性が、ある程度あるとして、それには、仰る様に、カウンターバランスを取る様に、教えていけば良いのですよね(それが出来ないほど影響が強いのだ、という意見もありそうですが)。それは、坂元章氏も強調しておられる所ですね。

マスメディアの報道を見ていて思うのは、電子メディアを槍玉に挙げてるなあ、という感じです。

投稿: TAKESAN | 2007年11月30日 (金) 13:01

http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2007/1204/158943.htm?o=0&p=1

興味深いですね。
ここから引き出される一般論は、ゲームやお菓子を禁止する云々というのは、数ある因子の中の部分にしか過ぎない、という事でしょうね。

投稿: TAKESAN | 2007年12月 8日 (土) 14:02

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