求めない
「じゃあ、水伝を科学的に検証するには、どうすればいいんですか?」、「そんなに否定するなら、実証(反証)して下さいよ。」という類の発言に対する返答。それは……
そんなもん、知らんがな。
でしょう。乱暴な言い方ですけどね。
あれです。江本氏等は、「自分はこんな事を思い付いた。それを確かめるために、こんな事をやってみた。そうすると、こんな結果が出た。だから、”こんな事”は正しいだろう。」と言っている訳です。
それで、その「(二番目の)こんな事」が、全く検討に値しない代物なのですよね。つまり、無くてはならないもの(しっかりとデザインされた実験)が無い。
で、「思い付き」を、「科学的知識(あ、ポエムとかファンタジーとか、そういうのは無しね)」として認めて貰おうと思うんなら、自分でやらなきゃ。単なる思い付きなら、無数に出てきますからね。
適切な実験計画を立てて、それに基づいて実験し、論文に纏めて、ちゃんと他者の批判に耐える様なものを作り上げて、それを発表する。それが、第一段階でしょう。
それが無いから、「相手にされない」訳です。
要するに水伝は、「それ以前」の問題な訳ですね。認めて貰いたいなら、自分できちんと考えましょう。結局、「こちらで考えてあげる必要など全く無い」のです。尤も、思い付きに対して何らかの興味を持ち、それを積極的に検証したい、という人はいるでしょうが、それは、個人の興味・関心の問題であって、「求める」ものでは無いのです。
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