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2007年10月 7日 (日)

表面は同じようでも

これは、私自身の考えで、他の方とは違っているかも知れませんけれど。

「血液型性格判断」について言うと、たとえ生物学的に、血液型と性格に、ほんの小さな関係しかなくとも、それ(性格判断)が成立する事は、あり得ます。つまり、ステレオタイプですね。○型の人は△△の性格だ、という社会的認知が流布される事によって、実際に、血液型と性格傾向が強く連関する、という論理です。
まあ、そこまで強固にステレオタイプが働くのだろうか、というのは、疑問ではありますが。
もちろんこれは、連続的に変化する社会から、ある時期を切り取って初めて成り立つものですから、母集団をあまり拡張する事は出来ないですね。つまり、社会状況に関わらず成り立つ、という主張なら、ステレオタイプは否定する事になります。なので、主張する人が何を言っているのか、というのが重要な訳です。私が、ABO FAN氏に母集団の事をしつこく訊いたのは、そういう事情からです。

で、たとえば渡邊氏等が仰っているのは、そもそも性格概念を認めないので、血液型と性格が連関するという考え自体が成り立たない、という事なのですよね。性格という一貫したものがあるのでは無く、状況が一貫しているのだ、という考えですね。個人的には、状況論には、頷ける所があります。気質については、また別かも知れませんが。

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コメント

天使の羽さんが紹介されているサイトの、大村氏の話、解りやすくて良いですね。

前、小泉英明氏の回を聞こうとして、聞かずにそのままほったらかしていたのでした。

河合幹雄氏の回も良いですね。

古い回は、残念ながら、音声はありませんが、テキストでの要約があるので、参考になるでしょう。
菊池聡氏や佐藤達哉氏の回もあります。

http://www.tbs.co.jp/radio/xitalk/

投稿: TAKESAN | 2007年10月 7日 (日) 14:02

サトウ・渡邊は「モード性格論」ですから、性格というのは状況依存だし変えられるという立場です。大村氏などは「モード性格論」を批判していたと思います。
もっともそれがABOFAN・渡邊書簡集(^^;)を読むときにどの程度本質的かというと、あんまり関係ないのじゃないですかね。ABOFAN氏の議論レベルが低すぎるので。

投稿: きくち | 2007年10月 7日 (日) 22:22

きくちさん、今晩は。

私自身は、状況論的な考えに近いと思います。性格心理学的には、主流では無いかも知れませんけれど。
そういえば、サトウ・渡邊コンビは、心理検査そのものに批判的でしたね。

血液型性格判断の話を突き詰めると、結構複雑な問題が出てきますよね。なかなか難しいです。

 >ABOFAN・渡邊書簡集

後半の方は、主に、渡邊氏が書いた方を読んでいたりします…。ABO FAN氏が書いたものを読むと、結構疲れるので。

投稿: TAKESAN | 2007年10月 8日 (月) 00:36

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