探し物
うーん…。
Googleで、合気の技法を科学的に考察しているページを探してみたのですが、見つからないですねえ。
たとえば、合気上げについて、物理学や生理学・心理学的概念を用いて説明している所とか、無いかなあ。
どれも、科学的概念とは程遠い、独自に造語したものとか用いていて、今一つです。内田樹氏の様に、意味のよく解らない分析をしていたり、とか。
科学と武術の両方に関心を持っている人が、あまりいない、という事なのでしょうか。
もしご存知の方がいらしたら、教えて頂けると、ありがたいです。
そういえば、この本、まだ読んでないなあ↓
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武道の達人―柔道・空手・拳法・合気の極意と物理学 著者:保江 邦夫 |
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コメント
ttp://www.tai-ji.jp/buddy/buddy_top.html#daturyoku
合気ではなく太極拳ですが。まじめに物理しようとしてらっしゃいますが、どうもピントがずれているようなきがします。
投稿: グレートパンダー | 2007年9月10日 (月) 23:47
グレートパンダーさん、今晩は。
おお、ありがとうございます。これは、初めて見ました。ちょっと眺めてみましたが、なかなかに興味深いです。
投稿: TAKESAN | 2007年9月11日 (火) 00:05
TsumuRiさんが、このエントリーにはてブを付けて下さっているのを見つけて、最近どこかでお見かけしたなあ、と思ってうろうろしてたら(どこを?)、poohさんが言及なさっていたブログの管理者さんでした。
合気道の経験者でいらっしゃる様で、何でしょう、感覚的と言うか、そういうものをきちんと書いて表そうという文章があって、とても興味深いですね。
私のブログへの言及(といっても、ブクマですが)で、武術系のものは滅多に無いので(笑) 何だか嬉しくなったのでした。
投稿: TAKESAN | 2007年9月11日 (火) 13:18
TB頂いて、覗いてみたのですが、すっごく面白い議論をしてますねえ。絶対、公刊されてる武術書より面白い。
多分、皆さんはとっくにご存知だとは思いますが、高岡英夫氏の本が、参考になると思います。オカルト的な所もあるけれど、高岡氏の認識力は、尋常じゃないですからねえ。オススメ。
投稿: TAKESAN | 2007年9月12日 (水) 00:56
TAKESAN こんにちは。
ちょっとごぶさたしました。
例のTOSSで、こんな授業が新しく登録されていました。
http://www2.ocn.ne.jp/~chipdale/nanba.html
古武術を介護体験に生かそうというものです。
何か新奇なものを取り入れようという意気込みが先走りしているような印象です。
こんなところで勇み足して、ニセ科学を取り込んでしまうのではと、考えてみたりもしました。
エントリーとは関係ないようですが、武術つながりということで。
投稿: ドラゴン | 2007年9月12日 (水) 11:42
ドラゴンさん、今日は。
介護に古武術の技法を応用する、というのは、リンク先の参考文献にもある様に、武術を研究している甲野義紀氏と、氏の支持者によって取り組まれているんですね。色々な本でも、言及されています。
私も、ドラゴンさんが仰る様に、こういう取り組みは、極めて慎重に行うべきだと考えます。介護というのは、直接的に命に関わる事なのですから、科学的にきっちり論証していかなくてはなりません。
甲野氏の方法に、介護の現場の方から異論が投げかけられる事も、ある様です(ソース失念)。
甲野氏の発言に関して、ここで紹介しています⇒http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_7e7d.html
科学について、極めて甘い認識であると、私は考えています。
※もちろん、古武術の方法を介護に応用することそのものを、否定するものではありません。
投稿: TAKESAN | 2007年9月12日 (水) 12:07
物理学領域に明るい方で、ご存知の方がおられたら、教えて頂きたいのですが・・。
保江氏は、そちら方面では著名な学者なのでしょうか。
著作も結構出ているようですね。
いや、何故こんな事を書いたかというと。
先日、合気関連の保江氏の本を、いくつか眺めてみたのですね。それで、ちょっと首を傾げるような表現もありまして。
で、専門の領域ではどのように評価されている方なのか、と考えた次第。
ある領域で一流でも、他の分野においても、必ずしもそれが成り立つ訳では無いので。
きちんとした評価をするには、もっと精読し、木村達雄氏の本の方も検討する必要がありますが。
投稿: TAKESAN | 2008年3月 2日 (日) 14:39