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2007年8月 3日 (金)

教育

文系白書ブログ: 僕が何故ニセ学位を許せないかを書いておく。

全く賛成。

ところで、素朴な感想として、(勉強せずに)金で学位を手に入れるという心性自体が、私には理解出来ないですね。まあ、色んな事に「役に立つ」から、なんでしょうね。学問を修めたいとか、教養を深めたいとか、研究に邁進したいとか、考えてもいないのでしょう。

通信制の大学に対する一般の印象は、薄いものなのかも知れませんね。放送大学が、放送技術等に関連する教育を受ける大学だと思っている人も、かなりいますし。経済的な事情で進学出来なかったとか、ある程度年齢がいってから、勉強したいと考えた、という人にとっては、通信制大学というのは、大変に魅力的な選択肢です。だから、もっと充実させるべきですよね。そういう選択肢を選ぶ人というのは、学問に対する熱意が非常に高かったりするのですね。まあ、一般に当てはまる訳では無いかも知れませんが。面接授業の様子を見てみれば解ります。私語とかあり得ませんから(ちょっと言い過ぎか)。

あとね、自然療法の人達は、現代医学を否定するのなら、同じ土俵で勝負しなきゃね。
箱庭の中で、全然再現性の無いトンデモばら撒かれても迷惑なだけですよ。
多分、現代医学を否定すると共に、現代科学の方法そのものをも、否定するのでしょうね。大変厄介ですね。土俵に上がる必要がそもそも無い、とか言っちゃうんですものね。代替医療と分類されている分野について真摯に考えている人は、科学的なエビデンスについても真剣に考えておられますが、そういう真面目な人達の足を引っ張る事も、あるのでしょう。

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「学問・資格」カテゴリの記事

コメント

natromさんやmedtoolzさんのところを覗けば、現在の医学がどんなふうに鍛え上げられてきたのか、を垣間見ることができますよね。それを覆すのはそうそう簡単なことじゃなくて。ひとつやふたつ「感覚的に理解しやすい理屈」を持ってきてもだめなんです。
よくも悪くも、「人間の積み上げてきた知性への挑戦」はそんなに安易にはできないわけで。それができる、と簡単に主張する時点ですでにもう素性が知れる、みたいな部分もあるかと。

投稿: pooh | 2007年8月 3日 (金) 07:53

それを正当化する為に、陰謀論やら何やらを展開したりするのですよね。もう一つのエントリーに書いた、肥大した自尊心が、そうさせるのかも知れません。その滑稽さには、自分では気付けないのでしょうね。

投稿: TAKESAN | 2007年8月 3日 (金) 09:24

 ちょっと前に放送大学の文京学習センターで、学生実験の面接授業を担当してたんですけど、60歳過ぎの、自分の親くらいの年齢のご婦人が受講しにこられて、レポートの最後に、「若い頃は貧しくて生活で手一杯で勉強できなかったけど、子供達がみんな独立してやっと余裕ができたから勉強始めます」なんてことが書かれていて、読んでて涙出ましたよ。
 仕事が忙しくてなかなか単位が揃えられないけどちょっとずつ暇を作って来てる、って人もいた。親がかりで4年制の大学に入ってくる若者より、はるかに真面目で熱心な人達がたくさん居るのは確かですよ。

 ってことで来週後半、今度は山形学習センターで面接授業なんで、配布用の講義資料をまとめてるところです。普段、ウチの大学の共通教育の化学でやってる内容とほとんど同じにする予定です。化学の基礎、水と氷の話、水の電気分解とか電気化学とエネルギーとかをやって、怪しい水の話やら科学の発展といったことまで触れるつもりです。

投稿: apj | 2007年8月 3日 (金) 16:17

※コメント反映時に不具合があるかもです。コピーをしておいた方がいいですね。今投稿したら反映されなくて、書き直し…。

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apjさん、今晩は。

確か、最高齢は、90歳くらいの方だったと思いますが、その年齢になって新しい事にチャレンジしようとする所に、頭が下がります。

自分から進んで金を払い勉強するのですから、モチベーションが高いのでしょうね。

▼▼▼引用▼▼▼
化学の基礎、水と氷の話、水の電気分解とか電気化学とエネルギーとかをやって、怪しい水の話やら科学の発展といったことまで触れるつもりです。
▲▲引用終了▲▲
これ、いいですね。放送大学には、科学・技術史についての科目も結構あるし、日常的な事と絡めて論じられるのは、興味深いと思います。

今になって思うのは、あまり何も考えなくても、好きなだけ勉強出来た頃というのが、いかに恵まれた環境だったのか、という事ですね。私は、比較的恵まれていない方、でしたけれど。

投稿: TAKESAN | 2007年8月 3日 (金) 19:30

続きというか、補足。

(略)私は、比較的恵まれていない方、でしたけれど、それでも、勉強する事自体に支障がある様な環境ではありませんでした。なのに、全く勉強しなかったんですねえ。その大切さに気付いたのは、高校を卒業して、しばらく経ってから、でした。

投稿: TAKESAN | 2007年8月 3日 (金) 19:33

こんにちは。
放送大学は、オリジナルの教科書(全部ではありませんが)の評判がよかったりもしますので、通信大学ではオススメのほうですね。

僕は単位認定試験のたびに遠出しなくてはいけなかったので、そこはやめましたが、実際通学の生徒と通信の生徒ではやる気が全く違うと、僕の大学のある先生はベタ褒めしています。
僕は通学制の大学に行ったことがないのでよくわかりませんが、ただ講義にでれば単位がもらえる(ところもある)という話を聞いたときには、それこそカルチャーショックでしたねぇ。

学問に興味があれば、年齢問わず始めるのがよろしいと思いますね。

投稿: | 2007年8月 3日 (金) 23:04

慶さん、今晩は。

放送大学の場合、入学試験が要らないので、簡単に入れるのですが、その分、元々の知識が不足していると、痛い目見るんですよねえ。単位認定試験は、教科によっては半端じゃ無く難しいですし、その前の通信指導(中間試験に近いもの)が、これまた厄介で。だから、卒業率が、かなり低いんですよね、確か(そういう事情も反映してか、基礎科目が追加されましたが)。
なので、講義に出れば単位が…というのが(私も通学制の事はあまり知らないので、伝聞ですが、何でそれで単位取れるの? って思う様な話、ありますよね)不可能なシステムなんですよね(スクーリング除く)。これは結構、いい仕組みなんじゃないかと思っています。勉強しないと、先ず落ちるので。

しっかりした制度づくりと、生涯学習について周知させるのが、望ましいですね。

投稿: TAKESAN | 2007年8月 3日 (金) 23:25

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