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2007年8月12日 (日)

ケータイ小説

痛いニュース(ノ∀`):【携帯小説】“女子中高生携帯作家”の小説、「感動して一晩中泣いた」と同世代は絶賛…「援交・ホストネタばかりでバカバカしい」との批判も携帯小説サイト管理人 「どれも同じ内容でヒドい」|Ameba News

私、携帯小説とやら(表現として変だと思う。「ケータイ小説」の方がいいかな)、読んだ事無いんですよね。携帯で、WEBはほとんど使わないし。

「ワンパターン」と、「崩壊した文法」が、共通して見られるっぽいですね。山田悠介氏(ケータイ小説をよく読む層に受けているって事かな)の文章は、まとめサイトかなんかを見た事があって、衝撃を受けたのを憶えています。あと、映画化された『恋空』とか。そこまで批判しなくてもいいんじゃ? と感じるくらい、痛烈な書き方をしているまとめサイトとか、ありましたね。

まあ、中高生時代は、結構偏狭(と書くとアレだけど…)なんじゃないかなあ、と。文法的な問題は、重要かも知れないけれど、ストーリーのワンパターンとかはなあ。別にいいんじゃない、と思……うーん、そうとも言えないか(笑)

で、ケータイ小説って、そういう内容のものばかり、なんですかね? 前、森村誠一氏だかがケータイ小説を書いている、という記事を読んで、へえ、と思った記憶があります。まあ、ケータイで読むくらいなら、文庫やら電子ブックやらで読むよ、って事なのかな、と思いますけれど。

以上、昼ドラを結構観たり、映画版のセカチューが好きだったりする人間で、赤川次郎・森博嗣作品好きでもある人間の、タワゴトでした。昨年やっていた『美しい罠』(東海テレビ系)は、傑作でしたぜ。ワンパターンでもいいんですよ。役者の個性とか纏まりとかを、重視するので。

文章力とか読解力を鍛えたいなら、学術書を読むのが一番じゃないかな。たまに、中学生が書いたんじゃなかろうか、というレベルの、大学向けのテキスト(の一部)とかありますが。

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「文化論」カテゴリの記事

コメント

補足。

 >ストーリーのワンパターンとかはなあ。

同じ様な話にばかり惹かれるのは、という事。

 >まあ、ケータイで読むくらいなら

メジャーな作家の作品を、という事。

投稿: TAKESAN | 2007年8月12日 (日) 10:45

まあ、同人誌の小説みたいなもんですよね、きっと。
昔から中高校生の同人誌って、やっぱ恋愛が最大のテーマだったんじゃないかなあ。あ、中高生に限らんかも。
で、一般に、参入障壁が低ければクオリティは下がりますよね。
当たり前の事が当たり前に起きているだけなのでは。

投稿: 亀@渋研X | 2007年8月12日 (日) 10:56

亀@渋研Xさん、お早うございます。

そう思います。昔と違うのは、インターネットが拡大して、WEBが普及している、という所でしょうね。色々なものが、より多くの人の目に触れる可能性がある、と。

ワンパターン、とよく言われますけれど、人間の感情や行動を表現するものなのだから、類型が出来るのは当然ですよね。それに、書かれた時代の風俗が反映・加味されていて、それが、その時どきの、「ワンパターン」になるのでしょうね。

一般論として言いたいのは、毛嫌いはせずに、色々触れてみるのがいいんじゃない、という事ですね。幅広く興味を持った方が、メタになれて良いですよ、という。

投稿: TAKESAN | 2007年8月12日 (日) 11:26

「アララ」が、リンク先(痛いニュースとか)の内容に掛かっているのか、私のエントリーそのものに掛かっているのか…って、気になっちゃったり(笑)

いや、このエントリーの事かと思って、「そんなおかしな書いたかな…」なんて考えて、読み返してしまったもので。

投稿: TAKESAN | 2007年8月12日 (日) 23:08

や、これは失礼しました。手抜きですいませんが、ちょこっと注釈を入れました(汗
しかし、改めて考えてみるとおのエントリについて「そんなにまっすぐ反応しなくても」っていう思いが、少しはあったかも(^^;)

投稿: 亀@渋研X | 2007年8月13日 (月) 01:34

うわ、重ねてすいません。「おの」は「この」のミスタイプです。「あの」のミスタイプではありません(大汗

投稿: 亀@渋研X | 2007年8月13日 (月) 01:35

あ、どうもありがとうございます。手数をお掛けしました。

このエントリー、新しいジャンルが出てきたり、既成のメディアの方向性が変わったりすると、色々言われるんだよなあ、というのを思いながら、書きました。
新しいものとか、「昔と違う物」って、批判され易いんだろうな、と。
ケータイ小説の場合は、古臭いワンパターンを現代の風俗でアレンジした内容を、「新しいメディア」である携帯電話で発信している、という所が、非難されているのかも知れません(それが典型なのかは知りませんけれども)。

黒屋ぶるーさんが書かれたエントリーも、念頭に置いてたり。具体的な内容は、全然違いますが⇒http://blog.goo.ne.jp/kuroya_blue/e/30b5f4be48d07674042d49f1fbf7bd72

私も、アホなコメント書いております(笑)

投稿: TAKESAN | 2007年8月13日 (月) 02:06

何となく、関係するかな、と感じたエントリー。なかなか興味深いです⇒http://d.hatena.ne.jp/Erlkonig/20070812/1186924260

私は、「面白く無い」と感じたものについては、この場に書く事は無いのですが、それは、リンク先で分析されている様な事を考えているかも知れません。まあ、森博嗣メソッドです。でも森さんも、前の日記では、結構辛口評価してた気もしましたけど(笑)

増田にこんなのも⇒http://anond.hatelabo.jp/20070812200016

ふむふむ

投稿: TAKESAN | 2007年8月13日 (月) 11:11

 腐女子の2次創作だって似たようなもんだと思う。こっちのメディアはまだ主に紙だけど。
 携帯小説サイト管理人に対しては、じゃあ批判してるお前が小説書いて見せてみろ、と思わないでもなかったり。普通の能力の人が普通に思いつく範囲で書けば、ほとんどが平凡なパターンの小説にしかならないんじゃ……。

 ところで、以前に、
http://www.amazon.co.jp/dp/4870313138/
「小説新人賞は、こうお獲り遊ばせ—下読み嬢の告白」
を読んだんですが、年配の人が書いて送ってくる従来の紙メディアの小説も玉石混淆ですごいことになってる模様。この状態で投稿のハードルが「ポチッとな」でできるようになっちまえば、そりゃワンパターンメロドラマが続出もするわな。つまりは、下読みで落とされるハズのモノが人目に触れてるということでは。

投稿: apj | 2007年8月14日 (火) 23:16

誰でも簡単にブログを開設する事が出来る様になり、駄目な文章も増えてきて、結果、インターネットで得られる情報の価値が薄まってしまった、という様な論と、似ているのだと思います。

「表に出るための」敷居が下がれば、駄目なのもどんどん出てくる(目に付く)でしょうから、それが叩かれるのでしょうね。創作のレベルが下がったとか、ユーザーの求めるもののレベルが下がった、という事でも無いとも思うんですよね。自分らだって、そんなに変わらんかったでしょ? という感じですねえ。

あ、でも、「こんな駄目なの、恥ずかしくて出せないよ」、という決断が出来る、自己評価の能力は、持ってた方がいいかな。

 >携帯小説サイト管理人

あの発言、私も、どうかと思います。何か、あまりにわざとらしいコメントだなあ、なんて気も。

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ここから、余談ですけど。
私、たまに、「あと500年人類が存続したら、創作物に対する評価って、どうなるんだろう?」というのを、妄想するんですよね。それくらい未来だと、物理的に可能なメディアも出尽くして、創作物のパターンも、出尽くすんじゃないかなあ、と。そうなった場合、何によって評価をされるのだろうな、と。

私自身、似たよーな話に触れて、似たよーな感動の仕方をしてるんですよね。人間って、そんなもんじゃないかなあ。常に新しいものを求めてもなあ。

投稿: TAKESAN | 2007年8月15日 (水) 00:21

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