アニメや漫画やゲームが及ぼす教育効果についての論考……みたいな
※記憶を元に書いているので、詳細は異なっている可能性あり。
私が知っている、某ちびっ子。今小学2年生ですが、以下の様な漢字を憶えています(細かい形状を誤っているのもあり)。
悟 波 空 天 亀 王 気 人 砲
界 津 超 功 孫 拳 飯 仙 弾
幾つかの字について、「習ったの?」と、その子に訊くと、習っていない、との答え。
さて、ではこれらの漢字、どうやって憶えたのでしょうか。
そうです、ドラゴンボールのキャラクターと、技の名前ですね(カードとゲーム経由)。あの作品、人名としては一般的で無い漢字が入っているキャラクターが結構いるので、漢字の勉強になるのですね。
一々訊いていないですが、当人にとっては、「勉強している」、という意識は、微塵も無いでしょう。好きなものに関する知識を憶えるというのは、こういう事なんですね。
これは面白く、感心したエピソードなのですが、私が、「魔貫光殺砲の”ほう”は、”法”だっけ、”砲”だっけ…」と悩んでいると、早速カードを探し、「気功砲(ギャリック砲だったかも)の”砲”だよ」、と教えてくれたり、私が「龍」という字を教えたら、直ぐに憶えてしまって、こっちが舌を巻いたり、という事がありました。
これが、子どもの能力の素晴らしさ、そして、「漫画やアニメやゲームが与える影響」、の一端です。
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コメント
こんばんは。
よく「読書をすると、語彙が増える」とか言いますけど、読書をすることによって得られる「語彙」っていうのも、漫画を読んだり、ゲームをしたりして漢字を覚える、なんていうのとやっていることは同じなんですよね。
漫画やゲームの場合は、「その暴力シーンで子どもが悪くなる」と言い出し、書籍の場合は「語彙が増えるから良いんだ」というその態度は、絶対に問題のある比較ですよね。
投稿: たこやき | 2007年7月 2日 (月) 01:25
たこやきさん、今晩は。
そうなんですよね。そもそもメディアは、入れ物に過ぎない訳ですから。結局、好きになったものに関する知識というのは、スポンジが水を吸うが如く、どんどん吸収されていくと思います。
たとえば、RPGで、残りHPと、自身の防御力、敵の攻撃力を参考にして戦術を立てる、なんて、激しく知的な操作ですしね。
投稿: TAKESAN | 2007年7月 2日 (月) 02:23
そういうことを言う人は、歴史も知らなければ、ものの道理もわからないないのでしょう。
ゲームでなにが身に付くかは、そのゲームの内容と出来、プレイ時間とプレイヤーの真剣さの度合いで変わるでしょうけれども、よくも悪くも「なんにもならない」ってことはないでしょう。
マンガで漢字を覚えた第2世代あたりがボクの年代(いま47歳)かなあと思ってます。子ども向けマンガの総ルビにはお世話になりました。で、誰でも知ってるよって漢字が開いてあるかと思えば、妙に難しい漢字が使われてたこともあったような。
漢字だけではなく、20歳頃まではかなり乱読したので、さまざまな世界観もストーリーテリングン巧拙も知りましたよね。
小説も昔は排撃されましたね。
「小説なんか読んでいては、ろくなものにならない」
いやまあ、正しい場合もあるでしょうけど(^^;;
ぼくのオフクロは印刷屋の娘でしたが、本そのものがアウトだった。
「本なんか読んでいないで、家の手伝いをしなさい」
さらに遡れば、新聞なんて瓦版だのブンヤだの、ろくな言われ方をしていなかった。役者も河原乞食ですから、タレント(才能)や人間国宝なんてものからはほど遠かった。
音楽もそう。不良の音楽だったはずのものが学校の音楽の教科書に載り、流行歌と蔑まれていたポップスが校内放送や運動会等のイベントではガンガンかかっています。
先日、中3のムスメが「音楽の教科書にジョン・レノンの写真が出てるよ!」と見せてくれました。ボクが中学でビートルズをかけたときは、体育教師が「学校はキャバレーじゃない!」と放送室に怒鳴り込んで来たものでしたが。
単に新しいものは目のかたきにされるということなのか、それとも淘汰されなければ評価も変わる、ということなのか。
個人的にはサブカルにものわかりがよすぎるのもイヤなんですけど、そんなこと言ってもしょうがないのかもしれないですね(^^;;
投稿: 亀@渋研X | 2007年7月 2日 (月) 09:36
こういった学習というのは、様々な文化に接する事で、進んでいくのですよね。社会・文化に埋め込まれている、と言うか。私も、漢字とかは、殆ど漫画で憶えたと思います。小説は、ミステリーをちょこちょこ読むくらいでしたが、漫画は、超多読・超乱読、でした。奇面組から北斗の拳からキン肉マンからブラックジャックから魔太郎がくるから男ドアホウ甲子園からエコエコアザラクからこち亀まで、ありとあらゆる種類の漫画を読んできて、今も読んでいます。だから、特定のジャンルのみの情報を得るという事自体、考えられないのですよね。ゲームもそうですが。
そういえば、エレキギターが不良(これが既に死語ですね)の象徴、なんて時代もあったみたいですね。私の頃は、ゲーセンに行く人間は不良、というのがありました。
特にゲームに対するバッシングは、ある意味で、洗練されている気もします。そして、そこに「科学」が入り込んでしまう場合があるのですよね。それはもちろん、「ニセ科学」である訳ですが。
投稿: TAKESAN | 2007年7月 2日 (月) 12:21