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2007年7月23日 (月)

キャッチボール

キャッチボールを試みる。

こちらは、相手の胸の辺りに、真っ直ぐボールを投げる。

相手は、どうも上手く捕球出来ない。グラブの先に当たったり、つかんだと思ってもポロリと落としたりする。

今度は、相手が投げる。

とんでもない所に投げる。どう考えても捕れない。こっちに届く前に落ちてバウンドし、コロコロ転がる。

相手は、「何で捕らないんだよ」、と怒っている。

しょうがないから、ジャンプしたり、バウンドした球を捕ろうと、工夫する。それでもなかなか捕れない。

もうちょっとコントロールをしっかりさせて投げてくれないか、とお願いする。聞いているのか聞いていないのか判らないが、投げ方は変わらない。捕れない方がおかしいんだろう、と言わんばかりだ。

相変わらず、こちらが投げる球は、ちゃんと捕ってくれない。

グラブをしっかり構えて捕ってくれないか、とお願いする。でも今度は、ちゃんと捕れる様に投げてくれないと困る、と言われた。

どうやったら捕ってくれるのかな、と考えて、遅めのスピードで投げたり、ちょっと山なりに投げたり、工夫してみる。それでも捕ってくれない。

向こうが投げる球は、やっぱりはずれたままだ。

どうしよう。

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「随想」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
キャッチボールって、野球というスポーツの基本であり、非常に重要な部分ですよね。キャッチボールが満足にできないということは、野球というスポーツが絶対にうまくならないということと同義です。
野球も競技なので、勝ち負けがつくものですが、お互いにある一定以上の技術がなくては試合として成立しません。
まったくストライクがはいらないピッチャーだったり、エラーばかりしている野手しかいないと、延々と守備についていなくてはいけません。100個エラーしようが、100個フォアボールを出そうが、試合は進まないし終わりません。
野球にはストライクというバッターに打ちやすいコースに投げながら、打ち取らなくてはいけない、という矛盾をはらんだ駆け引きにとんだゲームの要素があります。高いコミュニケーション能力が要求されるスポーツの一つなのだと思います。
ただ「打たれない」ということを目的とし、「打たれなかったから勝ち」ということにだけ価値を置くなら、すべてのボールを暴投しフォアボールを出し続ければ「打たれない」です。それで「勝った!」と堂々と言える人が、ネット上には多いのかなあと、一連の不毛なやり取りをみていて感じました。

投稿: corvo | 2007年7月23日 (月) 03:10

こういうのは、物事を進める際に必要な基本的技能であり、習得している事が前提になる訳ですね。

試合での喩え、ありがとうございます。最初、そこまで本文に書こうと思ってたんですよ(笑) 「野手の方にボールを投げて、”どうだ、打てないだろう”と言う」、とか。

▼▼▼引用▼▼▼
球にはストライクというバッターに打ちやすいコースに投げながら、打ち取らなくてはいけない、という矛盾をはらんだ駆け引きにとんだゲームの要素があります。
▲▲引用終了▲▲
そうなのですよね。絶対に打たれたく無いけど、絶対に打てる場所に投げなくてはならない(なので、四死球とか暴投に、ペナルティがある)。だから、ゲームとして成立する。ルールを知って、その上で戦略・戦術を駆使していかなければならないのですね。

自分はヒットを打たれない、という人がいて、よく見てみると、大暴投をしているだけ、という事がある訳で。そりゃ打てないわな、という。打てないけど、どういうボールを投げているかは、皆見てるよ、という事ですね。投げてる方は、打たれない事実に満足しているでしょうから、そのおかしさには、気付かないのかも知れません。

投稿: TAKESAN | 2007年7月23日 (月) 10:50

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