モバイル社会
遊鬱さんの所のコメント経由で⇒モバイル社会の現状と行方 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
追記:本の内容について、コメント欄で教えて頂きました。是非ご覧下さい。
ホント、こんなに批判的な書評というのも、あまり見ないですよね。面白い。
携帯電話の普及がもたらす社会の変化も気がかりだが、携帯に対する偏見が生み出す闇もまた心配になってきた。携帯はあくまで道具。解釈よりまず取扱説明書をきちんと読んで、私もせめてメールぐらい打てるようにならねば。
素敵ですね。
しかし、何でもかんでも、「心の闇」とか言わんで欲しいですね(本にそう書いてあるのかは判りませんが、括弧で括っているので、書いてあるのかな、と思います)。
ケータイでのメールの平均が18件/日なんて、異常に多いと、直観的に思います。はずれ値がありそうな予感。サンプリングも、どうやったのだろう。「送受信件数」だから、メルマガとかも含むのでしょうか。詳細がわからないので、その内、読んでみようかな。ちなみに私、携帯電話でメールするなんて、数週間に一回とかのペースです(笑)
もちろん、このエントリーは、書評についての感想なので。本そのものについては、読んでいないので、何とも言えないです。心理学の専門家が書いた本だから、心理統計についても適当な事は書かないだろう、と思いたいのですが、著者に正高氏が入っているので、むむ、と思ったのでした。これも一つのバイアスですね。
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モバイル社会の現状と行方―利用実態にもとづく光と影 著者:小林 哲生,天野 成昭,正高 信男 |
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コメント
たまたま来たものです.この書評,たしかに辛口ですね.この本を読みましたが,評者は誤解が多いようですね.心の闇ばかりの主張でなく,ケータイのいい面もちゃんと書いてあります.また,データは年代別・男女別に分析されています.メール送受信が多いのは若者だけですね.一読をおすすめします.
投稿: たまたま | 2007年7月20日 (金) 12:08
たまたまさん、今日は。
情報、ありがとうございます。
成る程、モバイル普及の功罪を併せて記述している、という事なのですね。書評した方が言っているのは正論だが、そもそも本でも、それ程煽られている訳では無い、といった所でしょうか。
分担執筆になっていて、著者によってニュアンスがあるのかな、というのも推測しておりました(なので、正高氏云々と補足しました)が、どうなのでしょう。
興味があるので、その内に読んでみようと思います。
投稿: TAKESAN | 2007年7月20日 (金) 12:25