教え、教えられる
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不思議缶ネットワークの子どもたち―コンピュータの向こうから科学者が教室にやってきた! 著者:美馬 のゆり |
以前、ドラゴンさんに教えて頂いた、「不思議缶ネットワーク」の活動を纏めた本です。
大変素晴らしい内容。皆さんにもお勧めします。是非お読み下さい。
P118からの、一人の児童から発せられた問いに始まった議論(ニセ科学やスピリチュアルと学校教育との関係とも、密接に関わります)や、科学の原理についての応援隊同士の議論等、大変興味深いやり取りがあります。又、子ども達への回答の仕方等の議論では、どの様にして向き合っていくか、という所についての戸惑いも語られていて、とても興味深いです。
子どもにものを教える、というのは、詰まる所、子ども達と一緒に考えていく事、なのだと思います。いかにも陳腐な言い回しですけれど、本当に、そう思っています。決して、既成の知識を押し付けるだけでは無い。そう考えます。
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