保留する事
corvoさんの、鴉工房: 絵画は答えを知っている。で楽しませて貰って、「馬鹿話」で、お洒落なネタを堪能したのですが、読んでいて、少し、教訓の様なものも、得られました。
というのも、最後まで読んでも、「具体的にどの部分がネタなんだろう?」と、解らない所もあったのですね(昨年のエイプリルフールのネタ)。勿論、大部分は、常識の範囲で気付けるものなのですが(アロサウルスの、ブラキオサウルスの狩り方のネタとか、恐竜の死因説とか最高です)、自分の知らない術語を絡めて論じられていたりすると、「ほー、そうなのか」と思う所も、あるのですね。自分の明るくない分野の話だと、やはり、信じ込んでしまう事も、結構起こり得るのでしょうね。ニセ科学を信じる場合にも、そういう認知が働くのでしょう。それは、誰にでも起こる可能性があります。これは、肝に銘じておかねばならない事だと考えています。
何しろ、私は、ブラキオサウルスの首がほぼ水平だったという説を、川端さんの小説やcorvoさんのブログで初めて知ったくらいです…。子どもの頃に見たイメージが、強く残っていたのでしょうね。
現在残された少ない痕跡から、当時の生物の構造や生態を推測し、それを復元していく、というのは、大変、知的好奇心を揺さぶられるものなのでしょうね。圧倒的に壮大なスケールの、ミステリーですね。私も、川端さんの小説を読んで、「こんな面白い分野があったのか!」と思いました。
全くどうでも良いのですが、私が子どもの頃、一番好きだった恐竜は、トリケラトプスでした。あの三本の角と、フリルが付いた頭部に、カッコ良さを感じてました。
| 固定リンク
「科学論」カテゴリの記事
- メタスパイラル(2011.12.14)
- 主観、主観、ただ主観(2011.12.12)
- 公衆衛生(2011.12.07)
- ひとまずまとめ――患者調査において、「宮城県の一部地域及び福島県の全域について調査を行わない」事について(2011.12.06)
- 科学コミュニケーション――科学語での会話(2011.12.04)
この記事へのコメントは終了しました。


















コメント
こんばんは。どうもご紹介ありがとうございます。
「馬鹿話」シリーズは、今年のエイプリルフールまですっかりご無沙汰でした。そうそうネタが思いつく訳でもなく、連載する義務感もないのでのんびり書いてます。
古生物はこれからの発見によって、塗り替えられる余地の多い分野でもあるので、それらしい嘘もつきやすいです。
知識があるとさらに楽しめると思います。
この分野は知的好奇心がゆさぶれるとともに、いつまでも追いつけない、見ることができない苦しみの連続でもあります。
トリケラトプスはいまでも人気のある恐竜ですね。
投稿: corvo | 2007年4月 5日 (木) 00:52
なんか余談に乗る感じですけど(^^;。
「最新恐竜学」を読んで、なんで最近の恐竜の絵が「首が水平で、尻尾が上がっていて」なのかを知りました。4つの頃に親父から借りた本のイラストと違う(^^;
やはりロマンティックなのは「分からない部分」であり、フロンティアなんでしょうね。だからきっと「どこが分かって、どこが分からないのか」を理解できると、もっと楽しめる、と云うか。
確か小学校一年生頃に、学説の推移に伴う復元画の変化だけで構成された「剣竜のなぞ」と云う絵本を買ってもらって、それ以降いちばん思い入れのある恐竜はステゴザウルスです。
投稿: pooh | 2007年4月 5日 (木) 08:21
corvoさん、今日は。
楽しませて頂きました。
大変壮大なスケールの対象を、地道で精密な論証の作業で解き明かすというのは、想像を絶する困難さなのでしょうね。
あんな興味深い分野があるのを知る事が出来て、良かったです。まだまだ不勉強だな、と、思い知りました。
投稿: TAKESAN | 2007年4月 5日 (木) 11:49
poohさん、今日は。
私も、首はもたげているものだと、つい最近まで思っていました(笑) 子どもの頃の刷り込みは怖いですねえ。
>「どこが分かって、どこが分からない
>のか」を理解できると、もっと楽し
>める、と云うか。
そうですね。解れば解る程、解らなさが解る(ややこしい…)、という感じなのでしょうね。凄い世界だなあ、と思いました。
ステゴサウルスといえば、あの背中、ですね。
投稿: TAKESAN | 2007年4月 5日 (木) 11:55