説明しない、って…
ドラゴンさんが、apjさんの掲示板に貼っておられたのですが⇒恒等式の導入はこう授業する
数学IIの授業でこれは、いくら何でも…という感じです。
恒等式の定義が分かりにくく書いてある。また、定義が2つ書いてある。これを説明せずに教える。
「説明せずに教える」って、一体どういう事でしょうね。定義を論理的に理解する様に「教える」のが、肝なのだと思いますけれど。
「さんはい」で一斉に言わせる方式だと、名前は憶えるが意味は解らない、となる気がします。穴埋めの試験には、役立つかも知れないけど…。
ところで、いきなり話は替わりますが。
私は、授業中に、教科書(の重要な語句)にアンダーラインを引かせるのって、どうなんだろう、と思います。単なる作業になりがちなんじゃないかなあ、と。「この語句を憶えよう」という認識ですよね。他の概念との関係性を理解しよう、では無くて。
教科書の内容をノートに写すのも同様、だと思います。あくまで個人的な考えですが、ノートに書き写したり、アンダーラインを引いたりするのは、「勉強をした”痕跡”を残す」のと、文字を書く訓練くらいにしかならない、と考えています。丸写しする暇があったら、脳内で、他の概念との関係性を展開したり、それが上手くいかなかったら、何かに書き出したりする、というのが、良いと思います。
暗記をさせる教授法は、クイズに答える様な能力は、鍛えられるかも知れませんが、それは、本当に理解した事には、ならないですよね。線を引いたりは、ほんのちょっと、記憶の効率を高めるかも知れませんが(想起の時に役立つかも)、どうなのでしょうね。
これは経験談ですが、高校の頃、とある教科で、定義も含めて丸暗記させられた事があります。勿論、そんな憶え方をした知識ですから、今は、綺麗さっぱり忘れています。でも、テストで良い点は取れるんですよね、それが出来る人は。そもそも、試験がその様に出来ている訳ですから。だから、一夜漬けなんてものが、それなりに役立つ(役に立ってしまう)のですね。
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コメント
ははは。
何だ、このいたいけな婆さん騙して羽毛布団売りつけるような教育は(^^;。
投稿 JosephYoiko | 2007年4月30日 (月) 13:38
JosephYoikoさん、今日は。
TOSSの授業案には、ああいうのが、よく見られますね…。
数IIでこれは無いだろう、って感じです。
投稿 TAKESAN | 2007年4月30日 (月) 14:10
こういう教育を施すことで、きっと「あれこれ考えず、まずは受け入れる」ような人材を育成しよう、と云うもくろみなのですよ多分(^^;。
投稿 pooh | 2007年5月 1日 (火) 08:42
poohさん、今日は。
教える側は、何も考えないんでしょうか…む、これは正に、教える側が、”「あれこれ考えず、まずは受け入れる」ような人材”なのか…。
投稿 TAKESAN | 2007年5月 1日 (火) 11:54
TAKESAN、こんばんは。
ご紹介いただき、有り難うございます。
こんなのがあることを知ってもらえて嬉しいです。
こういうのを無批判に受け入れる教師だからこそ、水伝やゲーム脳を受け入れてしまうのだろうと思います。
こういう授業は、教師から子どもへの一方通行です。教師が子どもから学ぶということはないでしょう。
前にご紹介いただいた「不思議缶ネットワーク」のように、子どもも教師も、研究者もともに学ぶような学習とは大違いです。
「不思議缶~」のような学習だと、水伝なんて授業をやろうものなら、子どもから質問攻めで、立ちゆかなくなるように思います。
そういうのが、本物なんです。
投稿 ドラゴン | 2007年5月 2日 (水) 19:39
ドラゴンさん、今晩は。
正に一方通行ですね。そして、子ども達は、そんな授業を「面白い」とは、思わないでしょうね。
実際、同じ様な授業は、幾つもありました。テストの平均点を上げる為に、試験に出る所を、事前に殆ど明かしたり、語句を暗記さえすれば高い点を取れる様な試験だったり(大人数の学力を客観的に判定するには、仕方が無い事ではありますが)。
私は、子どもが勉強が面白く無いと思うきっかけとして、勉強が面白く無いと実感した人達、又、「手を抜きたい」(←意図的であるかどうかに関わらず)人達の「教育」が、あると思います。
不思議缶ネットワークは、大変素晴らしい試みであったと思います。ご紹介頂き、ありがとうございます。
投稿 TAKESAN | 2007年5月 2日 (水) 22:02