教科書に…
コラムも「ゲーム脳」「受精卵診断」等の今日的な話題を多数掲載.
むう…。
コラム:メディアに蝕まれる子どもの生活
コラム:携帯電話による健康被害
コラム:ゲーム脳
コラム:性的虐待を予防するには
コラム:心的外傷後ストレス障害(PTSD)
むむう…。これだけでは断定出来ないですが、この「並び」だと、ゲーム脳を肯定的に扱っていると、推測出来ます。新保育学 :: ActionBrowserで内容を読むと、「コラム:メディアに蝕まれる子どもの生活」は、テレビの影響の弊害を説いています。とすると、ゲーム脳についても、そうでしょうね。
医学関連の教科書ですからねえ…。肯定的な紹介とすれば、激しくまずいでしょう。機会があれば、内容を調べてみようかな。
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コメント
こんにちは。ご無沙汰しております。
先日、大型書店に買い物に行きまして、そのついでにこの書を立ち読みしてきました。
完全に肯定的な扱いでしたね。
一応、「根拠に問題がある、という批判がある」という内容の文章は入っているものの、「テレビやネットを長時間するのも、脳機能を低下させるという援護がある」という謎の文章(一体、森氏以外で誰が言ったのでしょう?)を直後に入れていましたし、その後、運動や自然に触れることが大事、という森氏の主張をそのまま述べて締められていました。
教科書でこのような非科学的内容が肯定的に扱われている、というのは問題ですね。
ただ、森氏の主張を肯定している医学関係者、というのは脳科学ではなくて、小児科であるとか、保育学であるとかの方面が多いんですよね。
子供と直接接する機会の多い専門家が、このようなニセ科学を流布しているとしたら、科学教育という点でもまずいと思います。
投稿: SST | 2007年5月 2日 (水) 16:48
SSTさん、今日は。
情報、ありがとうございます。近所の書店で見当たらなかったので、助かります。
>完全に肯定的な扱いでしたね。
やはりそうでしたか。
>「根拠に問題がある、という批判が
>ある」
とした上で、
>「テレビやネットを長時間するのも、
>脳機能を低下させるという援護が
>ある」
と書かれているという事は、森氏の説を、ある程度積極的に擁護する、という立場なのでしょうね。
以前、確か放送大学の放送授業だったかと思いますが、社会心理学か何かの講義で、ゲームの悪影響が、無批判に紹介されていたのを見た事があるのですが、今回は、保育学の教科書に、「ゲーム脳」という概念が載ったという事で、大変問題ですね。
>小児科であるとか、保育学であるとか
>の方面が多いんですよね。
やはり、普段子ども達と接していて、問題意識が高い故に、受け容れ易いという事が、あるのでしょうね。しかし、善意からであっても、教科書で、ゲーム脳を肯定的に取り上げるというのは、由々しき事であると思います。
投稿: TAKESAN | 2007年5月 2日 (水) 17:48