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2007年3月18日 (日)

自身を知る

※3/17に、誤って、一旦アップしてしまいました…。

Interdisciplinary: メモ:武術とトレーニング。と、色々の補足。

必要無い筋肉を固めてしまっている訳ですから、一旦その力を抜いてから運動しなければなりませんし

こう書いていますが、もっと詳しく説明すると、「筋肉を弛緩させようと”思って”も、如何ともしがたい」場面もあります。たとえば、肩凝りのある人に、「凝っている所を弛緩させて下さい」と言ったとして、それが無茶な要求であるのは、当たり前ですよね。それが出来れば、肩凝りなんて存在しません。ですから、随意的に働かせられる骨格筋といえども、単なる能動的意識では、どうにも出来ない(言われた途端にどうこう出来る程簡単では無い)場合があるという事を、認識すべきですね。ここが、人間の身体の、面白い所です。ですから、「自分の身体のあり方」を、考える必要があります。どこがどのくらい固まっているか、それはどの様な運動に関わるのか、そこが固まっている事によって、どうパフォーマンスを阻害するか、等を認知し、その、固まった身体のあり方にネガティブな評価を与え、改善を志向し、全身のリラックスを促すのですね。このフィードバックは、心理学的・生理学的に(もっと学際的にも)、大きな現象だと思いますし、研究対象としても、興味深いものでしょう。バイオフィードバック等に相当するでしょうか。

丁度、月刊『秘伝』誌の4月号で、高岡氏が、サッカーについての話に絡めて、この辺の事を論じておられます。「ゆるむ」の定義についても載っています。興味のある方には、参考にされる事をお勧めします。

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