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2007年3月27日 (火)

フィールドワーク

テレビゲームを批判する人は、ゲームをすべきなのですよね。「やっていない人間が口を出すな」と言うのは、余り宜しくないですが、事は、ある文化が人間に害を及ぼすか否か(その定量的評価)、という問題ですからね。その対象をしっかり分析しないと、話にならない訳です。

どの様なゲームがあって、それがどういった分布をしているか。ヒットしているゲームはどんなジャンルか。(ユーザーの)年代によって、どう異なるか、等々。それを、きちんと分析する必要があります。ゲームという文化自体、他の文化の要素が複雑に絡み合い、形成されているものですから、そこを考えないと。

『テトリス』と『ドラクエ』が全然違うのは、それこそ、低学年の小学生でも、容易に解る事です。そういう違いを論ずる事も無く、一括りにして扱うのがどれ程乱暴か…それは、ゲームをちょっと知っていれば、簡単に理解出来ます。にも拘らず、ゲーム脳等に乗っかる人が、結構います。他の、「暴力ゲームの影響」に関しても、そうですよね。実際、「心理学的」には、悪影響を及ぼす可能性が見出されている訳ですが、ゲームをする人は、一種類のジャンルのゲームをやる訳ではありません。ゲームがこれ程社会に浸透したのは、その多様性にも拠ると、考える事が出来ます。ソフトを交換する事で、全く異なるコンテンツを楽しめる、という構造です。そう、そもそも、圧倒的に「多様」なのです。

これは、半ば本気なのですが、岡田尊司氏や森昭雄氏やヤンキー先生に、あらゆるジャンルの代表的なゲームを、一通り、やらせて見れば良いのです。そうすれば、解る筈です。いかに自身が浅はかであったかが。ホラーアクションと思しきゲームを「ロールプレイング」などと表現する事の、駄目さが。

もし、それでも、「ゲームは単純」云々と言うのであれば、基本的な認識力が、不足していると言えますから、その場合には、論理的なやり取りが全く通用しないという事が、はっきりと論証された、となるでしょう。

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