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2007年2月25日 (日)

速く読む

MORI LOG ACADEMY: 速読について

全く同意です。と言うか、近い内に、似たような内容のエントリーを書こう、と思ってたのです(笑)

その本に書かれてある分野についての既有知識に、依存するのでしょうね。知識が余り無いと、イメージを展開出来ないし、結局、(森さんの言い方を借りれば)「知った」だけになってしまう、という事になるでしょうね。殆ど見聞きした事すら無いような内容だと、読むだけ無駄、にもなりかねないですね(後から振り返って、「ああ、そういえば、以前読んだなあ」という、意味記憶の蓄積という点では、役に立つでしょうけれど)。比較的短時間で読んで現象を理解する、というのは、余程、認識力が高いのでしょう。羨ましいですね。でも、そういう能力を高めるには、地道に勉強していくしかない訳ですが。

ちょっと話は ずれますが。よく、活字に触れさせる事が大切だ、という意見がありますが、私は、もっとビジュアルで説明して、知識と結び付けさせるのが、重要だと思っています。具体的に知らないのでイメージ出来ない、という場合には、既有の知識から類推する訳ですが、そもそもそれが貧弱であった場合、想像力も乏しくなるのだと思います。「知っている」だけで、ろくすっぽ「解って」いない、という人、いますよね。あ、昔の人は、良い事言ってますね。「百聞は一見に如かず」と。この場合には、「百読は一見に如かず」、という感じでしょうか。余談ですが、空手の宇城憲治師範は、身体運動の専門家らしく、「百見は一触に如かず」という言い方を、なさっていますね(この言葉の由来自体は、ちょっと知らないのですが)。

で、森さんが言われている通り(ここ強調)、私には、速読に、積極的な意義が見出せないです。イメージを展開する時間をとらなければ、ちゃんと読んだ事にはならない、と思っています。ただ、この文脈の場合、具体的なイメージを展開させずに、書かれている現象を理解しないまま読む、というのが、「速読」に含意されている、とも考えられますが。そもそも速読に、どういう定義があるのか、知らないですし。

そういえば、前に、同じ様な内容のエントリーを書いたなあ、と思って調べたら、全くと言っていい程、同じでした(笑)⇒Interdisciplinary: 読む

お読みの方に、読んで直ぐ、内容を理解して頂ける様に、書きたいですね。これは、書く側の、認識の問題ですね。

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「随想」カテゴリの記事

コメント

エントリー「読む」も拝見しました。僕も、文章を読みながら映像化する習慣があって、映画を頭の中で再現するように読まないと、なかなかうまく進めることができません。なので、映像化が困難な文章(例えば、契約書など)は、とても読むのに時間がかかり、理解するのも大変です。
子供のときから本を読むことが好きだったのですが、文章を書くことは苦手で、随分苦労しました。いまではblogを書くことが良い訓練になっています。絵を描く場合は、自分がやった行為をほぼ精確に覚えているのですが、文字情報に対しては記憶力が弱く、何度も最初の方から読み返さないと文章を書き進められないのは、今でも変わっていません。
もっとスムーズに短時間で文章が書けたらなあと思う、今日この頃です。

投稿: corvo | 2007年2月26日 (月) 00:55

corvoさん、お早うございます。

読みながら、現象をちゃんと浮かべられないと、同じ所をぐるぐるとまわってしまいますよね。哲学書なんて、1ページ読むのにも、苦労します(笑)

 > blogを書くことが良い訓練になっ
 >ています。
私もですね。不特定多数の方に読まれる可能性があるので、それを意識すると、考えながら書かざるを得ませんしね。

私も、物凄く、書くのは遅いです。短時間でビシッと決めてみたいですね。書く時間の殆どは、推敲に充てていますし…。

投稿: TAKESAN | 2007年2月26日 (月) 09:12

TAKESAN、こんばんは。
 
以前、kikulogの七田の所でも書きましたが、「波動速読」について、七田氏がブログで書いています。
http://www.shichida.jp/makotoblog/archives/2006/11/index.html
>そして、自分の頭の上で、本をパラパラめくっていると、私にははっきりとイメージの絵は出てきませんでしたが、頭の奥というのか、目の奥というのか、「犬」というイメージが出てきました。(中略)目を開けてみると、その本は「名犬ラッシー」でした。
 
これなら、ちゃんと読んだ方がよっぽど速いですね。

投稿: ドラゴン | 2007年2月27日 (火) 21:45

ドラゴンさんへ。

改めて読むと、やっぱり、物凄い事が書いてありますね。

確かに、あんな事する位なら、直接読んだ方が速い…。

投稿: TAKESAN | 2007年2月27日 (火) 23:30

ああいう超能力系の話って、「何でそんな事しなくちゃならないの?」というのが、結構ありますよね。有用な何かが出来る、では無くて(全てそうとはいいませんけど)、ただ単に、「他人には出来ない何かが出来る」、なのですよね。
結局、自尊心が肥大しているのだと思います。優越感に浸りたいのでは無いでしょうか(言い過ぎかなあ)。

勿論、自尊心自体を否定している訳では無いのですが、余りそれが大きくなると、周りを省みなくなりますからね。

投稿: TAKESAN | 2007年2月28日 (水) 00:04

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