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2007年2月10日 (土)

授業参観で水伝

ニセ科学に二度びっくり - 巴里雀のつぶやき - 楽天ブログ(Blog)

あきれて嫁さんに聞いたらその授業なら先日の参観日でやったよ、とのこと。
なんでもリンゴにやさしい言葉とそうでない言葉を子供はおろか保護者にまでひとりひとりかけさせたというのだ。
後で切ってみて変化を調べたという。

むう…。授業参観の際に、そういう授業を行うとは。りんごに声をかけさせるなんて、初めて聞きました。変化を調べさせた、って(幾ら何でもあんまりでしょう、これは。授業時間に言葉をかけて、変化を調べるって、どれだけ言葉の威力は強いんだ。※全部授業時間内かは判りませんが)、結局どうなったのでしょうね。

2ちゃんねるに、理系白書についてスレッドが立っていましたが、やはり、「音波の影響は否定出来ないのでは?」という意見がありましたね。しかし、江本氏の主張は、全然違いますからね…。

話は替わって、昔、記号論をちょこっと勉強した時に、「何でこれを学校(小・中・高)で教えないんだろう」と、思いました。言語の恣意性って、圧倒的に重要な概念ですから。いかに自分が、言葉に雁字搦めにされていたかを、思い知りましたし。つまり、他人が発した言葉を無理矢理自分の辞書で解釈して、相手の認識を決め付けてしまうのですよね。そうでは無くて、「相手の辞書は自分のものとは違うかも知れない」と考えるべきなのですよね。一言で表現すると、「思い遣る」という事です。自分と相手の言葉の使い方にはズレがあるから、それを常に考え、コミュニケーションを円滑にしていこう、という認識を持つべきです。そうすると、言葉の定義がいかに重要かも解りますし。そういう考えを持っていれば、水伝の主張を見聞きした瞬間に、「これはおかしい」、となるのではないでしょうか。以前、こんなのを書きました⇒Interdisciplinary: ちょこっと記号論 記号論(記号学)を勉強した、と言っても、大分前に、少しやっただけなので、幅広く、深い知識がある、という訳ではありませんが。ソシュールの入門書を読むだけでも、認識が拓かれるのではないかなあ、と思います。『一般言語学講義』でも再読しようかなあ。今読むと、以前より理解出来るかも。前に読んだ時は、部分的にしか、理解出来ませんでした(笑)

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おまけ。某ブクマを見たら、こんなブログが⇒So-net blog:もと@ウェブロッガー:【長文】『人間ってそんなに偉いのか?』【注意!】

何か凄いですね。「突っ込みどころ満載」かあ…。ダウトとか言われちゃってますよ。危険とか言われちゃってますよ。ところで、「論理物理学」「実践物理学」って何ですか? 何と言うか、一線の物理学者にあんな物言いをするとは、勇者にも程がありますよ。後半に到っては、何が言いたいのか解らない…。ここまで、生半可な理解のままニセ科学批判者批判を繰り広げるのも、なかなかです。軽ーい中傷入ってますし。

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「科学論」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
授業参観……ってことは、その方のケースも研究授業だったのかなあ、などと思いました。
みなさん、怪しい話への納得力が絶大ですよね。
科学や権威(あるいは現代社会)への不信があるんだろうなあとも思うのですが、それもある種の懐疑主義と思うとなんというか。。。

投稿: 亀@渋研X | 2007年2月10日 (土) 12:11

亀@渋研Xさん、今日は。

保護者が参観している前で、そういう授業を行うというのは、結構凄い話ですね。他の保護者の方が、どういう反応をしたのかが、気になる所です。

 >科学や権威(あるいは現代社会)へ
 >の不信があるんだろうなあとも思う
 >のですが、それもある種の懐疑主義
そう思います。「まん延するニセ科学」の背景には、蔓延する科学・科学者不信、が、あるのでしょうね。論理によらない懐疑、と言うか。

投稿: TAKESAN | 2007年2月10日 (土) 12:39

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