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2006年11月17日 (金)

コンピュータゲームの定義

Wikipediaの、コンピュータゲーム - Wikipediaを覗いたら、記事が保護されていた事に、初めて気付きました…。

それはともかくとして、ちょっと気になったのが、コンピュータゲームの定義。

コンピュータゲームとは、プレイヤーの行動(入力)以外の全てをコンピュータによって処理されるゲーム。(引用者註:強調等ははずしました)

論理的には正しいのですが、何となく違和感が。コンピュータの構成を知らない人にとっては、意味が解らない、という気が。一般的過ぎて。

私は以前(ゲームとは何か(1)←改めて読むと、ツッコミ所満載ですね。その内書き直すかも知れません)、

ゲームの内、人間による信号の入力がコンピュータによって処理され、その結果が表示装置(ディスプレイ)やスピーカー等へ出力されるもの。出力された信号は、次の入力の手掛かりであり、操作の直接の対象である

という定義をしてみましたが、こちらの方は、論理的におかしいですね。「その結果が表示装置(ディスプレイ)やスピーカー等へ出力されるもの」を、「新たな情報が、人間が知覚可能な信号として出力されるもの」とでもすべきでしょうか。こうすると、遠い将来に出てくるかもしれない「におい」を使ったゲームとか、振動や圧力を信号とするもの等も、包含できますし。それと、「操作の直接の対象」というのも、ちょっと変ですね。必ずしもそうとは限らないですね。光信号くらいでしょうか。うーん、難しい。

人間によって入力された信号がコンピュータで処理され、次の入力の手掛かりとなる情報が、人間が知覚可能な信号として出力されるゲーム。

こんな感じでどうでしょう。入出力について具体的に記述しているので、解り易いかと(入出力装置を、「コンピュータ」概念に含めていません。「電子的に処理され」としようとも思ったのですが)。「人間が知覚可能な」は、光信号に限らない、という強調です。物凄く不毛な事の様な気もしますが…。結局の所、言い換えに過ぎませんし。

根本的な事として、「コンピュータゲーム」を、そもそも、一般的な「ゲーム」の部分集合として良いのか、という疑問もあったりします。

こういうのは、色々な論者が、様々な説を出しているのでしょうけれども、なかなか難しい問題ですね(前、「ゲーム」の定義が書いてあるのを見た事が無い、と書きましたが、自分が読んだ、社会科学・心理学系の本では、という意味です。そもそも、ゲームそのものを論じている本を、余り見た事が無いので、そちらは、良く知らないです←それじゃ駄目だろう、という感じですが…)。

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