私も観ました
慶さんのビューティフォーDAYS たけしの日本教育白書を観たのだ。
私は、前半の方と、石原都知事・久米さんとの討論の途中以降を観ました。
慶さんの仰る通りだと思いましたね。都知事の主張は、主観の一般化・決め付けが激しい様に感じました。これこれこうだからこうなる、と。たけしさんにしろ、都知事にしろ、やはり、強いカリスマ性を持っているので、慎重に発言して頂きたいものです。
>いたずらと決め付けていた。さらに
>は、「やる(自殺する)ならさっさとや
>ってしまえ」なんて事まで言っていた。
こんな発言があったのですか…。酷い。
>マスメディアの匿名性の問題につ
>いて、新聞は記事を書いた記者名を
>載せるべきだ
これは確か、インターネットのコミュニケーションの匿名性に絡めての発言でしたね。匿名性に(一部)問題点があると言えるとしても、一面しか見ておられないのでは無いかな、と思いました。
私にとって、「品格」というのは、威張らず、貶さず、丁寧な言葉遣いを心掛け、他人を思い遣る態度、だったりします。難しいですが(笑) こういうのって、殊更に、「失われた」とか、「取り戻そう」とか、言う事では無いと思います。それって、下品ですよね。
外見的印象で、「品格」を感じさせるのは、綺麗な姿勢、涼しげな表情、等でしょうか。いかにも日本人的な価値観として、「黒髪」というのも、案外重要な要素かも知れませんね。件の番組では、「品格がある人は?」というアンケートで、吉永小百合さんが1位でしたが、私の予想通りでしたね。和服・黒髪・美しい姿勢(これは本当に、見事だと思います)・物腰の柔らかさ・丁寧な言葉遣い等が、「品格」を印象付けるのでしょう。個人的な語感としては(辞書的には同じ様な意味ですが)、「品格」よりも、「気品」の方が合う様な気もします。出演者で、「凛としている」と仰った方がいましたけれど、それも相応しいですね。
話は替わって、途中で、故・双葉山氏の映像が出ていました。ビデオに録ろうと思ったら、他の番組を録画中でした…。惜しい事をしました。凄いベストだったなあ。
慶さんのブログのコメント欄に書こうとしたのですが、長くなり過ぎたので、加筆してエントリーを立てました(笑) つい長文になっちゃいますね。
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コメント
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「品格」って、なんだか捉えずらい言葉ですよね。「ナショナリズム」とも違う感じですし、立ち振る舞いってのも違う感じですし…。
「野蛮」とは相性が悪そうで、どちらかといえば「理性」に近い。
広辞苑だと、「物のよしあしの程度」って意味らしいです。人間として善いか悪いかってことでしょうかね。
なんだかこの言葉は「人間の本質とは何か」っていうような哲学的命題につながりそうなほど奥が深いものなんでしょうね。
投稿: 慶 | 2006年11月12日 (日) 23:02
慶さん、今晩は。
はっきりとイメージするのが難しいので、曖昧に用いる事が出来る、という面がありますね。悪い言い方をすると、何とでも言える、という。
奥の深い問題だけに、軽々しく使ってはならないなあ、と思いました。人によって、「品格」に含める要件は異なるでしょうから、水掛け論になってしまう可能性もありますしね。「いや、そんなの”品格”とは言えない」とか。
投稿: TAKESAN | 2006年11月12日 (日) 23:16