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2006年11月22日 (水)

水に「見せる」?

前に書いたのですが()、水に文字を「見せる」と聞いた瞬間に、「文字って、人によって、形が違うんじゃないの?」と反応するのが、普通だと思うのですよね。たとえば、書道をよくする人は、草書(草書体 - Wikipedia)で書かれた「有難う」は読めると思うのですが、私等の素人は、教えて貰わないと、判別出来ないはずです。「ありがとう」を見せると言っても、沢山の書体がありますし、ローマ字で「arigatou」、「ARIGATOU」、とも書けます。語形というのは、無数に生成し得るのですね。勿論、書かれた文字を構成する物質も、様々です。水伝を信ずる人は、この様な反論に対して、どう答えるでしょうか。

屁理屈だ、と言われるかも知れませんが、これが、言葉の本質なのです。そして、この程度の反論で矛盾が起こる程、水伝の主張とは、脆弱なものなのです。

ギャル文字で「ぁレ)ヵゞ`⊂ぅ」という字を書いて、水に見せても、水は美しくなるのでしょうかね。

この喩え、結構気に入っているのですが、駄目ですかね? だって、読み方によっては、「集合”ぁレ)ヵゞ`”は集合”ぅ”の真部分集合である」となるのですよ。意味が解りませんが。

今時、ギャル文字なんて使う人、いるのかな…。

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「科学論」カテゴリの記事

コメント

kikulogの、このエントリーは、めちゃくちゃ面白いですね⇒http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1130480344
そこら辺の科学哲学の本より、遥かに興味深いです。って、そんなに沢山読んだ訳ではありませんが。

投稿: TAKESAN | 2006年11月22日 (水) 17:03

水伝は、水に言葉を「聞かせ」ても、「見せ」ても、美しい結晶を作る、という主張ですが、「arigatou」という音声のパターンと、「ありがとう」という文字の形状には、何の直接的関係も無いのに、いずれでも同じ様な結果になる、という所がおかしいですね。

投稿: TAKESAN | 2006年11月24日 (金) 01:22

コメントととても参考になる資料ありがとうございました。

■「件数の少ない事例を過度に一般化することに対して特に慎重にする」
■「社会・文化的な変化に対する理解できる反応」として自殺行動を報道するのを控える」

ってありますね。・・・・感涙(大げさですが)。あたりまえなんですけど、これで大騒ぎしてたのが90年代の少年犯罪のマスコミであり、識者です。これが10年たってさまざまなところに影響してるわけです。言説って時間差があるんで・・・。もうほんとにマスコミも識者も読者も(もちろん私も含めて)反省すべきだと思います。
■自殺はしばしば多くの要因が複雑に関連して自殺が生じている。たとえば精神障害、身体疾患、薬物乱用、家庭的な問題、対人的な葛藤、人生の問題などさまざまな原因が自殺に関連していたことを認めるほうが有用である。
■慎重かつ正確に統計を解釈する
■信頼できる情報源を利用する
■時間が迫っているかといって十分に用意されてないコメントを安易に用いない
 かなり細かくのってる資料なんだから、こういうの記者の人は読んでくれるといいのに・・・。載せようかな・・・。

 たけしの教育白書は一応参考に流し見してたんですけど、たけしが下町美化に関しても「貧乏だから協力しないと生きていけなかっただけだ」とか。太田が石原にくってかかって「俺は運転席で震えてる父がいい!」とかはさすが「お笑い」として「カウンターやってるじゃない」と思いました。特に太田が「たけしさんが築いてきたきれいごとではないぶっちゃけを後続世代としてはここはあえて守らないとと思ったりもする」っていうのは私は共感できました。ただ、「カウンター」だけじゃだめなのかもなー、根拠がないんだなあと思いました。今のテレビじゃ無理な話なのかもしれませんが・・。
 厳密にはもちろん「客観」ってものはないんですが、「所詮は虚構である」って諦めてもしょうがないなあと思うんですよ。社会学系の本読んでると「科学は終わった」とか「人間って所詮わからない」とかそんな開きなおられても・・。「勝手に終わらせないでー」「諦めないでー」と思います。

投稿: 安原 | 2006年11月26日 (日) 01:15

安原さん、今晩は。

私もやはり、体感的に、治安が悪化していると思いこんでいたクチですね。そもそも、マスメディアの報道については懐疑的ではあったのですが、こと治安や少年犯罪については、殆ど鵜呑みにしてしまっていました。その認識から脱却出来たのは、ここ数年で、ですね。ネットでの情報収集は大きいと思います。

資料に書いてある事は、実に真っ当ですが、それを理解していない人が多いのでしょうね。

最近の太田さんの発言には、共感出来る事も多いです。太田さんの認識は、直感的なものなのだろうとは思いますけれど。

 >「勝手に終わらせないでー」「諦めな
 >いでー」と思います。
そうですね。諦めたって、しょうがないですものね。

たけしさんといえば、このブログにも書きましたが、週間ポストの連載を読んだら、最近の若者はバーチャルに馴れてどうのこうの…と書いていて、あちゃあ、と思いましたね。もうちょっと考えて下さい、と。

投稿: TAKESAN | 2006年11月26日 (日) 02:22

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