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2006年9月16日 (土)

文系の懊悩

中学・高校時代に、数学の勉強をサボり(しかも理由が、「こんなもの、役に立つか!」だったりします。余りに典型的です…)、高校を卒業してしばらくしてから、数学の重要さを認識する、という事があります。人文・社会科学でも、数学的知識は必要です。経済学は言わずもがなですが、心理学や社会学でも、確率・統計(勿論、それ以外も)の考えは必須ですし、領域横断的な分野では、そもそも文系・理系両方の知識が必要です。その事を悟って、後悔するのです。「もっと、ちゃんとやっとけば良かった…。」と。でも、嘆いてもしょうがありませんから、一念発起して、独習しようとすると、これがまたややこしい。高校三年間で、微積分すらやってない人間にとっては、数式の羅列が、宇宙語にしか見えないのです。大学の教材レベルの「微積分入門」という類の本を繙いても、二次関数すら忘却の彼方にある人間には、読める筈もない内容だったりします。そして、「どこが入門なんだ!」と言って投げ出すのです。その後は、「わかりやすい」テキストを探す旅に出るのです。果てには、「参考書コレクター」の誕生、という訳です(笑)

とまあ、こんな感じで、数学の勉強を続けていますが、やっぱり、中・高でやっておくに越した事は無いと思います。しかし、今の中・高生に、「後々役に立つからやっておいた方が良いよ。」とはなかなか言えません。後で役に立つから、と諭されたって、やる気になる訳がありません。経験者語る、です(笑)でも、後から、特に自然科学に興味を持ったら、数学は絶対必要ですからね。悩ましい所です。一番好ましいのは、数学そのものの面白さに目覚めさせる、いかに役に立つかを実感させる、という事でしょうけれど。具体的・実践的課題と結び付けて学習させる、というのは一つの方法ですね。プログラミングに興味を持って独学し、数学的・論理学的知識を身に着ける、という事もありますし。これは、学習科学的なテーマですね。

一般に使われる「文系」って、「数学が不得手である。又は、数学に苦手意識がある」、という意味じゃないかなあ、と思ったり。

今回の内容、まるで我が事の様に同意して下さる方も、結構いらっしゃるのではないかと思っています(笑)

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コメント

こんな事も書いてたのね。

実感こもってるなあ(笑)

投稿: TAKESAN | 2008年1月27日 (日) 12:32

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